自分に合ったヨーグルトでアンチエイジングしよう!
そのヨーグルト合ってる?
ヨーグルトって、整腸作用があるため健康によさそうというイメージがあるかもしれません。
それで毎日ヨーグルトを食べているという方が多いようです。
私もヨーグルトが好きで、食べているのですが、どんなヨーグルトでもよいと思って、スーパーなどで、安くなっているヨーグルトを買っていました。
どんなヨーグルトでも効果は変わらず、健康に良いのだろうと考えていたのです。
しかし、どうやらヨーグルトはどれでも、等しく健康に良いというわけではないようです。
便秘解消、腸内環境を整えるためにヨーグルト、というのは正しいと思われがちですが、場合によっては効果がないということが起こります。
なぜなら、ヨーグルトにはいろんな乳酸菌があるため、どれか一つを食べればすべて等しく健康によいというわけではないのです。
乳酸菌には本当にたくさんの種類があります。
これはほんの一部の乳酸菌で、ほかにもたくさんの乳酸菌の種類があります。
そのため、自分に合った乳酸菌を探すことから始めなければならないようです。
おいしく食べられるのであれば、自分に合っていないヨーグルトであっても、問題はないと思いますが、せっかくならば自分に合って、かつおいしいヨーグルトを食べたいですよね。
こんなことをお話しすると合わないヨーグルトは害があるかのように感じるかもしれませんが、自分に合わないヨーグルトを食べることで、何か悪影響があるということではないようですので、その面では安心して食べ続けてください。
ですから、私はこのヨーグルトがおいしいから、効果に関係なく食べ続けたいという場合は、食べ続けて全く問題ないと思います。
好みのヨーグルトがあるのに、それよりも口に合わないヨーグルトを選ぶと逆にストレスになってしまうかもしれませんから。
ヨーグルトの選び方
ここからは、自分に合ったヨーグルトを選びたい、という場合に何をすればよいのかということを見ていきたいと思います。
そもそも自分に合っているヨーグルトとは、どのようなものなのでしょうか?
スーパーなどで売られているヨーグルトの容器に書かれている乳酸菌の種類を見れば、自分に合ったヨーグルトがわかるのでしょうか?
実は乳酸菌の種類を見ただけでは、自分に合ったヨーグルトはわからないようです。
実際に自分で食べてみて、そのヨーグルトがあっているかどうかを確認します。
自分で食べてみないとわからないので、ちょっと大げさですが自分の身体で実験するようなものですね。
あるヨーグルトを2週間ほど食べてみて、便通が整ったり、腸の調子が良くなっていれば、そのヨーグルトはあなたに合ったヨーグルトということです。
量としては1日に100g~150g程度を食べるとよいと言われています。
ただし、食べるヨーグルトによって、1日に推奨されている量は違いますので、それぞれのヨーグルトの説明に従いましょう。
ヨーグルトを食べることで、腸内環境が整うということは、身体の免疫機能も高まるということになります。
免疫と腸内環境についてはこちらを参考にしてみてください。
そのため、自分に合ったヨーグルトを選ぶことができれば、風邪をひきにくくなったり、お肌の調子が良くなってくる、という効果もあります。
スキンケアの基本は、やはり腸内環境を整えることですね。
ヨーグルトがそれに一役買ってくれればうれしいことではないでしょうか。
逆に全く効果がないという場合は、そのヨーグルトはあなたに会ってない可能性がありますので、他のヨーグルトを試してみましょう。
また2週間程度続けてみて、その効果を確認します。
2週間という期間は、ヨーグルトの効果は即効性があるようなものではなく、持続的に摂り続けることで、徐々に効果が表れてくるものだからです。
乳酸菌は、食べたものがすべて私たちの身体のために、良い効果をもたらしてくれる、というものではありません。
多くの乳酸菌は胃酸や胆汁酸などで、死滅してしまって体外に排出されてしまいます。
死滅した乳酸菌も腸内細菌の餌になるため、腸内環境を整える作用はありますが、やはり生きた乳酸菌を腸内に届けるのが、一番効果が高いと言われています。
私たちの身体の中は、乳酸菌にとって過酷な旅をさせるような場所ですので、毎日継続的に食べることで、少しずつ腸内環境が変わっていくのです。
アンチエイジングや美容には?
自分に合ったヨーグルトを選ぶということは、やはりアンチエイジングや美容にはとても重要なことです。
腸内には善玉菌や悪玉菌、日和見菌と呼ばれる細菌がたくさんいます。
善玉菌がたくさんいれば、腸内環境は良い状態なのですが、加齢とともにどうしても善玉菌が減ってしまうのだそうです。
加齢とともに、なんとなく風邪をひきやすい、疲れやすい、肌の調子がどうも悪い、というような感覚がある場合は、腸内環境が加齢によって乱れている可能性があります。
そのため、善玉菌を増やすためには、ヨーグルトなどを食べて、身体によい菌を取り入れる必要があるのです。
発酵食品などは、ヨーグルトと同じように身体によい菌を腸内に届けることができると言われています。
味噌汁や納豆はその代表のような食品ですね。
また、ヨーグルトと同じ乳製品であるチーズも発酵食品の一つですが、このチーズも腸内環境にすごく良いと言われている食品です。
私たち日本人は、発酵食品に囲まれているために、比較的発酵食品を摂りやすいと思います。
醤油も発酵食品なわけですが、醤油や味噌を食べない日はないのではないでしょうか?
そんな状況下で、さらに自分に合ったヨーグルトを選ぶことで、腸内環境を整えることができれば、アンチエイジングや美容に効果が期待できるのです。
腸内環境を整えるということは、ダイエット効果も高める可能性があります。
腸内細菌には先ほどもお話ししましたが、善玉菌や悪玉菌、日和見菌が存在しています。
そして日和見菌は善玉菌が多ければ善玉菌に味方して、悪玉菌が多い場合には悪玉菌に味方します。
その日和見菌の中には、善玉菌を味方するときに働く菌があるのですが、その菌がダイエット効果を高める効果をもたらすということが報告されています。
なんとなくダイエットの効果が感じられないという場合は、腸内環境が乱れていないかということを確認する必要があるかもしれませんね。
まとめ
ヨーグルトの効果は、それぞれに合ったヨーグルトを選ぶことで効果を発揮します。
腸内環境を整えるためには、ヨーグルトがお勧めですが、毎日食べていてもあまり効果を感じないという場合には、違うヨーグルトを試してみるのが良いかもしれません。
やり抜く力はどんな時でも重要ですが、ヨーグルトに関しては、冒険心が重要かもしれませんね。
自分に合ったヨーグルトを探すということは、面倒なように感じるかもしれませんが、いろんなヨーグルトを食べることができますので、こんなヨーグルトもあったのかという小さな発見も楽しめます。