スナック菓子をやめたい?スナック菓子好きの私がやめるのに成功した方法
スナック菓子の魅力
スナック菓子っておいしいですよね。
おいしいがゆえに、本当に困ったことがたくさん起こってしまいます。
まず第一に、食べ始めると止まらないということがありますね。
これで終わり、と決めて食べたものの、この次、この次という感じで「これで終わり」が永遠に続いてしまいます。
結局は袋の中身全部食べてしまいますよね。
また、コーラなどの炭酸と一緒に食べたり、ビールと一緒にポテチなどを食べると、本当に至高の瞬間という感じになるのは誰もが納得してくれるはずです。
そしてさらに問題なのは次ではないでしょうか。
それは、食べている本人が、これは健康に良くないから食べるべきではない、ということをしっかりと理解しているにも関わらず食べてしまうということですね。
健康に良くないことはもちろん、アンチエイジングや美容にも良くないことはしっかりと理解している。
そのため食べることに罪悪感を持っている可能性がありますので、それはますます健康に悪影響を与えてしまうことがあります。
食べなくてもよい、むしろ食べたほうが健康に悪い、ということがわかっていて食べると、いろんな感情が出てきませんか?
一番よくないのは罪悪感ですし、自分の意志の弱さを自覚して落ち込んだり、というようなことがあるのであれば、ストレス反応などが身体の中で起こっている可能性もありますので、すごくよくない状況ですよね。
ストレス反応は、慢性的なものは身体に悪影響を与えますし、ひどい場合は脳にもダメージを与えると言われています。
ですから、スナック菓子などを食べるときには、身体や脳に悪影響を与えるストレスを感じないように、スパッと割り切って罪悪感などなく、思いっきりそのおいしさを楽しむほうが良いでしょう。
しかし、世間がこれだけスナック菓子の悪影響を、大々的に発表しているのですから、それはなかなか難しいことなのかもしれませんね。
こういったことは、私もすでに経験済みでして、乗り越えようとしてもその壁は本当に高くて分厚いものであるということを、身をもって経験しています。
今では本当にたまに一口つまむ程度になっていますが、そこまで至るのには本当に長い道のりでした。
効果のない対処法
私が行ってきた対処法の中でも、効果をあまり感じなかったものをいくつか紹介したいと思います。
食べる分だけ出す
スナック菓子を食べる分だけお皿などに出して、残りは袋を閉じで閉まってしまう。
この方法を進める方って多いですよね。
確かにその理由も理解できるのですが、これができる人って相当意志の強い人ではないかと思います。
私がこれをやっても、食べ終わったら、もう一度袋を出してきて食べてました。
これで食べる量を調整できるという方は、この方法を続けることで簡単にスナック菓子を食べる量を減らすことができますが、そうでない場合はこの方法に固執しても永遠に減らないでしょうね。
私はこれは自分の意志が弱いからできないのだと考えていましたが、意外と大勢の方が同じ経験をされていたので安心した記憶があります。
スナック菓子を買わない
これもよく聞く方法で、またまた理由もしっかりと理解できます。
家にスナック菓子がなければ食べない、という至極全うな反論しようもない方法です。
しかしですよ、これも意志が相当強くなければ達成不可能なような気がします。
恥ずかしながら、私もこの方法を試してみましたが、買い物でスナック菓子を買わないで帰っても、また出て行ってスナック菓子を買ってきていました。
単純に買い物の回数が増えただけ、という本当に情けない結果でしたね。
その分運動になってカロリー消費にはなるかもしれませんが、スナック菓子を食べれば帳消しどころかマイナスです。
これらに効果がない理由
スナック菓子を食べたくなる状況のときには、私たちの身体の中で何が起こっているのかを理解することがまず大切です。
スナック菓子が食べたい状況になっているのですから、スナック菓子を食べないという、ご紹介した2つの方法ではどうしても我慢しなければならない状況が生まれてしまいます。
我慢が生じる場合は、私たちって失敗する可能性が高いです。
ちょっと難しく考えてみるとこうなります。
長期的な利益、ここではスナック菓子を食べないことにより得られる健康効果よりも、短期的な利益である、スナック菓子を食べることで得られる満足感を比べたら、圧倒的に簡単に短期的な利益の方が得やすい状況が発生していますね。
その場合は、私は必ず短期的な利益を選んでいました。
これは私だけではなく、きっと多くの人がこうなのだろうと、自分を慰めるためにも考えていますがいかがでしょうか?
ですから、スナック菓子を食べる量を減らすためには、できる限り我慢の少ない方法で行う必要があるのですね。
効果的だった対処法
私がスナック菓子を食べる量を減らすために考えたことは、なぜスナック菓子が食べたくなるのか、ということを調べてみると、対処法がわかるのではないかということです。
そして分かったことは、私たちはどうも、栄養のバランスが偏ってしまっていると、スナック菓子のような栄養の全くないものを食べたくなるのだ、ということです。
そこで、自分の日々の食事を見直してみることにしたのです。
そうしたら、すぐに自分の食事のバランスが崩れていることがわかりました。
別にしっかりと献立を見直す必要もなく、ちょっと考えれば圧倒的に、野菜や果物が不足していたのです。
自分でもそれは自覚していたので、野菜ジュースや100%フルーツジュースなどを飲んてはいたのですが、それがまさに逆効果を生んでいたりして、まったくバランスがとれていなかったのですね。
フルーツジュースなど
ちなみに、野菜ジュースやフルーツジュースは、それが100%のものであったとしても、食物繊維が捨てられているために、甘いジュースと同じようなものでしかありません。
それによって血糖スパイクが起こって、血糖値を一気に跳ね上げ、さらにインシュリンが大量に分泌されることによって、血糖値を一気に下げることになるため、イライラしたり、すぐに空腹になったりしていました。
ですから、野菜ジュースやフルーツジュースなども、普通のジュースと同じように考えるべきなのかもしれません。
食事の改善
普段の食事では、コンビニの弁当で済ませてしまったり、カップラーメンなどを食べたりと、栄養のことなどほぼ考えていないような状態でした。
当然ですが、野菜や果物が圧倒的に不足している状態です。
今ではこのように書くことができていますが、その時にはその重要性に気が付かないで、永遠にスナック菓子をしまう、買わないなどの方法を続けていたのですが、どうにも成果が出ない。
そこで、この栄養のバランスの改善を試してみようと、ようやく重い腰を上げたような感じでした。
食事をできる限り、野菜や果物をメインにするようにしました。
煮物やサラダなどを、できる限りですが毎食で野菜を一皿分ほど食べるようにしたのです。
そうすると、少しずつ変化が起こってきたのを実感しました。
あまりスナック菓子などを食べたいと思わなくなってきたのです。
以前であれば、コンビニで新作のポテチなどがあればすぐに買って食べていましたが、今では全く魅力を感じなくなっています。
ここまで来てようやくわかったことなのですが、スナック菓子はやはり我慢するのではなく、それを欲しない身体を作ることが大切であり、それが一番簡単だということです。
さらに栄養のバランスが整ったことによって、甘いジュースやお菓子なども食べたいとは思わなくなってきました。
スナック菓子がやめられない、甘いお菓子をやめるなんて考えられない、人生が楽しくない、と考えている方も多いでしょう。
そういう私もその一人でしたから。
しかし、そういったものを食べたいと思わなくなった今となっては、スナック菓子をやめたところで、たいして不幸ではないということがわかりました。
やめたくない、という人がやめる必要はないと思いますが、やめたい、やめなければならないという場合は、栄養のバランスが崩れていないかをまずは確認すべきかもしれません。
まとめ
スナック菓子の魅力は、やめたいけれどやめられないという経験をしたことがある人なら、すぐにわかると思います。
その魅力はすぐに断ち切ることなど不可能ですよね。
我慢できるレベルではないというのが正直なところです。
ですから、我慢が必要ないような身体になることを目標にしてみるのが一番です。
そのためにも、食事の内容の見直しが必要かもしれませんね。