コーヒーのスキンケアへの効果!シミが少ない人の秘密とは?
肌のシミをなくしたい、改善したい
透き通る白い肌、透明感のある肌、張りのある肌、こういった肌をいつまでも保つというのは、いろんな努力をしなければならないのですが、やはり憧れますよね。
スキンケアにいろんな化粧水を使ったり、保湿剤もいろんなものを使って美しい肌をキープしようと努力しているけれど、いつの間にかシミができた。
シミに気が付いて、いろんなケアを行っているけれど、全く消えないどころか薄くもならない。
また別のところに新しいシミができてしまった。
スキンケアをしているにも関わらず、シミが改善されないと悲しい気持ちになりますよね。
内側のケア
シミを改善するためには、外からのケアももちろん大切なのですが、内側からのケアも考える必要があるのだそうです。
漢方の世界では皮膚は内臓の鏡と言われているほど、内面を映し出していると言われています。
それはつまり、肌トラブルの主な原因は肌表面ではなく、内臓、つまり、カラダの内側にあるということですね。
そういえば、夜中12時頃に何かを食べて、顔にニキビのようなものができた、という話をよく聞きますし、それもうなずけることですね。
そうなると肌表面だけのスキンケアでは、いわば、対症療法になりますので、根本的な原因は残っている状態のため、その原因を取り除かなければ、肌トラブルはくり返されます。
肌トラブルをくり返さない美しく健康な素肌を手に入れるためには、スキンケアだけではなく内面美容が必要不可欠なのではないでしょうか?
しかし、内面のケアといっても、いったい何をすればよいのかよくわかりませんよね。
そこで、肌のシミを改善したり、作らせなくするためにはスキンケアのほかに、いったい何をすればよいのかを少し調べてみました。
皆さんもそうだと思いますが、私も面倒なことをたくさん行うのは好きではないので、今すぐにできそうなものを探してみました。
コーヒーとシミの関係
そうすると、コーヒーが肌のシミに効果があるという研究結果を見つけることができました。
その研究では、非喫煙者の女性131人(30~60歳)を対象とした研究です。
その研究によると、1日2杯以上コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて紫外線による皮膚のシミが少ないことがわかったという報告をしています。
どうやらコーヒーには、肌をきれいに保つ効果があるようですね。
しかもコーヒーを飲むということですから、全く面倒くさくありません。
しかし、なぜコーヒーにそのような効果があるのでしょうか?
コーヒーポリフェノール
コーヒーの健康への効果はたくさんあるのですが、その要因としてあげられるがコーヒーポリフェノールです。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、ポリフェノールの一つで、強い抗酸化作用を持つと言われています。
抗酸化作用によって、私たちの身体を酸化から守ってくれるのですが、コーヒーにはお肌にもとても良い効果があるということが、この実験で報告されているわけです。
ポリフェノールの抗酸化作用は、肌の酸化も防いでくれるのですが、シミも皮膚が酸化することでできやすくなってしまいます。
コーヒーを飲む人の肌は、抗酸化作用によって肌が酸化から守られ、シミもできにくくなっているということが考えられます。
コーヒー好きにはこれは朗報ですね。
動脈硬化を防ぐ
コーヒーに含まれているクロロゲン酸は、動脈硬化を防ぐ効果もあります。
動脈硬化は、いろんな要因が重なって引き起こされるものですが、血管が酸化されることによって固くなるということが原因の一つになります。
また、血液内の脂肪などが酸化されることによって、過酸化脂質となってしまったものが血管壁にへばりついてしまうことでも引き起こされます。
つまりは酸化が動脈硬化に大きな影響を与えてしまうということになります。
しかし、クロロゲン酸はこの動脈硬化を防いでくれる作用があります。
それによって、血管をいつまでも柔軟で若々しく保ってくれる作用があるわけですね。
血管が柔らかいということは、血流も当然スムーズになります。
血流がスムーズになるということにより、身体の隅々に栄養が効率よく運ばれるようになるわけですね。
当然肌への栄養補給も効率よく、スムーズに行われるようになります。
肌のシミなどの肌トラブルは、血流が悪くなってターンオーバーが効率よく行われなくなることも要因の一つです。
また、肌は内面の鏡、という先ほどの言葉から考えると、動脈硬化が起こっていたり、それによって肝臓や腎臓が悪くなってしまうと、当然肌の健康を保てなくなってしまいますね。
その面でも、コーヒーは肌にとても良い効果があると言えそうです。
コーヒーがメタボを改善
肥満気味の方の場合は、肌のシミ、そばかす、くすみなどができやすくなっていることがあります。
不必要な脂肪からは、身体によくない物質を分泌していることがあります。
そうなると、当然ですが身体は抗酸化作用が弱くなってしまうことがありますので、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
そこで、コーヒーの様々な健康効果に注目があつまるわけですね。
その中にメタボ防止の効果があります。
なぜ、コーヒーにメタボ防止の効果があるのでしょうか?
カフェイン
まずコーヒーに含まれているカフェインはメタボ防止に効果があると言われています。
カフェインは、脂肪細胞に作用して、脂肪を分解する消化酵素を活性化する効果があります。
ちなみにカフェインには、集中力をアップさせるなど、他にも好ましい効果がたくさんあります。
カフェインのその他の効果はこちらからご覧ください。
クロロゲン酸とカフェインの相乗効果
しかも、コーヒーの中に含まれるカフェインの健康増進の効果は、ポリフェノールであるクロロゲン酸と組み合わせられることでさらに効果が増強されるともいわれています。
クロロゲン酸には、糖分の吸収を遅くして、食後の急激な血糖値の上昇を抑える作用、副交感神経を刺激して血圧を下げる作用、そして、体内の脂肪酸の分解促進などの作用があると言われています。
まさにアンチエイジングには必須の効果がずらりと並んでいますね。
糖分の吸収を遅くしてくれるという効果は、血糖スパイクを予防してくれるため、これもアンチエイジングには欠かせない効果です。
そして、これらの効果を持つクロロゲン酸とカフェインと一緒にとることになるため、コーヒーには、メタボを防ぎ、生活習慣病を予防する強い効果があるわけです。
また、カフェインを運動する前に飲んでから運動すると、脂肪燃焼効果がアップしたという研究結果もあります。
どれぐらいコーヒーを飲むのが良いのか?
コーヒーはやはり毎日飲んだ方が、今までの効果を得られやすくなります。
あまりいらっしゃらないとは思いますが、早く効果を出したいからといって、一気に何十杯も飲むのは当然身体によくありません。
ポリフェノールの抗酸化作用が期待できる摂取量の目安は、1日に1000mgほどと言われています。
もしもコーヒーだけでとるなら、3~5杯ということになります。
まとめ
コーヒーの肌への効果がすごかったですね。
コーヒーの健康への効果は数多く報告されいているのですが、肌のシミにも効果があるとは驚きです。
しかし、コーヒーだけを飲んでいれば、あとは暴飲暴食をしても肌をきれいに保てるわけでは決してないですのでご注意を。
スキンケアや食べ物、睡眠などに気を配るということは健康促進やアンチエイジングの基本です。
その上でコーヒーを楽しむ、というのが高い効果を生み出すのではないでしょうか?