読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

男女の違いにイライラ。そのストレスを減らすためには?

男女の違いは脳の仕組みが違うから?

 

夫婦喧嘩のイラスト

 

男女の脳の違いが話題になったことがありますね。

 

男女というのは、性別の違いがもちろんありますが、どうも脳の使い方もそれぞれ違っているようです。

 

そのため、お互いの行動にイライラしてしまうことが多々あります。

 

イライラしてしまうことは誰にでもあることですが、お互いの性質の違いを理解していれば、そのイライラも軽減するようになりますよね。

 

しかし、理解していない場合はもう大変です。

 

女性は、男性が回りのことに全く無頓着であることにイライラしたり、男性は女性の意味をなしていないかのような話し方にイライラする。

 

男女の脳の仕組みは、本当に水と油ぐらい違っていますので、イライラしないほうがおかしいと思えるほどです。

 

しかし、こういった小さなイライラも、確実に小さなストレスとなってしまいますので、アンチエイジングや美容のためには、ぜひとも解決しておきたい問題です。

 

そこで、男女の脳の仕組みの違いをいくつか見てみることにしましょう。

 

男女の視野の違い

close up photography of woman's right eye

 

男女は視野の使い方に決定的な違いがあるようです。

 

まず、女性は生活の中で子供を守ることが重要な役割でした。

 

そのため、その視野は子供を狙ってくる捕食動物などに敏感に反応する必要があったため、3メートル以内のものが良く見えるように発達しているようです。

 

対して男性は、狩猟によって家族に食糧を届けることが役割でした。

 

そのため、その視野は遠くの獲物をしっかりと捕らえるように発達しています。

 

3メートル以内の視野というのは、狩猟という観点からはおおよそ役に立たないものですよね。

 

なぜなら、3メートル以内にいる獲物はすぐに逃げてしまうために、捕獲することがかなり難しいものですから。

 

遠くにいる獲物を瞬時に見つけるために、男性の視野は3メートル以上離れた遠くに意識を集中させるように発展しているわけです。

 

person holding zoom lens

 

さて、これが男女一緒に住み始めると、かなり厄介なことが起こる可能性があります。

 

女性は、3メートル以内のことが良く見えるわけですから、食器を片付けるときにテーブルが汚れていれば、ついでに汚れを拭くということは簡単にできます。

 

歯を磨いているときに、前の鏡が汚れていれば、ついでに拭いて綺麗にするということも簡単にできます。

 

しかし、男性は3メートル以内のものはあまり注意深く見えないようにできているために、そういったことができないものです。

 

こういった男性の行動に、女性はどうしてもイライラしてしまうのですね。

 

しかし、男性のこの視野の問題を理解していれば、少しはイライラもまぎれるかもしれません。

 

そして、この男性の性質を治そうとするならば、かなり根気のいる作業になることは覚悟しなければなりません。

 

男性の脳の使い方として、進化の過程で獲得しているものですから。

 

女性は、男性が家のこまごましたことができるようにするためには、まずは一つのことを教えるようにしましょう。

 

食器を片付けるときには、テーブルの汚れもチェックするとか、鏡が汚れていないかはすぐにわかるでしょ、というようなことを一つ一つ教えていく必要があるわけです。

 

少し大人になった子供のように考えて接していく必要があるのが、遠くの視野を獲得している男性には必要になるのかもしれませんね。

 

女性のおしゃべり

 

男性にとっては、女性のおしゃべりは理解不能の部分があります。

 

女性にとっておしゃべりは、友達や仲間を増やす手段であったため、同意を求めたり、ということが目的であり、解決策を求めるものではないことがほとんどです。

 

woman sitting on yellow armless chair near gray laptop computer

 

これは、女性が子供を守ることが役割であったことが関係しているようです。

 

人間は子育ては集団で行っていたようで、女性は子供を守るために人間関係を浴したり友達を作るために、積極的に会話をしていたという歴史があります。

 

肉食動物などが襲ってきたときには、一人で対応するよりは集団で対応した方が確実に防ぐことができる、という意味で人間関係はとても大切だったのですね。

 

ですから、女性のおしゃべりは解決策や悩みを聞いてもらうというよりは、人間関係を築くために共感を求めているというわけです。

 

対して男性のおしゃべりは、確実な意思伝達です。

 

狩猟の際には、正確な情報を素早く伝えなければ、獲物は逃げてしまいますから、男性のおしゃべりは必要最小限で、正確であることが求められたわけです。

 

この違いによって、男性は女性の話を聞くと、困惑してしまうことが多いのですね。

 

何せ話すことの目的が全く違うわけですから。

 

ですから、男性が女性の話を聞くときには、解決策を求めているわけではないことがかなり多いことを理解して、ただ単に共感してあげるようにする必要があります。

 

職場での男女の違い

 

この話しの目的の違いが、職場などでもとても重要なことになってきているようです。

 

男性と女性の部下を持っている男性の上司がいるとした場合を考えてみましょう。

 

男性は、自分がどれだけ上司と話をできたか、ということはあまり気にしないものです。

 

しかし、女性の部下は他の男性の部下よりもあまり話をしてもらえなかったということを、かなり気にしているというケースがたくさんあります。

 

女性の場合は、人間関係を築くために話をするため、自分があまり話をしてもらえなかった場合、それがかなり気になるようです。

 

two men laughing white sitting on chairs

 

逆に女性の上司に、女性の部下と男性の部下がいる場合はどうでしょうか?

 

女性の上司の場合は、男性に頻繁に話しかけることがありますが、男性としては結論を聞かなければ話の意味が分からないことがほとんどです。

 

男性の内心は、「さっさと結論を言ってくれ!」かもしれません。

 

解決策

 

男女の違いを理解しないで、イライラしているとしたら、何かしらの解決策が必要になりますよね。

 

イライラを我慢するというのも一つの方法ですが、やはりストレスになってしまいますので、小さなストレスでも健康やアンチエイジングに影響を与えてしまうことがあります。

 

man and woman sitting on chair in front of monitor

 

そのため、男女の違いを理解して適切な対応をすることが大切です。

 

男女の違いが最も出るのは、やはり会話の方法でしょうか?

 

まず、女性が男性に話をしてきた場合には、解決策を求めていない場合が多いということを理解しておきましょう。

 

男性がすべきことは、共感して話を聞くということです。

 

男性が女性の話に対してすぐに解決策を話した場合、共感してもらえなかったことから、話を聞いてもらえなかったという印象を抱いてしまう可能性があります。

 

男性としては厄介な部分もあるかもしれませんが、脳の違いとして理解することで女性に対してイライラすることが少なくなるはずです。

 

女性は、男性に話をするときには、結論を最初に行ってしまう必要があります。

 

そうでなければ、男性の内心は「余計なことをグダグダ言わないで、要点だけを話せ」ということになってしまいます。

 

特に女性の部下が男性の上司に話す場合、また女性の上司が男性の部下に話すときには、この話し方が重要になります。

 

まとめ

 

家庭内だけではなく、職場や学校でも必ず男女はともに生活しているものです。

 

しかし、男女の脳の違いというものについては、あまり理解がされてない印象を持ちませんか?

 

男女の脳の違いを理解しないで、相手にイライラしていては、無用なストレスを抱えてしまうことになりますよね。

 

しかも男女の生活はほぼ一生続いていくわけですから、それにストレスを感じていては、アンチエイジングや健康にもよい影響があるわけがありません。

 

ですから、男女の違いをできる限り理解して、それに合わせた行動をとることが重要になります。