読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

アディポネクチンの分泌を増やして痩せる!その方法とは?

脂肪は悪者?

 

アンチエイジングや美容のために、そして健康促進のために脂肪を落としてダイエットしたい、という方は多いのではないでしょうか?

 

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脂肪をためすぎないということは、健康のためには基本ともいえることですので、脂肪を落とす、また今の適正な脂肪の量を維持するということはとても重要です。

 

ところで脂肪細胞は、私たちの身体には必要なものであり、私たちは様々な恩恵を脂肪細胞から受けています。

 

ですから、脂肪細胞を悪者のように考えるのは間違っているのですが、ダイエットの考えが広まっているからかもしれませんが、不必要なものだと考える人が多いように感じます。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

脂肪が私たちになぜ必要なのかは、こちらを参考にしてみてください。

 

アディポネクチン

 

脂肪細胞のイメージをアップさせるために、今回はアディポネクチンについて考えてみたいと思います。

 

アディポネクチンは痩せホルモンとか、長寿ホルモンと呼ばれているとても素晴らしいホルモンです。

 

アディポネクチンがたくさん分泌されれば、痩せホルモンと呼ばれるホルモンですから、ダイエットも効果的に進めることができるようになります。

 

また、長寿ホルモンと呼ばれているホルモンですから、長寿も期待できるというありがたいホルモンです。

 

なぜ長寿ホルモンと呼ばれるのかというと、100歳以上の高齢の方のアディポネクチンの分泌量が多いことからそう呼ばれています。

 

このアディポネクチンは、私たちの内臓脂肪から分泌されているホルモンです。

 

そのため、私たちの身体からもしも内臓脂肪がなくなってしまうと、アディポネクチンが十分に分泌されないという事態に陥ってしまいます。

 

そうなると、痩せたり長生きできなくなってしまうかもしれません。

 

ですから、内臓脂肪、そして脂肪細胞は私たちにとても素晴らしい恩恵を与えてくれているのですね。

 

内臓脂肪を増やせばよいの?

 

それでは内臓脂肪をどんどん増やせばよいのではないか、と思うかもしれませんが、そう簡単にいかないのが脂肪細胞の難しいところです。

 

内臓脂肪から分泌されるホルモンはたくさんあり、その中でもアディポネクチンなどの、私たちの健康に良い物は善玉物質と呼ばれています。

 

内臓脂肪が適正な量であれば、善玉物質を分泌する量が増えると言われています。

 

しかし、内臓脂肪がつきすぎると、悪玉物質を大量に分泌するようになり、アディポネクチンなどの善玉物質の分泌を抑制してしまうそうです。

 

その理由としては、脂肪が増えるということは、脂肪細胞が大きくなっていくということなのですが、大きくなりすぎることによって、いわば満員電車のように脂肪細胞同士がギュウギュウに押し合っている状態になります。

 

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そうなることで、脂肪細胞が炎症を起こし、様々な悪玉物質を分泌するようになるということなのです。

 

満員電車は通勤や通学の時間だけを頑張れば、何とか耐えられそうですが、脂肪細胞はそれが24時間毎日続くわけですからね、ストレスも相当たまるでしょう。

 

それはちょっとかわいそうですよね。

 

アディポネクチンを増やす方法

 

それでは、内臓脂肪から分泌されるアディポネクチンを増やして痩せる、ダイエットする、また健康で長生きするためにはいったい何をすればよいのでしょうか?

 

まず、アディポネクチンを食材などから直接摂ることはできないようです。

 

そのため、アディポネクチンを増やすためには、分泌を促す効果が高い食材を食べることが重要になります。

 

それでは、アディポネクチンの分泌を増やす食材とは、いったいどのようなものなのでしょうか?

 

大豆製品

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アディポネクチンの分泌を増やすためには、大豆製品が効果的だと言われています。

 

それは、大豆にβコングリキシニンという成分が含まれているからです。

 

アメリカなどの研究で、大豆βコングリキシニンを1日5g摂取すると、血清中の中性脂肪の値が改善され、内臓脂肪が低減すると報告されています。

 

内臓脂肪が減る効果がありますので、内臓脂肪がつきすぎている場合は、その量を減らすことで、アディポネクチンの分泌を促すことができると思われます。

 

さらに、このβコングリキシニン自体が、アディポネクチンの分泌を増やす効果があると言われていますので、ぜひとも積極的に摂っていきたいですね。

 

大豆製品としては、味噌や豆腐、納豆などがありますが、どれもβコングリキシニンを含んていますので、毎日食べたい食品です。

 

特に味噌や納豆などは発酵食品であるため、同時に腸内環境を整える効果も期待できるため、相乗効果でよい効果が期待できそうですね。

 

食物繊維

 

アディポネクチンを増やすには、食物繊維を摂ることが重要であると言われています。

 

食物繊維は、腸内環境を整えるために絶対に必要なものであるということは、誰もが知っていることだと思います。

 

そして、食物繊維はそれだけではなく、アディポネクチンの分泌を増やす効果があるという研究報告があります。

 

欧米での複数の研究で、オートミールなどの食物繊維を豊富に含んだ食品を食べている人のアディポネクチンの分泌量が、普通の人に比べて多くなっていることが報告されています。

 

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アディポネクチンを分泌してダイエット効果を高め、痩せたいという場合には、緑黄色野菜や果物を摂って、食物繊維を摂取することがとても大切ということになりますね。

 

リコピン

 

リコピンを摂ることで、アディポネクチンを増やすことができると言われています。

 

リコピンというと、どの食材が思い浮かぶでしょうか?

 

やはりトマトですよね。

 

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トマトの赤い色はリコピンによって作られているものです。

 

リコピンは、まず強い抗酸化作用があります。

 

そのため、身体の酸化を防いでくれるため、その意味でも積極的に食べたい食材ですよね。

 

また、リコピンにはアンチエイジングや美容にうれしい美肌効果があるともいわれています。

 

加えて痩せホルモン、長寿ホルモンであるアディポネクチンの分泌を促してくれるという素晴らしい成分。

 

ですから、アンチエイジングや健康促進のためには、リコピンは必須の成分ということになりますね。

 

マグネシウム

 

マグネシウムを含む食材も、アディポネクチンの分泌を増やすと言われています。

 

マグネシウムを含む食材としては、わかめ、昆布、ゴマ、ヒジキなどがあります。

 

また、アーモンドにも含まれています。

 

アーモンドであれば、コンビニやスーパーなどでも手軽に買うことができますので、気軽にマグネシウムを摂ることができるのではないかと思います。

 

 

healthyounger.hatenablog.com

 

アーモンドの効果は他にもたくさんありますので、こちらの記事なども参考にしてみて下さい。

 

有酸素運動

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アディポネクチンの分泌を増やすためには、内臓脂肪の量を適切な量にする必要があります。

 

そのためには、やはり有酸素運動が有効になります。

 

内臓脂肪はエネルギーに変わりやすい脂肪ですので、有酸素運動を行うことで比較的簡単に減らすことができると言われています。

 

有酸素運動の時間を作るということができればそれが一番ですが、もしも時間がないという場合でも、日常生活の中でしっかりと身体を動かすことを意識することで、内臓脂肪を減らすことは可能だと言われています。

 

まとめ

 

アディポネクチンの分泌を促すためには、アンチエイジングや健康促進を促すための食生活と共通しているようですね。

 

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アディポネクチンを増やして痩せる、という目標を達成することが、同時にスキンケアやアンチエイジングの効果ももたらすということになります。

 

となると、これは実践するしかなさそうですね。