コーヒーで腸内環境を整えればダイエット効果が高まる?
コーヒーの香りでリラックス
コーヒーを飲むとリラックスできますよね。
コーヒーの香りだけでもリラックスできるため、カフェの前でコーヒーの香りを嗅ぐとなんとなく良い気分になってしまいます。
コーヒーの健康へのたくさんの効果は、様々な研究報告で明らかになっていますが、香りによりリラックス効果もその一つと言われています。
そのため、仕事や人間関係、その他ストレスを感じたような時には、コーヒーを飲むのはもちろん、香りを嗅ぐだけでも効果があると言われていますね。
コーヒーの香りでリラックスできるのは、脳からアルファ波が出てくるからだそうです。
アルファ波は、覚醒しているけれどリラックスしているときに出てくる脳波と言われ、瞑想しているようなときによく出てくる脳波です。
それがコーヒーの香りを嗅げば出てくるのであれば、かなり手っ取り早く感じるのは私だけでしょうか?
これはぜひとも活用していきたい香りですね。
コーヒーは腸もリラックスさせる
香りだけではなく、コーヒーを飲めばもちろんたくさんの効果があります。
その中でも、今回はコーヒーの整腸作用についてみてみたいと思います。
まず、コーヒーは腸をリラックスさせる効果があると言われており、特に大腸の筋肉をリラックスさせる効果があると言われています。
大腸の筋肉がリラックスすると、人は便意を感じやすくなると言われていますので、その結果、便通の改善ができるということなります。
大腸の筋肉をリラックスさせるのは、カフェインが原因と考えられているようですが、デカフェのコーヒーでも同じような効果があることから、カフェインだけが理由ではないようです。
まだ研究途中のようですが、リラックス効果自体は間違いないようなので、私のようなコーヒー好きには、コーヒーを飲むことで便通をよくすることができるのはうれしい効果です。
腸の蠕動運動を刺激する
コーヒーは腸の蠕動運動を刺激すると言われています。
その理由は、コーヒーに含まれているカフェインです。
カフェインは腸を適度に刺激して、蠕動運動を加速させる効果があります。
蠕動運動は便を腸の外に送り出そうとする運動のことです。
この運動が加速されるのですから、当然便通は良くなることから、腸内環境を整える効果があります。
便が必要以上に体内にとどまる、いわゆる便秘はアンチエイジングには、本当に悪い影響を与えてしまいます。
便秘になれば、当然腸内細菌は悪玉菌がたくさんいる状態ですので、身体に悪い分泌物がたくさん出てきてしまいます。
それが血液に乗って、全身くまなく運ばれるわけですから、体中に悪影響が出てしまうことになります。
コーヒーが蠕動運動を刺激してくれることで、便通をよくすることができれば、逆にアンチエイジング効果も高くなることが期待できますね。
クロロゲン酸
コーヒーポリフェノールとも言われるクロロゲン酸は抗酸化物質のため、身体を酸化から守ってくれる成分です。
腸が酸化されれば当然腸内環境が悪くなっていきます。
酸化されることで、腸の活動が悪くなれば、蠕動運動などの活動が悪くなるため、便通が悪くなってしまったり、身体に必要な栄養を吸収できなくなってしまったりするため、老化が進んでしまう可能性があるわけです。
しかし、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が酸化を防いでくれるため、腸も酸化されずに活発に活動できるため、腸内環境を整えることができます。
コーヒーオリゴ糖
コーヒーには、コーヒーオリゴ糖と呼ばれる成分が含まれています。
コーヒーオリゴ糖は、その名前からわかる通り、オリゴ糖の一つです。
オリゴ糖は、糖という名前がついていますが、胃や小腸で糖質として体内に吸収されることはほとんどなく大腸に届きます。
そして、大腸に届いたオリゴ糖は、腸内細菌の善玉菌であるビフィズス菌の餌となります。
その結果、ビフィズス菌の数が増えていくことにより、腸内環境が整えられ、アンチエイジングや美容にとても効果があると言われています。
オリゴ糖の一つであるコーヒーオリゴ糖も、吸収されることなく大腸まで届くため、腸内環境を整える効果があると言われています。
腸内環境を整えて痩せやすく
コーヒーを飲むことで、腸内環境を整えることが可能であることが分かったのではないでしょうか?
腸内環境を整えることは、痩せやすい体質になるためにも必須なことであることはご存知でしょうか?
ダイエットなどを実践されている場合は、痩せやすい身体の獲得はぜひとも目指したいですよね。
そのためにも、腸内環境は無視できない要素です。
ダイエットで痩せたいという場合は、脂肪を減らしたいということが一番の目的です。
脂肪は私たちの身体に必要不可欠ですので、適量を維持することがアンチエイジングや美容にはとても重要です。
逆に脂肪が増えすぎてしまうと、悪性物質と呼ばれる身体によくないものを分泌するために、アンチエイジングどころか老化を進めてしまう結果になってしまいます。
ですから、脂肪を必要以上にためすぎないということが、アンチエイジングや健康促進にはとても重要なのです。
しかしながら、それができれば苦労しない、という気持ちの方が多いのではないでしょうか?
同じような食生活をしているにもかかわらず、痩せやすい人がいたり、痩せにくい人がいます。
そして痩せにくいほうに入っている方が、それができれば苦労しないと感じやすいのではないでしょうか?
もちろん、痩せにくい理由は一つだけではありません。
痩せにくいと言っている方の場合、ご飯を減らしているから、お菓子は大丈夫と言って食べている方もいるでしょう。
また、仕事中などに甘いジュースを何本も飲んでいたり、栄養ドリンクをたくさん飲んでいる方もいるでしょう。
日ごろエスカレーターやエレベータを使ったりするため、歩く機会が少ないなど、そういう場合は、痩せにくいのは食生活のせいなので、体質のせいではありません。
しかし、健康に良い食生活をしているにも関わらず、また、家族で同じような食事をしているにも関わらず、自分だけ痩せにくい、というような場合は、腸内環境が乱れている可能性があります。
アメリカの研究で、同じような食事をしているにも関わらず、痩せやすい人と痩せにくい人がいるのはなぜか、ということを調べたものがあります。
ご存知の通り、アメリカでは肥満が深刻な問題になっているようなので、このような研究が盛んにおこなわれているようです。
それらたくさんの研究によって、痩せにくい人は、痩せやすい人に比べて、著しく腸内にいる善玉菌の量が少ないという結果が報告されています。
腸内環境もやはり個人差があるために、同じような食事をしている場合でも、良い環境になったり、悪い環境になったりすることがあるようです。
そのため、痩せにくいなと感じた場合には、自分に合わせた腸内環境の整え方がとても重要になります。
コーヒーを飲むことで、腸内環境を整えながら、食生活の改善をしていくことでも、腸内環境を整えれば、痩せやすい体質を獲得できるかもしれませんね。
まとめ
コーヒーには、本当にたくさんの健康に良い効果がありますね。
今回はコーヒーが腸内環境に与える効果がどのようなものかを見てきました。
コーヒーが嫌いな場合は、もちろん飲む必要はありませんし、体質的にコーヒーが合わない場合は飲む必要もないでしょう。
しかし、コーヒーが好きな方は、ぜひともこの効果を生活に取り入れて、アンチエイジングを効果的に進めていかれてはいかがでしょうか?
もちろん、コーヒーは砂糖を入れないで飲んだ方が効果が高いですよ。