小腹がすいたら本当にお腹がすくまで待て!とはいっても何か食べたいときはどうする?
小腹がすいたときの対処法
小腹がすいた場合は皆さんどうされているでしょうか?
アンチエイジングや美容、健康促進の観点から考えた場合は、対処法は一つ。
大腹がすくまで待て、というのが正解の対処法です。
それでは、今回はここまでです、ありがとうございました。
ではあまりに短いので、小腹がすいたときの対処法について、少し触れたいと思います。
小腹がすいたら、本当にお腹がすくまで待つというのが基本中の基本ですが、とは言ってもいつもそうできるわけではないですよね。
仕事や勉強をしているときには、小腹がすくとパフォーマンスが落ちてしまうから、何か食べたい、という方も大勢いらっしゃいます。
そこで食べてしまいがちなのが、手軽に口にすることができるジャンクフードと呼ばれる食べ物です。
ジャンクフードの魅力は、小腹がすいたときに最大限引き出されるように感じるのは私だけでしょうか?
一応触れておくと、ジャンクフードというのは、栄養がほとんどなく、糖質や脂質の塊のような食べ物のことです。
そのため、ファーストフードだけではなく、ポテチなどのお菓子も含まれますので注意してくださいね。
魅力があるからと言って、こういったジャンクフードを食べると、アンチエイジングや美容に弊害があるので、食べないようにしましょう。
ジャンクフードは、脳を萎縮させるという研究結果もありますので、そこは徹底した方が良いと思います。
小腹がすいたときに食べてもよいおやつ
小腹がすいたときには、おやつとして食べてよい、アンチエイジングや健康によいものを考えてみたいと思います。
野菜や果物
やはりお勧めは野菜や果物になります。
野菜に関しては、野菜スティックのようなものであれば、手軽に食べることができますのでお勧めです。
コンビニやスーパーでも購入できますが、割高になる場合がほとんどですので、野菜スティックは自分で作って鞄に入れておくのが良いのではないでしょうか。
ただし、暑い夏の日に鞄に入れっぱなしでは、野菜が傷んでしまうかもしれませんので、職場などに冷蔵庫などがある場合は、そこに入れておくことをお勧めします。
そして果物も、小腹がすいたときに食べるにはとても良い食材です。
バナナ
中でもお勧めなのは、やはりバナナです。
プロのアスリートが、バナナを食べているのをテレビなどで見たことがある、という方は多いのではないでしょうか?
それには、ちゃんとした理由があります。
バナナには、ブドウ糖、ショ糖、果糖など、様々な種類の糖質が含まれています。
このいろんな糖質が含まれているということがとても重要で、ブドウ糖は速やかに体内に吸収されて、脳に供給されます。
朝にバナナを食べると、頭がすっきりするという方が多いですが、それはこのブドウ糖が理由の一つになっています。
そして、果糖は緩やかに体内に吸収されていくため、血糖値を急上昇させることなく時間をかけてエネルギーになっていきます。
ショ糖は、ブドウ糖と果糖からできている糖質です。
ここからわかる通り、バナナには即効性と持続性がありますので、小腹がすいたときにに、なんとなく集中できないとか、疲れたという場合にとても良い果物ということが言えそうですね。
バナナには食物繊維も豊富に含まれていますので、血糖値の急上昇を抑えてくれる効果もあり、さらに腸内環境を整えることもできます。
ストレス対策
また、バナナはストレス解消のためにも良いと言われています。
その理由は、バナナにはセロトニンの材料となるトリプトファンが豊富に含まれていることにあります。
ただし、トリプトファンをセロトニンに変えるときには、ビタミンB6が必要になるのですが、バナナにはビタミンB6も豊富に含まれています。
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれることともある神経伝達物質ですので、精神を安定させたり、明るい気持ちで物事に対処するために必要な物質と言われています。
小腹がすいたときに、バナナを食べることで、エネルギー補給をしつつ、精神安定も同時に行うことができれば、その後のパフォーマンスも上がりそうですよね。
バナナを食べることで、さらにマインドフルネスなどの効果も高くなることが期待されます。
チョコレート
チョコレートは、抗酸化物質をたくさん含んでいる、小腹がすいたときにはとても良い食べ物です。
チョコレートに含まれている成分に「テオブロミン」があります。
テオブロミンの効果としては、血管を拡張させるという、アンチエイジングや美容、そして健康促進にはとてもありがたいものがあります。
なぜなら、血管を拡張させることで、血流が良くなり、体中にしっかりと栄養を届け、老廃物を除去することができるため、アンチエイジングにやもってこいの効果になります。
さらにテオブロミンは、血流を良くすることによって、体温を維持することができ、そのことによって、免疫力アップの効果も期待できると言われています。
そして、テオブロミンには、小腹がすいたときに食べると、とても良い効果があります。
それは、脳内のセロトニンに働きかけることによって、食欲を抑える効果と、リラックスできる効果があります。
小腹がすいたということで、何かを食べると食欲が爆発してしまうことってないですか?
そうなるともう、ジャンクフードなど見境なく食べ始めてしまったりしてしまいがちです。
そんなときには、チョコレートのテオブロミンに助けてもらいましょう。
またチョコレートにはポリフェノールが含まれていますので、身体を酸化から守ってくれるありがたい食べ物です。
注意点
チョコレートなら何でもよいかというと、そういうわけではないので、そこは注意が必要になります。
様々な研究報告によると、健康に良い効果をチョコレートから得ようと思った場合には、カカオ含有量70%以上のチョコレートでないと効果が得られないようです。
市販されているチョコレートは、その主成分はほぼ砂糖であることがほとんどです。
そのようなチョコレートは、先ほどのような効果を望むことはできませんし、ちょっと食べると食欲が爆発するタイプのおやつですので注意してください。
カカオ含有量が多い物は、ほぼほぼパッケージにこれ見よがしに含有量が書かれていますので、それを目印に買えば問題ないと思います。
小腹が満たされない
果物やチョコレートを食べても小腹が満たされない場合があると思います。
というか、食べた直前はほぼ100%小腹は満たされないでしょう。
しかし、ここでさらに大量にいろんなものを食べるのはよしておきましょう。
まず、その後に自分を責める罪悪感をしっかりと感じることになってしまいます。
そのような無用なストレスは感じないのが一番です。
そして、果物やチョコレートの糖質が吸収されるには時間がかかります。
そのため、それらを食べた後は、30分程度時間を置くことが大切です。
その間にじわじわと糖質が体内に吸収されていきますので、小腹が満たされてくると思います。
まとめ
小腹がすいた場合は、基本は大腹がすくのを待つことであることは忘れてはいけません。
しかし、どうにも集中できないとか、疲れてしまって頭が働かない、というような場合には、大腹がすくのなんて待っていられません。
そんなときには、ジャンクフードは食べないで、ご紹介したような果物やチョコレートを食べることをお勧めします。
ここでは触れていませんが、ナッツ類もお勧めです。
そして重要なことは、小腹が満たされないからと言って、さらに余計なものを食べてしまわないようにすることです。
糖質の吸収は少し時間がかかることを理解して、上手に小腹とお付き合いしてくださいね。