読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

味噌汁は飲む美容液!腸内環境を整える効果はヨーグルト以上?

味噌汁のすごさ




味噌汁って毎日飲んでいますか?

 

味噌汁を毎日飲むということは、アンチエイジングや美容のためにはとても良いことだと言われています。

 

味噌汁は飲む美容液とまで言われていますから、その効果はかなりすごそうですよね。

 

味噌汁が健康に悪いということは、あまり聞いたことがありません。

 

塩分

 

味噌汁の健康への悪影響としては、塩分が多いということが言われますが、よほどたくさん食べない限り、それほど心配する必要もなさそうです。

 

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塩分が気になるという場合は、味噌汁の具に野菜をたくさん使って、野菜に含まれるカリウムをたくさん摂るようにすればよいでしょう。

 

カリウムは、体内のナトリウムバランスを整えてくれるため、摂りすぎた塩分を体外に排出してくれる効果がありますのでお勧めです。

 

腸内環境への効果

 

味噌汁が健康に良い、アンチエイジングに効果的と言われる理由はたくさんありますが、私は味噌が発酵食品であることが最も重要であると考えています。

 

発酵食品は、腸内環境にとても良いということは常識になっていますよね。

 

そのため、CMではヨーグルトが腸内環境と整えるということを強調していますね。

 

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ヨーグルトで腸内環境と整える、というCMを見ない日はないのではないかというぐらいにたくさんのCMが流れています。

 

味噌に関しては、ヨーグルトほどにCMの数がないため、たまにしか見ませんし、見たとしても腸内環境に関してはほぼ触れられていません。

 

しかし、味噌、そして味噌で作られる味噌汁は、発酵食品ですから当然腸内環境にとても良い効果があります。

 

私は味噌のCMも腸内環境を大々的に取り上げることで、味噌のすばらしさをアピールした方が販売促進につながるのではないかと思うのですが。

 

日本人は昔から味噌汁を飲んできているので、ヨーグルトよりも味噌の方が体質的にはあっているという研究報告もあります。

 

腸内環境を整えるためにヨーグルトを食べるということはとても良い習慣なのですが、合わせて味噌汁を毎日飲んでいるか、ということも重要になります。

 

外食が多い、ファーストフードばかり食べている、という方は味噌の恩恵について理解して、腸内環境を整えるためにも、ぜひ毎日味噌汁を飲んでもらいたいですね。

 

味噌汁が腸内環境を整える理由

 

味噌は発酵食品であるということから、腸内環境に良いということが言われますが、その理由はどこにあるのでしょうか?

 

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味噌は発酵食品ということで、乳酸菌を豊富に含んでいます。

 

乳酸菌はそれ自体が、腸内で善玉菌として存在している菌です。

 

その乳酸菌を摂ることができる味噌は、当然腸内環境にとても良い影響を与えそうですよね。

 

また、この乳酸菌は熱を加えることで死んでしまうものもあるのですが、死んだ乳酸菌は腸内に届くと善玉菌の餌となるため、死んだ後も善玉菌を増やすことに役立つというとてもうれしい存在なのです。

 

乳酸菌はヨーグルトの中にも入っているので、腸内環境を整えるのにとても効果的なのですが、昔から味噌汁を食べてきている私たち日本人の腸には、ヨーグルトよりも味噌の方が体質にあっていると言われています。

 

考えてみると、私たちの身体は食べたものでできているわけで、さらに私たちの身体は先祖代々受け継がれているわけですから、ご先祖様が食べていたものからできていると言ってもよいようなものです。

 

そのご先祖様はヨーグルトはあまり食べていなかったようで、逆に味噌汁や味噌で作った食べ物をたくさん食べていたようですから、私たちの身体に味噌があっているというのもうなずける話です。

 

食物繊維

 

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味噌はそれだけで食べても、腸内環境に良い影響を与える優れた食材なのですが、通常はいろんな料理に使われる調味料のような役割ではないでしょうか?

 

そして味噌汁が最もポピュラーな料理でしょうね。

 

味噌汁にするときには、お湯と出汁と味噌だけでも十分においしいのですが、やはりそれだけではなんとなく味気ない気がしてしまいます。

 

味噌汁というと普通は、豆腐や野菜が入っていたり、たまに卵を入れてみたりとか、いろんなものを入れることができるのが、味噌汁の良いところですよね。

 

味噌汁に野菜などの具を入れることで、味噌汁はさらに腸内環境を整えるのに素晴らしい役割を果たしてくれます。

 

それは、乳酸菌に加えて食物繊維を摂ることができるからです。

 

食物繊維を摂ることで、腸内環境は善玉菌が住みやすい、とても快適な環境になっていきます。

 

それはなぜか?

 

まず、食物繊維には2つの種類があります。

 

不溶性食物繊維

 

不溶性食物繊維は、胃で消化されることなく腸に届きます。

 

この食物繊維はその名の通り、水に溶けにくいもので、水を吸収して膨らむ特徴があります。

 

水で膨らむことで体積が大きくなりますから、結果として便の量を増やす効果があり、それによって便通を整えることができます。

 

便秘はアンチエイジングや健康には大敵です。

 

その便秘を、不溶性食物繊維は改善してくれるありがたいものです。

 

水溶性食物繊維

 

水溶性食物繊維は、水に溶けやすい食物繊維で、水に溶けるとヌルヌルとした状態になります。

 

それによって、糖質や脂肪の吸収を緩やかにしてくれる作用がありますので、アンチエイジングや美容、健康促進にはとても重要な成分です。

 

さらに、水溶性食物繊維は腸内の善玉菌の餌になるものです。

 

そのため、水溶性食物繊維が腸内にたくさんあれば、善玉菌がそれを食べることで増加していくことができます。

 

さらに水溶性食物繊維を善玉菌が餌として食べて分解する過程で、短鎖脂肪酸を発生させることがわかっています。

 

短鎖脂肪酸にはたくさんの種類があるのですが、それらが腸内の善玉菌にとても良い影響を与えてくれるのです。

 

まず、短鎖脂肪酸が発生することで、腸内が酸性に傾き、腸内の悪玉菌は住みづらい環境になります。

 

そして、短鎖脂肪酸の一つである酪酸は、腸を活発に動かすためのエネルギーとして使われます。

 

腸内の善玉菌が水溶性食物繊維をたくさん食べて、酪酸をたくさん発生させることができれば、腸が活発に動けることになり、便通などが整って腸内環境がさらに整うということになります。

 

嬉しいスパイラル状態に腸内環境が陥るということですね。

 

1ランク上の味噌を選ぶ

 

豆みそのイラスト

味噌は発酵食品ですので、できれば毎日食べたい食材ですが、選び方も重要になってきます。

 

どうせならたくさん乳酸菌が入っているものや、身体によい味噌を選びたいですからね。

 

味噌は発酵食品ですから、発酵させるのに時間がかかります。

 

ところが、安い味噌は、発酵の時間を短くする「速醸」という製法が使われていることがあります。


麹菌は温度が上がると活発に活動するため、人工的に温度を上げ下げすることで、麹菌の活動をコントロールしているのです。

 

時間を短縮できるため、たくさんの味噌を作ることができるわけですが、時間をかけて発酵させていないので、十分な菌がいない状態になり、結果として保存料などの人工物を添加する必要があります。

 

時間をかけてゆっくりと発酵させた本物の味噌は、乳酸菌などの菌がしっかりと入っていますが、時間をかける必要があり、大量に作ることができないために、どうしても割高になってしまいます。

 

しかし、アンチエイジングや美容のためには、その程度の投資はするべきなのではないかと私は思います。

 

まとめ

 

味噌、味噌汁のすごさが改めてわかりましたね。

 

しかし、その効果を最大限に引き出すためには、やはり味噌の選び方は慎重に行う必要がありそうです。