読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

かぼちゃは糖質が多いからべない?それはもったいない・・

かぼちゃは太る?

カボチャのイラスト(野菜)

 

かぼちゃはおいしくて、特に女性に人気があるような気がします。

 

かぼちゃの甘さは、スイーツなどにも使われることがあるので女性に人気があるのでしょうか?

 

しかし、かぼちゃも悲しいことに、ダイエットの敵のように考えている方が多いようです。

 

その甘みから糖質が多くて太るというイメージがあるのでしょうかね。

 

かぼちゃは確かに若干カロリー高めの食材なのですが、いろんな食材と一緒に食べることが多いので、それほどカロリーを気にする必要はないのではないでしょうか?

 

もちろん、かぼちゃだけをひたすら大量に食べるという場合は、カロリーを気にする必要があるかもしれませんが、そんな人はあまりないような気がします。

 

そして、かぼちゃは健康によい栄養がまさにギュウギュウづめの野菜と言ってもよいものですので、食べないのは損かもしれませんよ。

 

かぼちゃの旬

 

かぼちゃの旬といえば、ハロウィンごろの秋というイメージでしょうか?

 

two orang Jack-o-Lanterns

 

かぼちゃの収穫は7~9月ぐらいに行われるのですが、そこから2か月程度寝かせることで、さらに甘みが増すという特徴があるそうです。

 

そのため、旬が夏から少しずれた秋になるようですね。

 

かぼちゃは保存性が高いために、昔は秋から冬にかけて食べられていた野菜です。

 

現在は、スーパーでは一年中購入できるため、旬を気にすることがないかもしれませんが、やはりどんな食材も、旬は一味違うものですよね。

 

ですから、かぼちゃもぜひ旬の味を楽しみたいものです。

 

かぼちゃの栄養

 

かぼちゃには、本当にたくさんの栄養が詰まっているため、ぜひとも食べたい食材です。

 

特にアンチエイジングや美容のためには、かぼちゃの栄養を利用することは必須のような気がします。

 

抗酸化作用

 

かぼちゃには、抗酸化作用を持つ成分が本当にたくさん含まれています。

 

まずは、ビタミンCが豊富に含まれています。

 

ビタミンCには、抗酸化作用があるために、身体を酸化から防いでくれます。

 

また、肌の若々しさを保つためにはコラーゲンが重要ですが、そのコラーゲン生成にもビタミンCはとても重要です。

 

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ビタミンCがなければ、いくらスキンケアをしてもその効果はとても薄いものになってしまいます。

 

やはり、肌の美しさは内側からのケアが重要ですね。

 

そして、かぼちゃにはビタミンEが含まれています。

 

ビタミンEも高い抗酸化作用がありますので、ビタミンCと同じく身体を酸化から守ってくれるビタミンです。

 

さらに、ビタミンEは末端の血管を拡張する効果があると言われていますので、血流の改善も期待でき、冷え性の改善にも効果があると言われいてます。

 

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やはり冷え性は万病のもとですから、かぼちゃのビタミンEで冷え性をしっかりと予防しておきたいものですよね。

 

かぼちゃにはβカロテンも豊富に含まれています。

 

βカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変わるという、とても便利な機能を持った成分です。

 

ビタミンAにも、私たちの健康にとても重要な役割がたくさんありますが、一つ取り上げてみると、粘膜を健康に保つ効果があります。

 

粘膜は外からの細菌やウイルスから、私たちの身体を守る重要な役割をはたしています。

 

その粘膜を健康に保つビタミンAは、免疫力を高めるために必要なビタミンと言えそうですね。

 

そして、βカロテンは、それ自体が抗酸化作用を持つ成分です。

 

そのため、身体を酸化から守ってくれる成分です。

 

ここからわかる通り、かぼちゃにはたくさんの抗酸化作用を持った成分が含まれています。

 

抗酸化物質の性質は、単独で全力を発揮するという一匹狼タイプではなく、お互いが影響しあって最大の能力を発揮するという、いわばチームプレイを得意とする成分です。

 

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そのため、いろんな種類の抗酸化物質を食べるのが重要なのですが、かぼちゃ一つを食べることで、それが期待できてしまうわけです。

 

もちろん、食事でかぼちゃだけを食べるということはないと思いますので、さらにたくさんの抗酸化物質を体内に摂り入れることが可能になり、抗酸化作用が強化されることが期待できるわけです。

 

育毛効果

 

笑顔でヘアチェックをしている人のイラスト(女性)

 

かぼちゃの美容効果は肌などだけではなく、育毛や薄毛の予防にも効果的だと言われています。

 

薄毛というと男性のイメージがありましたが、最近ではストレスの関係からか、女性も薄毛に悩まされる方が増えてきています。

 

そんな悩みをかぼちゃが救ってくれるかもしれませんよ。

 

かぼちゃには美容にとても効果がある先ほどのような成分の他に、リグナンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。

 

このリグナンもポリフェノールですので、抗酸化作用があります。

 

そして、さらに薄毛を予防してくれる効果があるともいわれているのです。

 

男性ホルモンのジヒドロテストステロンは、毛髪を生み出す毛母細胞を萎縮させて薄毛を進行させてしまいます。

 

リグナンは大豆のイソフラボンと同じく女性ホルモンに似た働きをして、このジヒドロステロンを抑制する効果があります。

 

もちろんかぼちゃを食べることで、髪がふさふさになるということは期待できないかもしれませんが、薄毛を予防するという点では期待できるのではないでしょうか。

 

高血圧やむくみの予防

 

かぼちゃにはカリウムがたくさん含まれています。

 

その含有量は100gあたり430mgということで、野菜の中でもトップになっています。

 

カリウムは、体内のナトリウムバランスを整えてくれる、とてもありがたいミネラルです。

 

最近の食事は塩分が多くなってきているようで、体内にナトリウムが多くなってしまいがちです。

 

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そうなると、高血圧やむくみの原因となってしまうことがあります。

 

カリウムは体内のナトリウムバランスを整える効果がありますので、余計なナトリウムを体外に排出してくれます。

 

その結果ナトリウムバランスが整い、高血圧やむくみを予防できるということになります。

 

食物繊維

 

かぼちゃには食物繊維が豊富に含まれていますので、腸内環境を整える効果があります。

 

食物繊維が腸内に届くと、水分を含んで体積が増えることにより、便の量が増えます。

 

その結果便通を改善することにつながり、腸内をきれいにすることができます。

 

さらに食物繊維は、腸内の善玉菌の餌になることで、善玉菌を増やす効果があります。

 

そして、善玉菌が食物繊維を餌にして分解することで、様々な短鎖脂肪酸を発生させることがわかっています。

 

腸内に短鎖脂肪酸が発生すると腸内が酸性に傾くことになり、その結果腸内環境は悪玉菌が住みづらい環境となり、逆に善玉菌にはとても快適な環境になります。

 

食物繊維には腸内環境を整えるすごい効果が目白押しですね。

 

注意点

 

かぼちゃを食べるに際して注意しなければならないのは、皮も一緒に食べるということです。

 

皮は固いのでむいて調理するという場合は、本当にもったいないですよ。

 

βカロテンやカリウムなど、先ほどからご紹介してきた成分は、他の野菜と同じように皮やその近くにたくさんあります。

 

その皮を捨ててしまうということは、せっかくのアンチエイジングや美容への効果を捨ててしまうことになります。

 

かぼちゃグラタンのイラスト

 

皮は調理を上手に行うことで、柔らかくなり、全く問題なく食べられますので、ぜひ皮も一緒に食べるようにしてくださいね。

 

まとめ

 

かぼちゃは糖質の塊として避けるのはもったいないですね。

 

今まで見てきた通り、かぼちゃはアンチエイジングや美容への効果が半端いないことが分かったと思います。

 

これらの成分をいただかないのは、やはり損というしかないですよね。