読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

激しい運動は身体によくない?激しい運動を健康に良いものにするための方法とは?

激しい運動はしないほうが良い?

 

man in black tank top and black shorts lying on brown concrete floor during daytime

 

激しい運動を行うことで、活性酸素がたくさん体内で発生するため、身体が酸化してしまう。

 

そのため、アンチエイジングや美容のため、健康促進のためには、激しい運動を行うべきではない。

 

そんなことを耳にされたことがあるのではないでしょうか?

 

もちろん、運動は身体によいからやればやるほど健康になるため、激しい運動でもできる限り続ければよい、というものではありません。

 

しかし、激しい運動をやればやるほど不健康になるというわけでもなく、激しい運動を行っても、身体のケアが十分にできていれば、健康にとても良いものになります。

 

運動がなぜ健康に良いのか、ということを少し見てみたいと思います。

 

運動には、それ自体が抗酸化作用を持つ行為である、ということが言われています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

そのメカニズムについては、こちらが参考になると思います。

 

運動を行うことで、抗酸化作用を強化することができれば、運動での酸化は軽減するはずですね。

 

また、脳にも運動はとても良い効果をもたらすものです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

特に脳への良い影響を与えるのは、有酸素運動であると言われています。

 

脳を鍛えるためには運動しかないと言われ、脳をクイズのようなもので鍛えようとする、いわゆる「脳トレ」というものは、脳を鍛えるという効果はほとんどないと言われています。

 

ですから、仕事や勉強で記憶力が落ちてきた、と感じるような場合は積極的に運動をするべきといえるでしょう。

 

運動での注意点

 

健康に良い、身体によいということで、運動することを心がけている方は多いでしょう。

 

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アンチエイジングや美容のためにも、運動は必須のものですから、できる限り積極的に取り組んでいきたいものですね。

 

しかし、その取り組み方次第で、アンチエイジングや美容、健康のために良い運動が、健康に良くない運動になってしまう可能性もあります。

 

なぜなら、運動は身体のエネルギー源を使って行うため、体内のエネルギー源が減ってしまいますし、骨や筋肉に傷をつけることになるため、身体にダメージを与える行為だからです。

 

少しきつめの運動をした後に、身体がなんとなく重く感じることがあると思います。

 

その状態は、身体の内部がダメージを受けている状態です。

 

目には見えないのですが、身体の中がケガをしているような状態ですね。

 

その状態から回復するときに、その組織は以前よりも強くなって再生するため、健康に良い効果がたくさん得られるわけです。

 

脳から、ダメージを受けた部分を速やかに修復して、身体を回復させなさいという指令がでて、身体はせっせと働くことになります。

 

しかし、ダメージを回復させるためのエネルギーや栄養が、体内に十分にない場合はどうなるでしょうか?

 

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修復させるべきダメージを修復することができないため、ダメージはそのまま残ってしまうことになります。

 

そうなると、身体は回復することができないので、ダメージが残ってしまいます。

 

この状態では、いくら運動が健康に良いことでも、身体に負担がかかってしまって逆効果ということもあり得ますね。

 

ですから、運動、特に激しい運動を行う際には、身体のケアのために必要なことを行わなければなりません。

 

極端な空腹での運動は避ける

 

あまりに空腹の状態での運動は避けた方が良いです。

 

ダイエット目的で運動を行う場合、空腹で動いた方が効果が高いと考えて、極端に空腹で運動をする方がいます。

 

あまりに空腹の場合は、身体に十分なエネルギーがない状態ですから、運動に使うエネルギーも当然少なくなり、運動の効率が低くなってしまう傾向があります。

 

また、脳がエネルギー不足になってしまうと、疲れたという感覚が出てきますので、身体はまだ十分に負荷をかけれられていないのに、もう運動を続けることができない、という状態になってしまいます。

 

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もちろん満腹で運動するということは避けなければならないのですが、空腹すぎる場合は、せめてオレンジジュースやスポーツドリンクなどを飲んで行うと、水分補給もできるため良いと思います。

 

食事について

 

運動をすると身体がダメージを受けているため、素早く回復するために運動後すぐに栄養を補給するのが良いと言われることがあります。

 

エルゴジェニックエイドなどと言われることもありますが、糖質とタンパク質を3:1の割合で、運動後に摂取することで身体の回復が早くなるという説もあります。

 

エルゴジェニックエイドについては、まだ十分な研究がないようなのですが、効果がないというわけではないようなので、取り組みたいという場合は、サプリメントなどを試してみられるのもよいと思います。

 

 

 

運動後にバナナとゆで卵を食べるとよいという話もあるので、サプリメントでなくても良いのですが、サプリメントの方が簡単かもしれませんね。

 

しかし、運動において重要になってくるのは、エルゴジェニックエイドよりも普段の食事です。

 

普段の食事がめちゃくちゃであるにも関わらず、エルゴジェニックエイドだけをしっかりと行ったところで、効果など期待できそうにありませんよね。

 

ですから、普段の食事をアンチエイジングや美容、健康促進に効果がある食事を行っているかどうかが、運動を効果的に行えるかどうかの指標になるわけです。

 

特に激しい運動を行う場合は、日ごろの食事がとても重要になります。

 

抗酸化物質を摂る

 

それでは、運動を効果的にするためには、どのようなものをとるようにすればよいのでしょうか?

 

運動をすると、酸素をたくさん取り込むために、体内に活性酸素がたくさん発生するということは、最初にお話ししました。

 

運動自体が抗酸化作用があるため、活性酸素の影響を少なくしてくれるのですが、やはり食事で抗酸化物質をたくさん摂っておくことはとても重要です。

 

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そのため、普段の食事はやはり野菜や果物を中心とした生活を心がける必要があります。

 

そのような食事を摂るために心がけることは、いろんな色の野菜や果物を食べるということです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

どんな野菜にどんな栄養が含まれているか、ということを調べる余裕がある方、そういうことが好きな方は、どんどん調べて取り組まれるのが良いと思います。

 

しかし、そういうことが面倒だという場合は、いろんな色の、特に濃い色の野菜や果物を食べることを意識されるとよいでしょう。

 

抗酸化物質は、ほぼすべての野菜や果物に含まれているもので、たくさんの種類の野菜や果物を食べることで、抗酸化物質もいろんな種類を摂り入れることができることになります。

 

抗酸化物質は、たくさんの種類があればあるほど、お互いに影響しあうことで抗酸化作用が強くなると言われています。

 

そのため、できるだけいろんな種類の野菜や果物を食べることで、運動で発生する活性酸素の作用を相殺することができるわけですね。

 

激しい運動をするからといって、肉類ばかり食べている方がいらっしゃいますが、抗酸化物質が足りないために、良いパフォーマンスが期待できない可能性もありますので注意が必要ですね。

 

まとめ

 

運動は健康に良いものですが、健康に良い食事をしていない場合は、その効果が半減してしまいそうですね。

 

これだけ頑張ったから、甘い物を食べよう、ということはたまに行うご褒美程度なら問題ないかもしれませんが、毎日行っていると運動の効果はどうなるでしょうか?

 

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甘い物やジャンクフードを食べてしまうと、体内の栄養が急速に失われてしまうために、身体を回復させるための栄養やエネルギーが不足します。

 

せっかく運動したのですから、その効果を十分にアンチエイジングや美容に活かすためには、そういったことはやめておく必要がありますね。