読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

夜食を避けるべき理由は、太りやすいだけじゃない?

食事の内容とともに大切なことは?

 

woman holding fork in front table

 

食事に関しては、食べる内容がとても重要であるということは、疑いのないところだと思います。

 

アンチエイジングや美容に良いもの、健康に良いものをたくさん食べるということが基本ですよね。

 

野菜をたくさん食べたり、果物をたくさん食べたり、肉や魚を適量食べたりということがとても重要だということです。

 

いろんな種類をたくさん食べる、ということもとても重要で、一種類だけ健康に良いと言われているものを食べても効果が低いということも認識されるべきポイントです。

 

食事のタイミング

 

それに合わせて、食事のタイミングというものも、アンチエイジングや美容にはとても重要である、ということを理解する必要があります。

 

どの時間に食べて、どの時間に食べてはいけないのか、ということですね。

 

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基本的には、間食はするべきではない、というのがアンチエイジングや美容の観点から言うことができます。

 

1日の中でお腹が空いているという状況を何度か作ることが重要で、間食をし続けていると、お腹が空いている状況を作ることができなくなります。

 

また、間食をする場合は、栄養がほとんどなくてカロリーだけの食べ物、いわゆるジャンクフードを食べることが多いはずです。

 

その状況がアンチエイジングや美容には、とてもよろしくない状況であるということは説明する必要もないですよね。

 

ですから、できるだけ間食はしないほうが良くて、するなら果物や野菜スティックなどを食べるべき、ということになります。

 

夜食について

 

夜食というと、正確な定義はないような気がしますが、一般的には夕食から寝るまでの間に食べる食事ということになるでしょうか。

 

この夜食も、間食としてカウントするべきもので、避けた方が良い食事ということになります。

 

この夜食は避けるべき、健康に良くないということは、誰もが理解していることだと思いますが、それを守ることが本当に難しいですよね。

 

私もその難しさは、当然理解することができます。

 

夜中に食べるラーメンの至高のおいしさはいったい何なのでしょうね。

 

少々まずいラーメンであっても許せてしまう、食の守備範囲が広くなっている夜遅くの状況も手伝って、あらゆるものがおいしく感じてしまいます。

 

肉汁たっぷりのステーキなども、全然平気で食べられますし、お茶漬けなんて楽勝という感じですね。

 

steamed dumplings on steamer

 

こんなものを夜中に見せられるのは拷問ですし、当然食べてしまうでしょう。

 

しかし、この行動は私たちの身体にたくさんの悪影響を与えてしまうのは言うまでもありません。

 

夜食を食べてはいけない理由

 

夜食を食べてはいけない理由は、たくさんあるですが、まずは睡眠を妨げることです。

 

胃の中に食べ物が入っていては、それを消化する作業を行うために、深い眠りにならないということがあります。

 

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そして、胃や腸などの消化器官にも悪影響があります。

 

胃腸の働きを少し

 

胃腸の働きって、私たちは自覚しないのですが、本当にすごい働きをしてくれています。

 

まず、私たちが何かを食べようとする前から、胃は強い酸性の濃塩酸で満たされます。

 

そして食べ物を噛んて飲み込んだものが胃に達すると、胃は強力な研磨力を使って、食べ物の短編を細かな粒子に粉砕します。

 

そこで、胆のうや膵臓から脂肪分の消化を助ける胆汁や、たくさんの消化酵素を注入して消化を助ける働きをします。

 

その食べ物は小腸に送られて、胆汁や消化酵素で分解された栄養ぼを吸収して、血流に乗せて体中に運びます。

 

消化の過程が進むと、腸壁の筋肉が蠕動運動を行い、食べ物を消化管に沿って下の方に送る作業を行います。

 

そして大腸では、強力な波状の収縮運動で内容物が前後に動かされて、水分の90%が吸収されます。

 

そこからさらなる強力な波状収縮で食べ物が直腸に押し出されて、それが便意を催すきっかけとなります。

 

ざっくりと胃と腸の働きを見てきましたが、消化管の働きって絶妙に始まって終わるのがわかると思います。

 

腸の掃除

 

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実は、腸は腸の中をきれいにするために、消化のための波状の運動とは違った、波状の圧力をかけます。

 

この動きは、胃で粉砕されなかった食べ物、野菜や肉、丸のみされてしまった豆類などをの残留物を、すべて排出するためにおこるものです。

 

この動きは、90分毎に生じて、食道から始まってゆっくりと直腸に向かって降りていきます。

 

その圧力によって、未消化の食物や有害な微生物が小腸から結腸へと吐き出されるのです。

 

通常の蠕動運動とは異なって、この胃や腸をきれいにする運動は、睡眠中など、基本的に消化管に食べ物が残っていないときにのみ作用するものであり、例えば朝食を食べた時には、直ちに停止する性質のものです。

 

これでわかりましたよね?

 

夜食を食べてしまうと、この胃や腸をきれいにする運動が、睡眠中に行うことができない状態になります。

 

そうなるとどんなことが起こるでしょうか?

 

未消化の食物が残ることになりますし、有害な微生物も体内にとどまったままになってしまう可能性が大きいのです。

 

有害な物質や不要な食べ物などが身体の中に残っている状態が、アンチエイジングや美容に良いわけがないですよね。

 

当然、肌の老化が進んでしまう可能性がありますし、その他の疾病の原因になってしまう可能性もあるわけです。

 

魅惑の夜食ですが、その弊害はもちろん脂肪になりやすいということもありますが、その他にもこのような悪影響を身体に残してしまうのですね。

 

夜食を食べるべきではない理由はご理解いただけましたでしょうか?

 

夜食を食べないようにする対策

 

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夜食を食べないようにするためには、何をするのが効果的なのでしょうか?

 

夜食を食べないで我慢できれば、それが一番楽ですよね。

 

しかし、我慢できない場合の対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

夕食から寝るまでの間は、できれば2時間以上あけることが望ましいというようなことが言われます。

 

しかし、一般的には4~5時間ほど時間をあけて寝ることが多いのではないでしょうか?

 

この状況ですと、当然お腹が空いている状態になってしまいます。

 

ですから、夜食を食べたくなってしまうのですね。

 

この状況を改善するためには、たった一つの方法しかありません。

 

それは、早めに寝てしまうということです。

 

夜食が食べたくなる前に寝てしまうことができれば、当然夜食を食べる必要がありませんよね。

 

しかし、そんな早くに寝ることは忙しくてできない、という声が聞こえてきそうですが、ちょっと考えてみてください。

 

夕食後に行っていることは、絶対にその時にやらなければいけないことでしょうか?

 

朝起きた後にやればよいことがありませんか?

 

もちろん仕事などがある場合は、寝られない状況も当然あると思いますが、基本的には夕食後にはそれほど重要なことは行っていないと思います。

 

ですから、生活を一度見直してみて、朝できることがあれば朝にそれをまわして、早く寝るようにしてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

 

夜食は本当に魅力的ですし、おいしいものです。

 

しかし、そのおいしさの裏には、危険な罠が潜んでいることがわかりましたね。

 

アンチエイジングや美容、そして健康促進のためには、夜食を食べないようにすることが大切です。

 

そのための対策は、やはり早寝ということになりますが、早寝自体にもアンチエイジングや美容にとても良い効果があり、健康促進のためにもとても有益なものです。

 

朝起きた時の、すっきりとした感覚を楽しみに、早寝の習慣を身につけるようにしてみてはいかがでしょうか?