読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

如何に食べるかということもアンチエイジングには重要!例えば噛む回数。

上手な食べ方を意識していますか?

 

Woman Holds Sliced Pizza Seats by Table With Glass

 

ダイエットをしている方、アンチエイジングや美容に気を使っている方、健康促進を心がけている方の多くは、何を食べるのかということにはかなり注意されていると思います。

 

糖質を制限したり、野菜や果物をたくさん食べるようにしたり、お菓子を食べないようにしたり、脂肪分の多い肉、例えば霜降り肉のような肉ではなく、赤身肉を食べるようにしたりという感じでしょうか?

 

他にもいろんなダイエット法があるので、それに合わせて食べる物に注意されているでしょう。

 

やはり、私たちの身体は食べたものでできていると言ってもよいわけですから、何を食べるのかということはとても重要です。

 

そして、合わせて重要になるのが、いかに食べるか、ということです。

 

このいかに食べるか、ということについてはあまり注目されていないようですね。

 

食べ物は、何を食べるかということが重要ですが、それがいかに効率よく身体に吸収されるのか、ということも合わせて重要なことです。

 

例えばダイエットをしているという場合を考えてみましょう。

 

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栄養やカロリーのことをしっかりと考えながら、どんな食事を摂るのかということを決めていくと思います。

 

そして、その食事を食べるわけですが、食べたものが効率よく吸収されなければ、身体に重要な栄養素や成分も当然吸収されません。

 

ダイエットをしている、体重を落としてスタイリッシュな体型を手に入れたい、という場合は、例えばビタミンB群がとても重要になります。

 

糖質の代謝、脂質の燃焼など、ダイエットをしているときに活発になってもらいたい、これらのことは、ビタミンB群がとても重要になるからです。

 

しかし、栄養素がしっかりと吸収できないと、当然ビタミンB群も不足してしまうわけですから、エネルギー代謝などが効率よく行われなくなります。

 

ですから、栄養をしっかりと吸収させるようにするためには、いかに食べるかということがとても重要になるのですね。

 

如何に食べるかってどういう意味?

 

でも、如何に食べるか、食べ方に注意するというのは、具体的には何をすればよいのでしょうか?

 

それは非常に簡単なことで、一口一口よく噛むというだけです。

 

食事に関していえば、できる限りゆっくりと食べるのが理想的なので、よく噛むことで自然に食事の時間が長くなることは、健康やアンチエイジングにはとても有効な方法です。

 

噛むということについていえば、ずっと噛んでいると、自然に飲み込んでしまうまで噛み続けるようにしましょう。

 

自然に飲み込むという感覚がわからない方がほとんどだと思いますが、噛んでいると食べ物が柔らかくなって、のどの奥に流れ込んでいくことで、自然に飲み込むという反応が起きます。

 

ですから、そこまで噛み続けるようにしてください。

 

そこまで噛み続けるようにして食事を摂ると、1時間程度は確実に食事に時間を使えるようになるでしょう。

 

しかし、忙しい毎日で、そこまで噛み続けるなんでできない方がほとんどでしょう。

 

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噛む回数は多ければ多いほど良いわけですが、できれば30回は噛むようにしたいところです。

 

それも難しいという場合は、せめて15回を目標にしてもらいたいです。

 

なぜよく噛むことが良いのか?

 

なぜよく噛むことが、アンチエイジングや美容、また健康促進にとても良いことになるのでしょうか?

 

血糖値の上昇が緩やかになる

 

まず、よく噛むことで、自然に食事の時間が長くなっていきます。

 

食事の時間が短い、早食いの場合は、どうしても糖質が大量に短時間で体内に入ってくるようになります。

 

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そうなると、当然糖質がたくさん血液の中に一気に入ることになります。

 

その結果、血糖値スパイクが起こってしまい、身体の酸化や糖化を進めてしまうことになるのです。

 

それを防ぐためにも、よく噛む、咀嚼をしっかりと行うことはとても重要になります。

 

食べる量が少なくなる

 

人は血糖値が上がっていくことで、自然と満腹感を感じるのですが、食事をしてから血糖値が上がるまでには、少し時間がかかります。

 

一気に早食いで満腹まで食べたとすると、それは血糖値が上がりきっていない状態で満腹まで食べていることになるために、腹12分目まで食べていることが多いです。

 

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食べ過ぎて苦しい、という場合は血糖値が上がりきらない状態で一気に食べているからそうなるのです。

 

しっかりと噛みながら食べることで、自然と食事の時間が長くなるわけですが、その時間で血糖値がゆっくりと上がっていくことになるために、いつもよりも食べる量が少なくて済むメリットを獲得することができます。

 

食べ物について栄養面などで厳選しているものを選んでいれば、ダイエットなども効率的に進んでいくことになりますし、さらに食べる量が減れば食費も経済的になるため、メリットだらけということになりますね。

 

栄養を効果的に吸収できる

 

私たちの身体というのは、非常に高性能ですので、消化作業というのは食べ物が身体に入った瞬間、つまり胃の中に入った瞬間から始まるのではありません。

 

消化吸収のプロセスは、もっと前から始まっているのです。

 

食べ物は、噛むことで口の中で唾液の中にある消化酵素が、炭水化物や脂質を分解し始めます。

 

そして、さらに胃は食べ物が入ってくることを感じて、食べ物が胃に入る前から、胃酸をたくさん分泌して準備を始めているのです。

 

さらに胃の中には、脾臓や胆のうなどからいろんな酵素などが分泌されて効率的に体内に吸収される準備が整うようになります。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

胃腸の消化作業については、こちらも参考にしてみてください。

 

しかし、よく噛むことなく食べ物を飲み込んでしまうと、どうなるかはイメージできると思います。

 

しっかりと噛まれていないために、炭水化物や脂質の分解は中途半端ですし、胃や腸も準備万端という状況ではないために、消化吸収が効率的に行われない可能性があるわけです。

 

逆にしっかりと噛むことができれば、胃腸はしっかりと準備ができている状態になりますし、噛むことで食べ物が小さくされることで、表面積が大きくなることになり、胃腸で消化液にたくさんの部分が触れることになります。

 

そうなれば、当然胃腸での消化がスムーズに行われるようになり、効率的に栄養や身体によい成分を体内に取り込むことができるようになるわけです。

 

食レポなどを見ていると

 

食レポなどを見ていると、その食べ物のすばらしさ、おいしさなどをしっかりと伝えようとしていることがわかりますが、食べ方については無頓着なようで、数回噛んだだけで飲み込んでいることがほとんどです。

 

噛む回数を少なくしたいのであれば、一口で食べる量をかなり減らすしかないのですが、そういった考えも、また、ないようですね。

 

しかし、噛むことの重要性を理解した今は、そのような食べ方に無頓着でいてはいけません。

 

しっかりと噛んで、そのおいしさ、すばらしさを感じたいものです。

 

まとめ

 

日々の仕事や家事などで忙しいと、どうしても食事の時間が短くなってしまいますね。

 

通常、お昼休みは1時間でしょうから、ゆっくりと食事をしている暇はない、という方も多いと思います。

 

しかし、噛む回数を多くして、食べきることができなかった、という状態の方がアンチエイジングや美容は効果が高いものです。

 

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もちろんフードロスを減らすということは重要ですが、注文時に量を減らすなどの工夫をすればよいでしょう。

 

どうしても噛む回数を多くすることができない、という場合はせめて先ほど申し上げた一口15回噛むということは実践していただきたいです。

 

15回ならば、食べきれないということはないと思いますよ。