読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

キヌアはスーパーフード!アンチエイジングには欠かせない食材かも。

キヌアについて

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キヌアをご存知でしょうか?

 

健康志向の高いハリウッドセレブなどが良く食べているため、最近は多くの方がキヌアを食べるようにしているようですね。

 

以前は、ミランダ・カーが食べているということでも注目されました。

 

国連が「2013年を国際キヌア年とする」と宣言しているのですが、それも相まってか人気が高くなっているような気がします。

 

このキヌアには、アンチエイジングや美容にとても効果が高い栄養や成分がたくさん含まれています。

 

また、キヌアは飢餓や栄養失調、貧困の根絶に重要な役割を果たすことができるとしても注目を集めている穀物です。

 

それはなぜかというと、原産地がボリビアからペルーにかけてのアンデスの高原なのですが、そこからもわかる通り、キヌアは冷涼少雨の高山地でも育つとても強い穀物です。

 

ですから、いろんな場所で栽培することが可能であり、様々な食料に関する問題を解決してくれる可能性がある穀物として注目されているわけです。

 

古代インカでは、「母なる穀物」とか「穀物の母」などと呼ばれており、はるか昔の紀元前3000年にはすでに栽培されていたと言われています。

 

キヌアは穀物の一種なのですが、実はほうれん草と同じアカザ科に属するそうです。

 

そして、キヌアが注目されるのは、栽培しやすいということ以外にも、栄養価が高いということが上げられます。

 

その栄養や成分について少し見てみたいと思います。

 

タンパク質

 

まずキヌアには、タンパク質が豊富に含まれています。

 

その量は、米や小麦の1.5~2倍と言いますので、かなりたくさん含まれていますね。

 

そして穀物の中では珍しい、9種類もの必須アミノ酸が含まれていますので、アンチエイジングや美容のために、身体を作る材料となるアミノ酸を効果的に摂ることができます。

 

アミノ酸がつながって、タンパク質ができているわけですから、当然たくさんのアミノ酸があると考えるかもしれませんが、9種類もの必須アミノ酸が含まれている食物は珍しいです。

 

そのため、キヌアには牛乳並みのタンパク質が含まれていると言われることがあるほどです。

 

基礎代謝がダイエットには重要であるということは、すでにご存知だと思いますが、基礎代謝を高めるためには、やはり筋肉の量を増やすことが効果的です。

 

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キヌアにはたくさんのタンパク質が含まれていて、筋肉の量を増やすためにも効果を発揮してくれそうですね。

 

抗酸化作用

 

キヌアには、強い抗酸化作用があると言われています。

 

その理由は、キヌアにはケルセチンとケンフェロールという2種類のフラボノイドが多量に含まれているからです。

 

アンチエイジングや美容にとっては、抗酸化作用が高い物を食べるということは、基本中の基本と言えることです。

 

体内に発生した活性酸素は、必要な分だけであれば身体に良い影響しか与えないのですが、たくさんありすぎると、身体を酸化させてしまうことになります。

 

特に、現代社会やストレスが多いですし、排気ガスなどの環境であったり、ジャンクフードをたくさん食べる、喫煙やアルコールを大量に飲むなどの影響によって、活性酸素が増えやすくなってきています。

 

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そのため、ますます抗酸化作用のある食物を摂ることが重要になってきていると言えます。

 

その意味では、キヌアは最適な食べ物ということができそうですね。

 

食物繊維

 

キヌアには、食物繊維が豊富に含まれています。

 

その量は、白米と比べると10倍にもなるほどです。

 

また、キヌアの食物繊維の量は、玄米よりも多いと言われていますので、ぜひ効果的に摂っていきたいものです。

 

キヌアは穀物ですので、米と同じように食べることができるものですので、食物繊維がたくさん含まれているということは、食事中の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があります。

 

食事では、まず野菜を最初に食べるという、ベジファーストが進められることが多いですが、それはまずは食物繊維を胃の中に入れておくことで、血糖値の上昇を緩やかにする意図があります。

 

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糖質は体内に入ると、速やかに吸収されるために、特に食後は血糖値が跳ね上がってしまうものです。

 

しかし、食物繊維がたくさん体内に入っていれば、糖質の吸収を緩やかにしてくれます。

 

その理由は様々あるのですが、私たちにわかりやすいのは、食物繊維が胃に触れていれば、糖質は胃に触れないために、吸収が遅くなるというものですね。

 

食物繊維がたくさん胃の中にあれば、それだけ糖質が胃壁に触れる面積が少なくなりますので、糖質の吸収も緩やかになるわけです。

 

そして、血糖値が急上昇しないことで、インシュリンもあまり必要ではなくなります。

 

血糖値が高いと、すい臓からインシュリンが大量に分泌され、血糖値を下げるのですが、血液に溶けていた大量の糖質は、脂質として蓄えられることになります。

 

そうなれば当然肥満の原因となりますので、血糖値の急上昇は肥満になりやすいということが言えます。

 

しかし、キヌアによって血糖値の上昇が抑えられれば、肥満を予防することができますよね。

 

それが理由で、ハリウッドセレブたちもキヌアを食べていたようです。

 

また、食物繊維には、腸内環境を整える効果もあります。

 

腸内環境の重要性は、何度かお話しさせていただいておりますので、すでにご存知かと思います。

 

キヌアに含まれている豊富な食物繊維が、腸内環境を整えてくれれば、さらに痩せやすい体質に変わることができるかもしれませんね。

 

ミネラル

 

キヌアには、ミネラルも豊富に含まれているというから、もう万能の食材という気がしてきます。

 

特にカルシウムや鉄が豊富に含まれています。

 

カルシウムは骨の形成にとても重要ですし、鉄は貧血予防には欠かすことができません。

 

そのカルシウムや鉄が、白米よりも5倍以上含まれているというから驚きです。

 

キヌアの食べ方

 

キヌアはプチプチとした食感が特徴で、あまり癖を感じない味です。

 

そのため、どんな食材にも合わせることができるのがキヌアの魅力ですね。

 

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ゆでたキヌアを、サラダに振りかけて食べるという方法もお勧めですし、パスタなどに絡めて食べるという方もいらっしゃいます。

 

様々なキヌアのレシピも公開されていますので、それらを参考にして食べるというのもよいですね。

 

私の食べ方はいたってシンプルです。

 

キヌアが含まれている雑穀を購入して、ご飯を炊くときに一緒に入れて炊いて食べるだけです。

 

割合としては、米1号に対して雑穀大匙1ですので、本当に手軽に作ることができます。

 

アンチエイジングや美容に一番大切なことは、いつも申し上げている通り、継続できるかどうかです。

 

キヌアを食べるのも、簡単にできなければやはり続かないですから、このようなシンプルな方法しか行っていません。

 

雑穀を混ぜることで、食物繊維が主食に入りますので、白米だけの場合よりも血糖値の急上昇を抑えてくれる効果があるのも計算しています。

 

また、白米に雑穀を混ぜることで、燃焼しやすくなるという話もありますので、いろんな意味で、ダイエットにも効果がありそうですね。

 

まとめ

 

キヌアを食べるセレブが多いのもこれで理由が分かったのではないでしょうか?

 

これだけの健康への効果がある食材を、セレブ達が放っておくわけがありませんよね。

 

しかし、キヌアがスーパーフードだからと言って、それだけを食べていては、スーパーフードとしての効果が期待できません。

 

いつも通り、アンチエイジングや美容のためには、たくさんの健康に良い食材をバランスよく食べることですね。