読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

カマンベールチーズで頭が良くなるかも?BDNFを増やす効果がある!

頭が切れる、頭が良い人になるために

 

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頭が良い、頭が切れる人になりたい、と思っていない人はおそらくいないでしょう。

 

学生であれば、当然頭がよくなりたいと思っているでしょうし、大人であっても仕事ができるとか、賢くお金を稼ぎたいとか、上手に人付き合いができるようになりたい、というような願望があると思います。

 

そのような願望をかなえるためには、やはり頭が切れる人にならなければ実現は難しいと思います。

 

ですから、頭が切れる、頭が良い人になればそれらの願望が叶いやすくなるということで、ぜひともそのような人になってください。

 

と言われたところで、どうすればよいのかわからないですよね。

 

頭が切れる、頭が良いということは、どういう状態のことを言うのかもよくわからないし、それを教えてくれるところもなさそうです。

 

確かに、頭が切れるというのは、個人個人で定義が違うでしょうし、ある分野では頭が切れるという人も、違う分野に行けば、全く凡人ということもありますので、絶対的な定義ってあるのかどうかわからない部分もあります。

 

NBAの歴史の中でも、スーパースター中のスーパースターと言えば、やはりマイケル・ジョーダンですよね。

 

そんな超人的な能力を持っているマイケル・ジョーダンも、メージャーリーグに挑戦したときには、良くて凡人という程度の活躍しかできませんでした。

 

やはり人には、自分に合った分野というものがあるので、頭が良いというのも個々で違ってくるものでしょう。

 

しかし、科学的に頭が良い、頭が切れる人に共通していることがあるようです。

 

それが、体内のBDNFの濃度が高いということです。

 

BDNFとは、神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させる脳由来の神経栄養因子のことです。

 

ざっくり言うと、脳の栄養分ということですね。

 

脳の栄養分であるBDNF濃度が高いと、記憶力や学習能力などの認知機能評価スコアが高いなどの脳機能との深いか関わりが科学的にわかっているようです。

 

BDNFは脳の海馬の部分にたくさんあるのですが、血中にも存在するため濃度を計測することができるようです。

 

ですから、頭が切れる人になりたい、仕事ができるようになりたいという場合には、如何にこのBDNFの濃度を上げるかがカギになりそうですね。

 

BDNFが減る理由

 

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BDNFは、絶対に減らしたくないものだということが分かったと思いますが、残念ながら減る要素があります。

 

一つは加齢です。

 

65歳以上になると加齢に伴って低下しておくことが確認されています。

 

そして、さらに認知症やうつでもBDNFは大幅に低下します。

 

しかしながら、逆にBDNFの濃度を高く保つことができれば、脳を若く保つことができ、頭が良い状態をキープでき、さらには認知症やうつなどを予防する可能性があるということになります。

 

BDNFを効果的に増やすためには

 

BDNFを増やす方法は、いくつかの研究で報告があります。

 

運動

 

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一つは運動で、適度な運動がBDNFを増やしてくれる効果が確認されています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

脳を鍛えるには運動しかない、というタイトルの本もあるぐらいですから、運動の効果はかなり高いようですね。

 

また、運動は脳の炎症を抑える効果もあるということが、カリフォルニア大学の研究で確認されていますので、運動がもたらす脳への好影響はかなり高いようです。

 

砂糖を控える

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砂糖をたくさん摂りすぎると、BDNFの濃度が低くなることがわかっています。

 

そして、気分が落ち込みやすい人はこのBDNFの分泌量が少いと言われています。

 

糖分を摂取するとさらにBDNFの分泌が減って気分が落ち込み、うつ状態になりやすくなってしまうと言われているのです。

 

気分が落ち込んでいる、ストレスを感じている、極度に疲れたというような場合には、甘いものが食べたくなる人が多いようですが、摂りすぎるとさらに気分を落ち込ませる可能性があるので注意が必要ですね。

 

太陽の光を浴びる

 

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太陽の光を浴びるということも、BDNFを増やすためには重要であると言われています。

 

ある研究では、太陽の光が強い、春や夏のBDNFの濃度が高く、逆に秋冬のBDNFの濃度が低いという報告がされています。

 

これは、太陽の光とBDNFとの関係を明確に表したものではないようなのですが、太陽の光を浴びることで生成されるビタミンDが増えると、BDNFが増えるということがわかっているようなので、やはり太陽の光を浴びるということはかなり重要なようですね。

 

ちなみに、BDNFを増やすビタミンDは太陽光に含まれる紫外線によって生成されます。

 

そのため、日焼け止めをばっちり塗って、紫外線対策は常にばっちり、というような人は、BDNFが増えないという、かなりもったいない状況になってしまうかもしれませんので、紫外線対策もやはり程々がよさそうですね。

 

紫外線については、最近の研究では身体に良いものがあることを見直し始めているようなので、すべてが悪者であるというようなイメージは捨てたほうが良いかもしれませんね。

 

食べ物でBDNFを増やす

 

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いろんな研究があるようなのですが、食べ物でBDNFを増やすということは明らかになっていませんでした。

 

しかし、最近の研究ではどうもカマンベールチーズが、BDNFを増やす効果があるということがわかり始めているようです。

 

これは、桜美林大学と東京都健康長寿医療センター、明治の共同研究グループの発表によるものです。

 

軽度認知障害の高齢女性71名を、無作為に2グループに分け、一方はカマンベールチーズ、もう一方は対照チーズ(プロセスチーズ)を1日に2ピースずつ3カ月間毎日摂取しました。

 

その後3カ月の期間を空けて、チーズを交換し再び3カ月間毎日摂取。

 

その結果、カマンベールチーズ摂取時の血中BDNF濃度が高いことが証明されたそうです。

 

どちらもチーズですので、含まれている成分については、それほど大きな違いがあるものではありません。

 

大きな違いとしては、カマンベールチーズには白カビがあるのですが、プロセスチーズにはそれがないということです。

 

しかしながら、カマンベールチーズには、オレアミドと言われる成分がたくさん含まれており、プロセスチーズよりも含有量が10倍以上多いそうです。

 

さらにカマンベールチーズには、デヒドロエルゴステロールという成分も含まれています。

 

この2つの成分はどちらも神経炎症を抑える効果があると言われています。

 

このような効果が、BDNFを増やすことにつながったのでは、とこの研究では報告されています。

 

カマンベールチーズは、少し高級なチーズですが、1日2ピースということなら、それほど無理なく食べることができる量です。

 

それでBDNFが増えるのであれが、かなりお手軽な方法で継続もしやすいですよね。

 

カマンベールチーズは、いろんなレシピも紹介されているので、チーズが好きな方は、これからはカマンベールチーズを中心に食べるようにするとよいですね。

 

まとめ

 

BDNFを増やすためには、基本的には運動をすることがかなり効果的であると言われています。

 

そして、カマンベールチーズにもBDNFを増やす効果があるということが分かった今となっては、どちらも取り入れて、BDNFをガンガン増やしていくしかないですね。

 

とはいっても、カマンベールチーズを大量に食べても、その分BDNFが増えていくというわけではありませんので、適量を食べることが重要です。

 

そして適度な運動を行うことで、さらに頭が切れる人になれるかもしれませんよ。