読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

睡眠で脳内の老廃物を効果的に排除するためには?

ショートスリーパーは目指すな

 

woman planking on thable

 

睡眠の重要性は強調しすぎても強調しすぎることはない、というのが最近の研究からわかってきています。

 

短眠、ショートスリーパーの人達は、真面目で頑張っているというようなイメージを持つかもしれませんが、このイメージは正しくない可能性がかなり高いです。

 

もちろんショートスリーパーでバリバリ頑張っている方は実在しているのですが、それはトレーニングで睡眠時間が短くなったわけではなく、生まれつき睡眠時間が短くて済む体質であったというだけです。

 

ショートスリーパーになれるかどうかは、遺伝によって決まっているため、睡眠時間を削ろうという努力はあまり意味がない、というのが最近の研究によってわかってきています。

 

身体に負担がないように睡眠時間を短くするということは可能なのですが、それはおそらく30分程度という短い時間でしかない可能性が高く、そんな時間を削るのであればしっかりと寝て、気力体力を充実させて次の日に備える方がよほど効率的なわけです。

 

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睡眠については、休息というイメージが強いためか、積極的に寝ようという気にはなかなかなれないという方が多いようにも感じます。

 

しかし、睡眠は単なる休息というイメージは取り払って、積極的に取っていくべき理由はたくさんあります。

 

頭がよくなりたいとか、仕事ができるようになりたい、という場合は特に睡眠をしっかりと一日の計画に取り込んで、積極的に取るようにしてください。

 

仕事ができるようになりたいとか、すごいプレゼンをしたい、お客様と良い関係を築いていきたい、勉強ができるようになりたい、などの理想を掲げているけれど、なかなか実現しないという場合は、睡眠を見直す必要があるかもしれません。

 

仕事ができない、頭の回転が良くない、というような実感がある方で夜中遅くまでスマホを見ていたり、ゲームをしていたりして起きている人はいませんか?

 

そんな状態では、とても良い睡眠をとることは不可能と言ってもよいでしょう。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

どうしてもスマホを見たい、ゲームをしたいというのであれば、夜遅くではなくて、夜は早く寝て、朝早起きしてやることをお勧めします。

 

そうすることで、睡眠時間をしっかりと確保するとともに、睡眠の質も高くすることが可能になるからです。

 

睡眠が足りないと仕事ができない

 

woman laying on bed

 

睡眠が足りなければ、仕事ができない人、頭が悪い人になってしまう可能性はかなり高くなってしまいます。

 

それは、私たちは日々活動することで、脳を使うことになるのですが、その過程で脳には老廃物であるアミロイドβなどの物質がたまっていきます。

 

老廃物ですから、そのようなものは早々に脳の外、そして体外に排出してしまいたいものなのですが、脳から老廃物が排出される、脳の大掃除とも呼ばれる活動が行われるのが睡眠中になります。

 

睡眠がしっかりと摂れている場合、脳は収縮することで脳細胞の感覚が60%ほど広がるそうです。

 

脳細胞に隙間ができることで、透明の脳脊髄液が効果的に循環できるようになるのですが、その液体が脳の老廃物をきれいに除去してくれるのです。

 

しかし、睡眠がちゃんと必要な時間取れていない場合は、当然ですがこの脳の掃除ができないということになってしまいますので、その結果、日中に脳がしっかりと働くことができなくなり、仕事でのミスが増えたり、記憶力が低下してしまって頭が悪くなってしまう可能性があるわけです。

 

脳の掃除は、グリンパディックシステムと呼ばれるもので、難しい名前ですね。

 

もちろん名前自体は覚える必要はありませんが、行われている活動自体は認識しておく必要があり、それを知っていれば睡眠を積極的に取ろうという気にもなるのではないでしょうか?

 

脳の掃除を効果的に行うために

 

脳の掃除を効果的に行うためには、睡眠をしっかりと快適で深いものにすることが重要です。

 

脳のグリンパディックシステムを効果的にする方法に関しては、様々な研究がなされているのですが、その一つに横向きになって寝るとよいということが言われています。

 

この研究は、ニューヨーク州立大学ロチェスター大学などによって報告されているのですが、理由は横向きに寝ることは様々な生物に共通の姿勢であるということが指摘されています。

 

puppy lying on stair

 

仰向けに寝てしまうと、内臓をさらけ出してしまうような体制ですし、仰向けで寝ると外敵への反応が遅くなってしまうため、横向きに寝るというのが共通の姿勢なのだとか。

 

少々こじつけ感を私は感じてしまいますが、脳の掃除が効果的に行えるという事実は変わらないため実践すべきだと考えています。

 

また、横向きに寝ることで、いびきをかきにくくなるということも、睡眠を深くする効果に関係していると言われています。

 

横向きに寝れば、気道が確保されるために、いびきをかかなくなることが多いということです。

 

肥満気味の方の場合は、横向きに寝てもいびきをかく方がいらっしゃいますが、いびきは睡眠をどうしても浅くしてしまいますので、できれば早めの治療をされることをお勧めします。

 

いびきをかいている場合は、酸素を取り込む量が少なくなっているため、脳は酸素を確保しようとして呼吸を司る自律神経に命令を出さなければならない状態です。

 

脳が活動している状態ですから、当然睡眠は浅くなってしまい、睡眠時間は確保しているにも関わらず眠い、というような状態になってしまい、仕事のミスや記憶力の低下を招いてしまうことになります。

 

ですから、いびきはしょうがないと考えないで、できるだけ早く治療することが重要になるわけです。

 

横向きに寝られない

 

しかし、人は寝返りをうつのが自然であり、常に同じ姿勢で寝るということはできません。

 

寝ている中で仰向けになったり、うつ伏せになったりしているわけですが、横向きの時間をできるだけ増やすような工夫をすれば、横向きになって寝る時間を増やすことができます。

 

まずは、枕を横向きを確保できるようなものを選ぶことです。

 

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これは自分に合った枕を作れるところで、横向きに寝たいという相談をすることでよい枕を作ることが可能です。

 

自分で枕を選ぶ場合は、高反発でちょっと高さがある枕を選ぶとよいようです。

 

そして、寝るときには横向きになって寝始めるようにすることです。

 

どうしても横向きがなんとなくつらい、慣れないという場合は抱き枕を使うと効果的に横向きになって寝ることができるようです。

 

布団乾燥機

 

そして、私は寝具も快適な状態にしておくことがとても重要だと思っています。

 

高い布団を準備できるのであれば、それを準備するのも良いのですが、普通の布団でも十分に快適な状態を確保することができます。

 

一番良いのは、毎日天日干しをして布団を乾燥させたフカフカの状態にして寝るということです。

 

しかし、仕事や天気によってそれができないときもありますよね。

 

そんなときは布団乾燥機で布団を乾燥させることをお勧めします。

 

布団乾燥機はあるけれど、あまり使わないという方はもったいないですね。

 

快適な睡眠のためにも、寝具は布団乾燥機などで最高の状態にしておきましょう。

 

まとめ

 

睡眠で効果的に脳の掃除をするためには、横向きになって寝るということが良いというのは今日からでも実践できますね。

 

睡眠を積極的に良いものにしていくためにも、寝具のケアもしっかりと忘れないようにして、仕事ができる人、頭が良い人を目指していきましょう。