読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

じゃがいもはダイエットに効果的?そして快眠の効果もあり?

じゃがいもはおいしいけれど太る?

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じゃがいもはおいしい野菜ですので、多くの方が好んで食べる食材ではないでしょうか?

 

ポテトサラダや、粉ふき芋などはとてもおいしいですよね。

 

そして、ポテトチップスやフライドポテト、じゃがバターなどは最高においしいため、ついつい食べ過ぎてしまうものです。

 

誰もが認めるように、じゃがいもはとてもおいしいわけですが、ダイエットをしたい、という場合は特に避けられがちな食材になります。

 

これはじゃがいもが糖質をたくさん含んでいると考えられているからだと思うのですが、実はとてももったいないことなのです。

 

じゃがいもは、食べると太ることもあるのですが、それはフライドポテトやポテトチップスなどを食べた場合だと考えられます。

 

これらの食べ物は、高温の油で揚げているため、とてつもなくおいしいのですが、これは太りやすい食材になります。

 

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その理由は単純で、たくさんの油で揚げているために高カロリーな食材に早変わりしているからです。

 

とんかつを食べながらダイエットを成功させようと考える方はあまりいないと思いますが、とんかつを食べると太るのと同じ理由でフライドポテトなども太るということになります。

 

とんかつを食べないから、といってダイエット中は豚肉を食べない、というわけではないですよね。

 

それはきっと、豚肉自体は健康に良い効果があるから、太らない方法で食べようという考えからではないでしょうか?

 

しかし、じゃがいもに関しては、ダイエット中は徹底的に避けようとする方がいらっしゃいます。

 

じゃがいもは糖質が多いから食べるべきではない、という考えだと思いますが、それは本当にもったいないことだと私は考えています。

 

今回は、じゃがいもがすぐれた食材で、ダイエットにも好影響を与える可能性があること、そしてさらに良い睡眠をとることができる可能性がある、ということをお話しさせていただきたいと思います。

 

じゃがいもはダイエットに効果あり?

 

じゃがいもは、ダイエットをしている方はむしろ食べるべきだと私は思っているのですが、その理由は白いご飯に比べて低カロリーであるということ、そしてじゃがいもにはレジスタントスターチという物質が含まれているからです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

じゃがいもは低カロリーであるということは、こちらを参考にしていただければと思います。

 

先ほどお話しさせていただきましたが、調理方法によっては高カロリーな食材になってしまいますので、調理方法には注意が必要です。

 

お勧めの調理方法は、やはり油を使わない茹でるという方法になりますが、一切油を使わないという決意をする必要ないと思いますので、高温の大量の油で揚げるという方法以外であればよいのでないか、と私は個人的には思っています。

 

そして、さらに注目したいのがじゃがいもに含まれているレジスタントスターチという物質です。

 

レジスタントスターチというのは、難消化性でんぷんの一つなのですが、私たちの胃や腸では消化されないものです。

 

そのため、レジスタントスターチは消化されないまま腸に届くと、腸内に住んでいる善玉菌の餌となることがわかっています。

 

難消化性でんぷんと言われるわけですから、糖質なわけなのですが、食物繊維と同じような働きをする、変わったでんぷんがレジスタントスターチです。

 

そこから言えることは、レジスタントスターチは、私たちは消化できないものなのですが、腸内細菌は消化できるもの、ということですね。

 

そして、腸内細菌がレジスタントスターチを消化する過程で、酪酸を発生させるということがわかっています。

 

 酪酸は短鎖脂肪酸と呼ばれるものの一つで、腸の環境を酸性に傾ける作用があると言われています。

 

腸の環境が酸性に傾くと、腸内の悪玉菌にとっては住みづらい環境になるため、ますます腸内環境が整うということになります。

 

そして酪酸は大腸のエネルギーとしても活躍するため、腸自体を活動的に元気にしてくれる物質です。

 

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じゃがいもに含まれるレジスタントスターチを摂ることで、腸内環境が整うことはダイエットにもとても効果があります。

 

腸内環境が整うことで、善玉菌が優位になると日和見菌の中の痩せ菌と呼ばれる菌が活発化することによって、より痩せやすい体質になると言われています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

さらにレジスタントスターチ自体に、体重を減少させる効果がある可能性があることが、研究によって報告されています。

 

その研究はマウスを使ったものなのですが、マウスを2つのグループに分け、1つのグループには高脂肪食のみを与え、もう一方には高脂肪食とレジスタントスターチを与えました。

 

その結果、高脂肪食だけのマウスは当然体重が増加したのですが、高脂肪食とレジスタントスターチを与えたマウスのグループは体重が減少したというのです。

 

この研究はマウスによるもので、人間に同じ効果があるかどうかはわからないようですが、少なくとも体重を増やすという効果はなさそうに感じます。

 

血糖値の上昇を緩やかにする

 

レジスタントスターチは食物繊維と同じような働きをするのですが、血糖値の吸収に関しても食物繊維と同じような働きをすることがわかっています。

 

具体的には、糖質の体内への吸収を緩やかにしてくれるため、血糖値スパイクを予防することができます。

 

血糖値スパイクは肥満を進めてしまう可能性がありますし、健康にも良くない影響を与えてしまうことがあるため、予防することが重要なのですが、じゃがいもにその効果があるということはありがたいですね。

 

糖質が高いイメージがあるじゃがいもですが、むしろ糖質の吸収を緩やかにしてくれるのですから、ダイエット中の場合はむしろ上手に付き合っていく必要がある食材ですね。

 

じゃがいもの快眠効果

 

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そしてじゃがいもには、睡眠の質を高めてくれる効果もあるというから驚きです。

 

睡眠不足はダイエットの大敵ですので、できるだけ深く、そして十分な睡眠時間を確保することが基本になりますが、ストレスが多い生活や食生活の乱れなどがあると、ホルモンバランスが崩れてしまい、睡眠の質量ともに落ちてしまうことが多いです。

 

そんなときにも、レジスタントスターチは効果を発揮してくれるようです。

 

レジスタントスターチは腸内環境を整えてくれることはお話ししましたが、最近の研究によると、腸内環境と睡眠とは密接に関連しているということがわかってきています。

 

腸内環境が整っていれば、ホルモンバランスも整って、睡眠も改善されるということですね。

 

さらに、レジスタントスターチは、善玉菌の餌となって腸内で酪酸などの短鎖脂肪酸を発生させるのですが、それが私たちの免疫系にを改善することによって、体内の炎症を抑える効果があります。

 

体内に炎症がたくさんあるような状況を想像すると、とても熟睡できるような状況ではないということが簡単にわかると思います。

 

また、体内の免疫系を整えて、炎症を抑えてくれることで、深い睡眠をとることができるということも、容易にイメージできるのではないでしょうか?

 

この話を聞いて、じゃがいもを毎日食べ始めた方の多くは、睡眠の質が変わって、すぐに寝入ることができるし、深い眠りになったという感想を述べています。

 

まとめ

 

じゃがいもが太りやすそうという理由で避けるということは、どうやら間違いのようですよね。

 

もちろん調理方法によっては太りやすくなってしまうために、注意が必要ですが、茹でるという方法であれば、むしろ積極的に食べるべき食材ではないでしょうか?