読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

白菜の栄養が凄い。冬に食べる鍋で健康促進!

白菜料理について

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白菜がおいしい季節になってきましたね。

 

白菜といえば鍋料理というイメージがあり、日本の冬の食卓には欠かせない食材となっています。

 

とはいえ、白菜にはいろんな調理方法があり、中華などでも鍋物として食べられているため、あらゆる国で冬には欠かせない野菜かもしれません。

 

ピェンローと呼ばれる鍋は、私も良く作りますが、本当においしくてかつ簡単にできるのでお勧めです。

 

本来は鍋料理だけでなく、漬物から炒め物など、生でも加熱しても、様々な調理方法で美味しく食べることができる万能食材が白菜です。

 

キムチにも白菜は使われていますし、もちろん日本でも漬物として使われていますよね。

 

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いろんな食材を活かす特性も白菜にはあるため、どんな料理にも合うので、とてもありがたい野菜です。


白菜は東洋を代表する葉野菜


白菜はキャベツと同じアブラナ科の葉野菜になります。

 

キャベツも鍋物にするとおいしいですので、同じアブラナ科というのもうなずけますね。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

私たちはスーパーに売られている白菜しか見ないため、種類も2~3種類しかない、というイメージがあるかもしれませんが、株の結球状態や、病気への耐性の違いなどにより非常に多くの品種に分類されています。

 

現在栽培されている主な品種でも150種類を超えるのではないかと言われていますので、白菜にはいろんな種類があるのですね。

 

私が知っているのは、一般的な白い白菜と、葉がオレンジというかより黄色が濃い白菜ぐらいしか知らないのですが、たくさんの白菜があるということなら、いろんな料理に合わせた白菜が食べたいと思ってしまいます。


白菜が最も美味しい時期とは


白菜の旬は11月下旬から2月ぐらいの寒い冬です。

 

白菜には栽培されている場所が寒くなって霜にあたると、さらに甘味が増し、より柔らかくなるという特性があります。

 

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最近は一年中見かけられるようにもなった白菜ですが、一番美味しく栄養も豊富な旬の時期に食べることで、より栄養価が高い白菜が食べられるため、ぜひ冬にはたくさん白菜を食べたいですね。

 

冬の寒い時期に旬を迎える白菜を、鍋にして食べることで身体を温めることができ、さらに旬の栄養を摂ることができる、というのはなんとも理想的な料理ですよね。


白菜のカロリー

 

白菜は約95パーセントが水分でできているため、冬場には寒くて水分をあまり摂らない時でも、効率的に水分をとることができる理想的な野菜ということになります。

 

そして、残りの5パーセントにバランスよく様々な栄養が含まれ、その中には白菜にしか含まれない貴重な栄養もあります。

 

また、白菜には水分が多い分カロリーが低いという特徴もあります。

 

ダイエットをしている場合などは、カロリーが気になるかもしれませんが、白菜を上手に取り入れることで、ダイエットに効果的な食事ができるかもしれませんね。

 

白菜に含まれる栄養

 

白菜には、身体にとても良い栄養素がたくさん含まれています。

 

それらを上手にいただくことで、冬の寒さを乗り切ることができるため、ぜひ上手にとりたいですね。


カリウム


白菜に含まれるカリウムの量は野菜の中では多い部類に入りますので、カリウムを効果的に取りたいのであれば、白菜はとても良い野菜ということになりますね。

 

カリウムはナトリウムを排出する役割を持っています。

 

ナトリウムがたくさん体内にあるという状態は、塩をたくさん摂っている状態ですので、塩を摂りすぎている場合にはとても重要な成分になります。

 

カリウムが体内のナトリウムバランスを整える作用があり、体内から余分なナトリウムを排出してくるのですが、これが血圧を下げる効果につながると言われています。

 

日ごろファーストフードや外食が多いという場合は、どうしても濃い味付けのものを食べている傾向にありますので、塩の摂りすぎになっていることがあります。

 

そうすると、当然体内にはナトリウムがたくさんあるため、様々な弊害を引き起こす可能性があるのですが、カリウムをとることでそれを予防することができるわけですね。

 

また、カリウムがナトリウムバランスを整えることによって、合わせて余分な水分も排出するため、むくみの防止にも効果があると言われています。

 

もちろんカリウムをたくさん摂れるから、塩をよりたくさん食べても良いということにはなりませんが、塩の摂りすぎだと考えている方は、カリウムをとるために白菜を意識的に食べるというのはとても良いと思います。

 

白菜に含まれているカリウムは水に溶け出すので、鍋物などの水分が多い料理は煮汁もすべて飲むようにすると効果的です。


ビタミンC


白菜に含まれるビタミンCはレタスの約4倍といわれ、かなりたくさんのビタミンCが含まれている野菜です。

 

ビタミンCは、肌荒れに効果があるほか、もちろん美肌にも効果が高いです。

 

美肌にはコラーゲンが必須だということは誰もが理解していることですが、体内でコラーゲンを生成するには、ビタミンCが必要になります。

 

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ビタミンCが不足すると、逆に美肌、肌荒れ防止などができないということになりますので、ビタミンCは努めてとるようにしたいですね。

 

そして、ビタミンCは風邪に効くという話もありますが、その効果はあまりないようですが、免疫系に働きかける効果があるために、風邪をひきにくくする効果があるといわれています。

 

ですから、冬に白菜を食べるということは、本当に理にかなっていることですね。

 

そして、ビタミンCはストレスに対処するために大量に体内で消費されると言われています。

 

ですから、日ごろストレスを感じやすいという方は、ビタミンCを意識してとるようにしなければ、すぐに不足してしまう、ということが考えられます。

 

そうなると、当然美肌や肌荒れを防止するためのビタミンCも不足しますし、風邪予防のためのビタミンCも不足してしまいます。

 

白菜などでビタミンCをしっかりと補給するということは、ストレスの多い現代社会には必須の野菜かもしれませんね。

 

白菜のビタミンCは、芯よりも葉の部分に多く含まれていると言われています。

 

白菜は捨てるところは、ほとんどありませんので、あまり気にする必要はないと思いますが、ビタミンCをたくさん摂りたいという場合は、葉の部分を食べるとよいということになりますね。


食物繊維


白菜には豊富な食物繊維が含まれています。

 

食物繊維は胃腸の働きを活発にすることから、便秘を解消し、腸内環境を整える効果があるといわれているのは誰もが知っていますよね。

 

腸内環境を整えるということは、免疫系にもとても重要なことなのですが、そのためにも食物繊維をとるということができる白菜はとても優秀な野菜です。


イソチオシアネート


イソチオシアネートは白菜に含まれる辛み成分で、消化を助け、血栓ができにくくなる効果があるといわれています。

 

そして、最近の研究によると、イソチオシアネートにはがんになる前段階の細胞の増殖を防ぐ効果があるのではないかと注目されています。

 

白菜やキャベツにイソチオシアネートはたくさん含まれているので、意識して食べるとイソチオシアネートの効果を十分に得ることができますね。

 

まとめ

 

冬に旬を迎える白菜は、やはり冬にしっかりと食べるべき野菜だということが分かったと思います。

 

値段も冬にお手頃になりますので、上手に日ごろの料理に取り入れて、白菜の恩恵を体内に取り入れたいですね。