読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

腸活で腸内環境を整えたい。オリゴ糖がおすすめです。

腸活を上手に進めるために

 

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今、メディアで話題になっているような気がするのが「腸活」ではないでしょうか?

 

腸活についてはいろんな方法がありますが、それによって得たい結果というのは、やはり腸内環境を整えるということになりますよね。

 

なぜなら腸内環境を整えることは、美容や心身の健康に良い影響を与えることがわかっているからです。

 

腸内環境を整えることは、免疫力を高める効果もありますし、美肌などにも良い影響を与えたり、さらにはダイエットの効果が得られやすい体質になるというありがたい効果が本当にたくさんあります。

 

腸内環境を整えるためには、やはり食物繊維をたくさん食べたり、適度に運動をしたりする必要があります。

 

腸活にオリゴ糖

 

そして、腸活をサポートしてくれる栄養成分として、「オリゴ糖」に注目が集まっているのはご存知でしょうか?


最近では、販売されているオリゴ糖はシロップだけではなく、様々なタイプの商品が販売されていますね。

 

顆粒タイプのものとか、砂糖とおなじように見えるものなど、本当にたくさんのオリゴ糖が販売されています。

 

それだけにますますオリゴ糖を使う人が増えてきているようです。

 

オリゴ糖が身体に良いということで、理由についてあまり知らないまま使っている方も多いようです。

 

それも良いと思うのですが、なんとなく体に良さそうなイメージだけを持っている場合と、どのような働きがオリゴ糖にあるのかを少し理解している方とでは、やはり取り組み方に違いが出てくるのではないかと思います。

 

そのため、少しオリゴ糖について、そしてどのような効果があるのかについて調べてみることにしました。

 

そもそもオリゴ糖とは?

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オリゴ糖とは、糖質がいくつか集まってできたものではあるのですが、そのオリゴ糖については、実のところ明確な定義はないようで、国内外の組織間で定義が異なっています。

 

一般的には2~10個の糖が結びついた構造を持つものをオリゴ糖ということが多いようです。

 

ですから、オリゴ糖の種類には様々なものがあるということになりますが、最近、腸活との関連で話題に上がるのは、人が食べても直接消化吸収しにくい特徴がある糖質をさしてオリゴ糖と呼ぶことが多いです。

 

腸活で使うものですから、腸活に意味があるものでなければ効果がないことから考えれば、当然と言えば当然ですね。


このような腸活に効果をもたらしてくれるオリゴ糖には、胃酸や消化酵素でも分解されないという特徴があります。

 

ですからオリゴ糖が大腸まで届き、ビフィズス菌などの腸内にすむ善玉菌の栄養源となってそれらを増やす働きが期待てきます。

 

そのような効果を持っているため、オリゴ糖特定保健用食品として認められています。


ヨーグルトなど発酵食品との違いは?

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これまでは、腸活と言えばヨーグルト、というイメージが強かったかもしれませんね。

 

しかし、今ではその考え方は少しずつ変わりつつあります。

 

もちろんヨーグルトを食べることが、腸活に意味がないということではありません。

 

考え方が変わってきている理由は、腸内環境を整えるために、私たちの健康に嬉しい働きをしてくれる善玉菌を食品から新たに摂ることだけではなく、腸内にすむ善玉菌のエサとなるものを摂ることも大切であることが様々な研究によって明らかになってきているからです。

 

先ほどのヨーグルトなど生きた善玉菌を含む発酵食品は、「プロバイオティクス」と呼ばれるものです。

 

ただし、これらの菌は腸内にある程度の期間は存在しても、住み着くことができないのではないか、ということが明らかになってきています。

 

もちろんヨーグルトを食べた時にとることができる菌は、腸内環境を整える効果がありますので、全く無駄ということではありません。

 

ただ先ほどの事実から、腸内にもともとすみついている善玉菌に、オリゴ糖や食物繊維などの「プレバイオティクス」とよばれるエサを与えて、数を増やすことの重要であるということが、様々な研究により提唱され始めているのです。

 

オリゴ糖は胃や腸で消化されないため、腸内に直接届くことで、腸内細菌の餌となることができるため、腸内環境の改善に理想的だと考えられ始めているのですね。

 

ちなみに、ヨーグルトを食べて腸に届く菌というのはあまり多くないと言われていますが、菌が胃や腸で死んでしまっても、その死骸が腸内細菌の餌となると言われているために、それも腸内環境を整える効果を生みます。

 

ですから、ヨーグルトを食べることが全く無駄なことでは決してない、ということがこのプレバイオティクスという視点からでも確認することができますね。

 

オリゴ糖は、甘いけど太らないってホント?


実はオリゴ糖が注目されている理由は、腸活に役立つからだけではありません。

 

この効果は、きっと多くの方が期待していることだと思いますが、食べても太りにくい糖質として、ダイエット中の方からも使える糖質として人気が出てきています。

 

糖質には通常1gあたり4kcalのエネルギーがあります。

 

しかし、オリゴ糖は人の腸ではそのまま消化・吸収できないという特徴をもつ難消化性糖質であるということがポイントです。

 

難所化成糖質であということから、オリゴ糖は比較的低カロリーであることが分かっています。

 

かつてオリゴ糖はノンカロリーだといわれていました。

 

しかし、近年の研究によってオリゴ糖は大腸で腸内細菌に代謝され「短鎖脂肪酸」となり大腸から吸収され、エネルギー源になることが明らかにされています。

 

短鎖脂肪酸として吸収された場合、そのエネルギー量は、糖質として吸収された場合より少なくなるようです。

 

短鎖脂肪酸の中にはは腸を動かすエネルギーにも使われるものがあるため、その意味でもオリゴ糖は腸活に最適な糖質と言えるかもしれませんね。

 

エネルギー量については、腸内細菌叢や他の食事内容にも影響を受けるため、まだ全てのオリゴ糖に対して明確な値は算出されていないようです。

 

しかし、例えば主にビート(砂糖大根)から分離精製して得られる天然のオリゴ糖であるラフィノースの場合は、1gあたり2kcalとされています。

 

普通の糖質の二分の一程度ということですね。

 

カロリーがゼロというわけではありませんので、たくさん食べても太らないというわけではありませんが、甘さを感じるのに砂糖よりも低カロリーなので、置き換えて活用すると、ダイエットに取り組んでいる時でも役立ちそうですね。

 

オリゴ糖のパワーを借りて腸活やダイエットの効率アップに!


どんなに体に良いと言われている食品でも、当然ですが食べ過ぎてしまっては悪影響を与える可能性があります。


例えば、オリゴ糖を急に摂取すると下痢を起こしたり、おなかが張ったりすることがあることがあります。

 

市販されているオリゴ糖製品の有効摂取量は、1日あたり2~10gにすべきと言われています。

 

しかし、最初からその量を食べると、腸が張ったりする可能性がありますので、オリゴ糖に対する腸内細菌の訓練というか、慣れのようなものが必要な場合があります。

 

そのため、あなたの調子を見つつ毎日少しずつ摂取するということが良い方法だと思います。

 

 

徐々に腸内環境を整えることで、痩せやすい体質になったりできるため、継続していくことが何よりも大切なことです。

 

まとめ

 

腸活を行って腸内環境を整えることで、様々な恩恵を受けることができるのはもはや常識になっていますよね。

 

その腸活を支えるものの一つとして、オリゴ糖を上手に取り入れることができれば、さらに腸活が効果的に行えると思います。

 

また、ダイエットの味方になる糖質としても、上手に活用していきたいですよね。