読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

免疫力を高く保つためには白血球のバランスが大切

免疫力について

f:id:bobminions:20210125123106p:plain

免疫力という言葉がありますが、免疫は身体の中にばい菌やウイルスが入ってきたときに戦ってくれるシステムのようなもので、新型コロナに限らずいろんなものから身体を守ってくれるものです。

 

ですから、免疫の機能を高めておくことが、いろんな病気などから身体を守ることにもなりますし、健康維持や促進にも重要ということですね。

 

そんな免疫システムですが、大きく分けて2つに分類されるようです。

 

それが、自然免疫と獲得免疫です。

 

自然免疫というのは、生まれながらに持っている自然治癒力と考えても良いシステムです。

 

最近やウイルスの侵入を防いだり、体内に発生したがん細胞のような異常な状態になっているところを常に監視しているものですので、とても重要なシステムですよね。

 

そして、獲得免疫は生きていく中で、獲得していく後天的な免疫のシステムのことです。

 

これは例えば、はしかやおたふく風邪などになってしまった場合を考えてみるわかりやすいと思います。

 

このようなウイルスに感染した場合、そのウイルスと戦い倒した後に、その敵をしっかりと記憶して同じ敵に素早く反応して、すぐに倒してしまうことができるようになります。

 

ですから、同じ病気には二度とかからないようになるのは、この獲得免疫のおかげということですね。

 

この2つの免疫システムが協力し合って、私たちの身体を守っているのですが、どちらか一方がなくなってしまうと、それは大変な事態になってしまいますね。

 

自然免疫は、ウイルスや細菌が入ってきた場合に、すぐに戦いを始めるのですが、獲得免疫がなければ、常に何の戦略もなく戦わなければならないような状態になりますので、それは大変ですよね。

 

そして獲得免疫だけだと、新しく入ってきたウイルスや細菌には手も足も出ない状況になりますので、自然免疫がしっかりとしていないと、これまた大変なことになってしまうわけです。

 

f:id:bobminions:20210125123216p:plain

 

まずは自然免疫が現場に急行して、戦いが始まり、そこからこぼれたものに獲得免疫が攻撃を加えるという2つが強力しあった働きを最大限にしてもらうように環境を整えたいですよね。

 

免疫力と白血球

 

免疫力というのは、主に血液中の白血球が中心となって、その役割を担っています。

 

白血球は、身体の中に入ってくる異物、ウイルスや細菌などを24時間体制で見張っているとても頼もしい細胞です。

 

アレルギー物質なども排除していると言われていますので、本当に白血球は常に戦闘態勢にいるのですね。

 

そんな白血球ですが、1種類だけではなくいろんな役割を持ったいくつから種類があり、それらがチームとなって活躍しています。

 

まず、顆粒球と呼ばれるもので白血球の約60%がこれになります。

 

そして聞いたことがあるかもしれませんが、リンパ球というものがありこれが35%。

 

そしてマクロファージと呼ばれるものが約5%となっています。

 

働き者のマクロファージ

 

マクロファージは、私たちの体の組織や臓器などあらゆる部分に存在する免疫細胞なのですが、本当に働きもので免疫システムの司令塔のような働きをします。

 

体内に侵入しようとする病原菌やウイルスなどの異物を監視し、侵入してきたらすかさず攻撃して食べて排除していくのですが、敵を丸ごと飲み込むようなイメージがピッタリの大食いの細胞です。

 

さらに異物の情報を他の免疫細胞、先ほどの顆粒球やリンパ球に伝えて、協力して効果的に敵を倒す司令塔の役割もしっかりと行うため、単なる大食いの怠け者ではありません。

 

さらに、マクロファージは病原菌やウイルスの感染から体を守るだけでなく、傷の修復を早めたり、体の新陳代謝を調節する機能などがあると言われています。

 

そのため、健康のためにさまざまな役割を果たしている本当に働き者で、重要な細胞ということができますね。

 

 

顆粒球の働き

 

顆粒球は主に、大腸菌やウイルスなどの中でも比較的大きなサイズの細菌と戦うことを得意としている細胞です。

 

顆粒球は敵を包み込み、活性酸素を撒き散らして化膿性の炎症を起こします。

 

ニキビの膿や緑色の鼻水などは、顆粒球が最近と戦った証拠とも言うべきものであり、顆粒球の死骸なのだそうです。

 

活性酸素は、たくさんありすぎると身体を酸化させてしまって老化の原因となるものですが、適量であればこのように免疫に作用するとても重要なものなのですね。

 

リンパ球について

 

顆粒球は大きな細菌などを倒す役割を果たしていましたが、リンパ球は小さなサイズの花粉やウイルスを担当する細胞です。

 

リンパ球にはこれまたいくつかの種類があり、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞などの種類があるのですが、免疫力としてはリンパ球という大きなくくりを知っておくと十分なのではないかと思います。

 

このようにすべてが連携しつつ、異物と戦ってくれるため、どんな異物でも排除してくれるのが免疫ということになりますね。

 

免疫力を最適に保つためには

f:id:bobminions:20210125123310p:plain



免疫力はこれら白血球の働きが活発であればあるほど、高く維持できそうですよね。

 

ですから、白血球のこれらの細胞がバランスよく、お互いが協力し合って働けるように環境を整えてあげる必要があります。

 

逆に白血球のバランスが崩れしまって、働きが悪くなると、どうしても病気になりやすくなったり、風邪をひきやすくなってしまうことになります。

 

それぞれの役割があるのが分かったと思いますが、どれか一つでも働きが鈍くなると、免疫力は十分に高くならないというのは想像できますよね。

 

そして、この白血球のバランスを崩してしまう原因の一つが、自律神経の乱れだと言われているのです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

自律神経に関してはこちらを参考にしてみてください。

 

自律神経が乱れるのは、やはりストレスを感じることがあり、それが慢性化してしまうような場合に多く起こります。

 

ストレスを感じると、交感神経が刺激されることになり、それは心臓の鼓動を早めたり、血圧を上げたりするのですが、そのような状況が続いてしまうと、健康に良いわけがありませんよね。

 

もちろん短時間で収まるようなストレスは問題ありませんが、交感神経がずっと興奮してしまうような慢性的なストレスを感じてしまうと、どうしても自立神経が乱れてしまいます。

 

その結果、白血球のバランスも崩れしまうことで、免疫力が下がってしまうという結果をもたらしてしまうのです。

 

ストレス以外にも、自律神経を乱してしまうものはたくさんあります。

 

f:id:bobminions:20210125123403p:plain

睡眠不足、運動不足などもありますし、生活のリズムが一定でない場合も自律神経を乱してしまう可能性があります。

 

そして、あまり知られていませんが、寝すぎてしまうことも自律神経を乱してしまう可能性があります。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

やはり生活のリズムを一定にするということが、とても重要ですね。

 

食事、睡眠、運動などを規則正しくして、リズムのある生活をすることが、免疫力を高める結果にもつながります。

 

まとめ

 

免疫力を高めるためには、白血球のバランスがとても大切であり、そのためには自律神経を乱さないことが大切です。

 

健康促進の生活を心がけている方は、実は免疫力を高く保つという面でも正しいことを行っていた、ということがわかると思います。

 

やはり基本はすべてに通じているということをしっかりと理解しつつ、毎日の生活を送っていきたいものですね。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

そして、笑うことは免疫力を高めることにとても効果があると言われています。

 

合わせてこちらも参考にしてみてください。