読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

在宅ワークは集中できない?作業がはかどらない?

在宅ワークでは集中力が下がる気がする

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最近は在宅ワークが増えてきているため、自宅で仕事をしている人も多くなっていますね。

 

自宅でもバリバリ仕事ができる、という方も多くいらっしゃると思いますが、反面自宅だとなぜか、会社のオフィスよりもやる気がでない、作業がはかどらない、という経験をされている方も少なくありません。

 

しかし、そんな中でも仕事はしっかりと行わなければならず、在宅ワークの方がむしろつらいという可能性もありますよね。

 

できれば、在宅ワークでも会社のオフィスと同じように、もしくはそれ以上に集中できるような状況を作りたいものです。

 

そこで、自宅の方が能率が下がるように感じるのはなぜなのか、ということを考えてみながら、それに対する対処法のようなものを考えてみたいと思います。

 

外に出ない

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通勤するときには、外に出て移動しなければならないわけですが、そうすると太陽の光を浴びることになります。

 

この太陽光を浴びるということは、とても重要なことです。

 

私たち人間の身体は、太陽の光によってリズムを作っているところがかなり大きいので、朝歩いているときに太陽の光を浴びることは、その日を始めるためにすごく良い準備になります。

 

クルマや電車で移動するにしても、まったく太陽の光を浴びないということは不可能ですから、それがよい準備になっているということですね。

 

逆に在宅ワークの場合はどうでしょうか?

 

在宅ワークの利点は、オフィスに行かなくてもよい、ということなのですが、太陽光の意味から考えると、それがデメリットになっている可能性もあるということです。

 

外に出ないために、太陽光をしっかりと浴びることがなくなってしまい、その日の準備ができないまま仕事を始めるということになります。

 

準備ができていない、身体がしっかりと目覚めていない状態での仕事の始まりですから、仕事の能率が下がってしまうのは当然です。

 

在宅ワークでもしっかりと仕事を進めていきたいという場合は、太陽光を浴びるということを意識する必要がありますね。

 

朝散歩をしてから仕事を始めるでもよいですし、外に出て太陽光を浴びるだけでも準備ができるものです。

 

そして重要なことなのですが、カーテンを開けて太陽光を取り入れるだけでは不十分だと言われています。

 

室内で太陽光を浴びたいという場合は、カーテンを開けるだけではなくて窓を開けて行う必要があります。

 

換気の意味も含めて窓を開けると行うと、効果が高いですね。

 

やはり酸素不足になってしまうと集中力が途切れてしまうものですが、家にいると換気を忘れてしまって、実は酸素が少なくなっていた、ということもあり得ます。

 

ですから、こまめな換気という意味でも窓を開けることは大切ですね。

 

少し集中力が落ちてきたな、という感覚がある場合は、少し窓を開けて新鮮な空気を入れると、かなり良い気分転換にもなりますよ。

 

部屋の照明

 

そして、部屋の照明の違いが仕事に影響している可能性もあります。

 

会社のオフィスというのは、十分な明るさを確保するために、普通の部屋よりも明るく感じますよね。

 

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それは、会社の事務所や商業施設、工業、学校、病院などの施設の照度基準が違うからです。

 

オフィスの明るさは一戸建てや集合住宅とは基準が違うために、たとえばオフィスの机上照度は750ルクス以上が望ましいといわれているのですが、これは一般的な家よりもかなり明るいのです。

 

また、コンピューターを用いての作業を行うなら照度1000ルクス以上が望ましいといわれています。

 

そこから考えると在宅ワークを行う際には、できるだけ照明を明るくするような工夫が必要になるかもしれません。

 

自宅のスペースが狭い

 

自宅のスペースは当然ですが、オフィスよりも狭いはずです。

 

会社のオフィスだと、トイレに行くにも少しは歩かなければならないですし、休憩するにも多少なりとも歩くことができます。

 

しかし、自宅だとどうしてもスペースがないため、座りっぱなしの時間が長くなってしまう傾向があるようです。

 

会社のオフィスでも座りっぱなしの弊害は避ける必要があるのですが、在宅ワークの場合は、さらに座りっぱなしに気をつける必要があるということです。

 

会社と違って人目を気にする必要がない、ということが在宅ワークのメリットでもありますので、30分に一回程度立ち上がる、ということを決めるとよいのではないかと思います。

 

そして、余裕があれば取り入れることをお勧めしたいのが、スタンディングデスクです。

 

座りっぱなしというのは、健康に良くないのはもちろんですし、さらに集中力がなくなってしまうことが多いです。

 

ですから、座って仕事、立って仕事ということを交互にできれば、座りっぱなしから解放されますし、集中力も持続させやすくなります。

 

運動不足

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在宅ワークはどうしても運動不足になりやすいです。

 

まず、通勤する必要がないということが、運動不足につながりますね。

 

イカー通勤の場合はあまり運動にならないかもしれませんが、駅まで歩いたり、オフィスまで歩いたり、自転車で通うという場合は、なかなか良い運動になります。

 

1駅前で降りて歩いてオフィスに行くなどするなど、運動しようと思えばいろんなことができますよね。

 

しかし、在宅ワークの場合、そのような通勤という行動をしないために、運動が不足することになります。

 

下手をすれば、1日自宅から出ないで全く運動しない、という人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

運動をしないということは、たくさんの弊害があるということは指摘する必要もないでしょう。

 

在宅ワークの場合は、意識して運動するようにしなければ、すぐに運動不足になってししまいますので注意しましょう。

 

どうしても運動するのが面倒だ、という場合は掃除することを習慣化するとよいですよ。

 

自宅を掃除した後に仕事にとりかかるのですが、掃除機をかけて拭き掃除をして、というように掃除を行うと、かなりの運動になります。

 

それによって身体が目覚めて、一日をスタートさせる準備も整います。

 

さらに掃除をすることによって、自宅がきれいに整理整頓されるとともに、在宅ワークを行うデスク回りもきれいになります。

 

デスク回りがきれいになることで、仕事を始める準備となると同時に、集中力を持続させることができる良い環境ができるということになります。

 

様々な研究によって、きれいに整理されて必要なものはどこにあるか、ということがわかるようになっている部屋のほうが、散らかっていて汚い部屋よりも集中力が高まる、ということが報告されています。

 

運動をしながら、そのようなきれいな仕事がはかどる環境を作ることができる掃除はとても良いことですよね。

 

まとめ

 

在宅ワークの場合、自宅ということでどうしても集中できないということが起きてきますね。

 

それは自分だけではなくて、誰でもそのように感じてしまうもののようです。

 

自宅とオフィスとでは環境が全く違いますから、当然と言えば当然ですが、自分の気合の問題のようにとらえる方もいらっしゃるかもしれません。

 

気合や根性的なものは、それでうまくいく人なら良いのですが、うまくいかない人の方がほとんどのはず。

 

ですから、環境や身体の機能のような面から考えていって、集中しやすい環境を作るほうが効果的だと思います。

 

在宅ワークでも集中できる環境を作ることを目指して、いろいろ工夫してみてください。