読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

効果的に学習するためには視覚化学習を!

記憶力が悪い?

 

読書をしていたり勉強しているけれど、その内容がなかなか頭に入ってこない。

 

何度読んでも記憶に残らない、という感想を持つ方って多いですよね。

 

私もその気持ちよくわかります。

 

何度読んでも記憶することができないし、読んだ内容を自分のものにしようとしても、なかなか自分のものにならない。

 

自分の記憶力の悪さに嫌気がさしてしまう、という気持ちよくわかります。

 

しかし、ここで理解しておかなければならないことは、その気持ちを持っているのは、ほぼ全員だということです。

 

ハーバード大学スタンフォード大学に入るような人でも、東大に入るような人でも、自分は記憶力が良くない、と感じている人がほとんどだということです。

 

中には、写真のようにあらゆることが記憶できる、という人がいるようですが、私はそのような人に出会ったことがありません。

 

ドラマなどではそのような人が出てきますが、実際にそんな人は本当にいるのだろうか、という気がします。

 

ちなみに私はアメリカのドラマが好きなのですが、「Suits」にはマイク・ロスという写真のような記憶ができる男性が出てきます。

 

主人公のハーヴィーと一緒に、いろんな問題を解決していくのですが、その記憶力をいかんなく発揮して解決ししていく姿は痛快ですね。

 

また「NCIS」には、エレノア・ビショップという女性が出てくるのですが、彼女は食べ物と情報を結び付けることで、あらゆることを記憶してしまうという能力を持っています。

 

お菓子などを食べながら本を読んだり、資料を大量に読んだりしてすべてを記憶してしまう、という能力で事件を解決に導いたりする役柄で、やはり記憶力っていろんな場面で重要なんだな、と感じました。

 

そのような記憶力とまではいかなくても、ある程度のことを簡単に記憶できる能力はあるに越したことがありません。

 

ですから、そのような方法を探してみると、いくつかの情報が見つかりました。

 

視覚化学習法について

 

その一つが視覚化学習法です。

 

言葉自体は難しいものではなく、学習するものを視覚化していくというものです。

 

視覚化というのは誰もが行っていそうですが、実はそうではないようです。

 

英語の学習が最も簡単に説明できるため、多くの説明で英語が使われているのですが、多分に漏れず、私も英語で説明してみたいと思います。

 

英語で苦労するのは、やはり英単語の記憶ですよね。

 

また英文の記憶、文法なども結局は記憶ということになるのですが、その前提としてたくさんの英単語を記憶しているということは重要です。

 

ですから、記憶力が悪いと英語の場合は壊滅的な状態になってしまいます。

 

記憶力が悪くて英語の記憶ができない、という場合の多くは、文字でしか考えていないようです。

 

apple」という英単語がある場合は、

 

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のような映像を思い浮かべるのではなく、「リンゴ」という日本語の文字を思い浮かべていることが多いのです。

 

これでは視覚化ができていないために、なかなか覚えられないということになります。

 

視覚化することでなぜ記憶しやすくなるかというと、私たち人間は視覚からたくさんの情報を得るようにできています。

 

ですから、資格から情報を得ると、脳がより活発に働くようになるからです。

 

顕在意識と潜在意識

 

これを「顕在意識」と「潜在意識」の違いによるものだ、という説明をする人もいます。

 

この2つの言葉は少々うさん臭さを感じてしまいますが、心理学的に使われているようなので、そのまま使いたいと思います。

 

顕在意識は、自分が意識していることが分かるもので、意識的に何かを行うときに使われるものです。

 

私は歩いている、私は本を読んでいる、というように言葉にできること、ということも言えます。

 

対して潜在意識は、意識されない無意識の思考のようなものです。

 

つまり、感情・感覚・直感・記憶・本質的な欲求、というように言葉にするのが難しいものです。

 

日頃は顕在意識だけを感じているため、潜在意識は感じないものですが、その大きさはかなり違っています。

 

顕在意識:潜在意識=1:9

 

潜在意識はなんと顕在意識の9倍ですね。

 

そして、記憶ということに関しては、今これを記憶することができた、ということを感じることができないと思いますが、その多くが潜在意識に関係していることが原因です。

 

ですから、潜在意識をいかに活性化させるか、ということが重要なのですが、それを意識できないから潜在意識なのに、どうすればよいのか、という疑問が出てきますよね。

 

それは、学ぶものを視覚化することで活性化することができるようです。

 

ちなみに潜在意識という言葉を聞くと、それを活性化させることで何か爆発的な能力を発揮できるのではないか、という気がするかもしれませんが、あり得ないほどの能力を開発することは難しいようです。

 

あくまでもより効率よく記憶しよう、ということがベースにあるため、そこは勘違いしないようにすることが大切ですね。

 

視覚化するとは?

 

視覚化するということは、ヴィジュアライズする、イメージするなどと言われることがありますが、頭に今学んでいること、読んでいることを思い浮かべるということです。

 

先ほどのappleの説明ですべてが説明されているので、それでわかるという場合はすぐに勉強を始めるべきです。

 

しかし、イメージすることがあまり得意ではない、という場合は学んでいることをイラストに描いてみる、ということも効果的です。

 

頭で思い描いているだけでは、あまり鮮明にイメージできない、ということでは視覚化が不十分ということになりますので、効果をあまり感じないかもしれません。

 

ですから、思い描いていることを絵にかいてみることで、正確に視覚化しているか、ということが分かります。

 

もちろんすごく上手に書く必要はありませんので、今できる範囲で描いてみれば大丈夫です。

 

描いてみれば、どこが把握できないないか、ということも同時にわかりますのでそこをもう一度学ぶこともできますね。

 

そして慣れてくれば、頭の中でイメージするだけで、しっかりと視覚化できるようになってきます。

 

夢を視覚化する

 

そして、夢を視覚化するということも重要です。

 

英語をしゃべれるようになって、海外でバリバリ活躍している姿、大きな仕事を決めている姿など、自分の夢や目標を視覚化することで、さらにやる気を引き出すことも可能です。

 

これもよくわからない場合は、絵にかいたり、インターネットで画像を探してきて、それをいつも見えるところに貼っておく、ということでイメージしやすくなると思います。

 

まとめ

 

視覚化するということは、学習する、読書するなどいろんな場面で重要になることです。

 

しかし、視覚化すればそれで何もしなくてもよい、ということではありません。

 

今行っている勉強法、読書法に視覚化学習を組み合わせることで、さらに効率的に進めることができるというものです。

 

ですから、今と同じように学習、復習などを進めていくと、記憶しやすくなったり、忘れにくくなったりする、という効果があるので、ぜひとも日ごろの勉強などに取り入れていただきたいですね。