ビジネス書を読んでも成功できない?何冊読みましたか?
出版業界が少し明るくなってきている?
読書のスタイルも変わってきているため、出版業界はかなり苦境に立たされていると聞いたことがあります。
特に紙の本は、インターネットの普及によってオンラインで本を読むようになってきているため、売り上げもダウンしているようです。
オンラインでの販売を進めていけばよいのではないかという思いもありますが、出版業界はいろんな仕事が分業のような形で存在しています。
印刷、製本、出版その他さまざまな形で出版業界に関わっている方がいるわけです。
そのような方々には、やはりネットでのコンテンツ販売というのは打撃になるのでしょう。
しかし、新型コロナによる巣ごもり需要のようなもので、本の売れ行きも少し良くなっているようです。
私は本を読むことが好きなのですが、特に紙の本を読むのが好きということもあり、この話題は少し嬉しいですね。
売れているジャンル
売れているジャンルは、やはり漫画のようです。
コミックが売上ダントツでトップというのは納得できることですが、地味にビジネス書も増えてきているようです。
新型コロナウイルスの流行によって、自身の仕事の今後の不安があったり、家にいてもできる新しい仕事を探すためなど、様々な理由でビジネス書の人気が高くなっているのです。
新しいことに挑戦したい、という場合にはやはり過去に同じ経験をした人の経験を参考にすることが最も効率的ですので、その一つの選択肢として常に読書をするというのは重要です。
ビジネス書の内容を実践できないのは?
よく言われることですが、ビジネス書を読んで成功した人はいないという批判があります。
確かにビジネス書だけを読んで成功している方は少ないわけですが、読書をする方はいろんなジャンルの本を読んでいくものです。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェットは、一日の大半を読書に費やすことで有名なのですが、曰く「知識は複利のように増えていく」ようです。
ビジネス書を数冊数十冊読んだとしても、その知識はまだ小さすぎるかもしれませんが、成功しないからとそこであきらめてしまうと知識も小さいままです。
知識が複利のように増えていくということを理解すれば、読書は継続的に行っていく必要があるというのが同時に理解できると思います。
ビジネス書を読んで成功する人が少ない理由の一つは、圧倒的に読書量が少ないために実践できないということなのですね。
最短で成功したいならそのジャンルの本を大量に読む
もしもこの分野で成功したい、すぐに成功したいという気持ちがあるとしたら、有効な戦略として言われることは、そのジャンルの本をできる限り大量に読むということです。
大量に本を買ってきてもよいのですが、金銭的につらいという場合は図書館を利用してもよいでしょうし、古本屋を利用するのもよいでしょう。
たくさんの同じジャンルの本をたくさん読むことで、そのジャンルに詳しくなり実践することも容易になっていきます。
もちろん未知のジャンルであれば最初は入門書のようなものから始めて、徐々に難しい本にしていくことが効果的です。
これだけ読めばよい、という基準はありませんが、私が聞いた話ではそのジャンルの本を30冊読めばよいと言われるようです。
まとめ
読書をするということは、いろんな目的がありただ楽しむだけのために読みたい、という読み方ももちろん素晴らしいです。
ビジネスに応用したいという人であれば、その内容を実践することが理想的ですが、実践できなくても読書をやめるべきではないと私は考えています。
その理由はやはり知識は複利のように増えていくからです。
実践できないのはその人の才能や資質ではなく、単純に知識が足りていないということの方が圧倒的に多いですから、諦めることなく読書を進めることで知識の量が増えた時に実践できる可能性が高いです。