集中できない「ディストラクションタイム」を減らすためには?
気が散ってしまうのは?
仕事や勉強をするときには、集中していなければならないということは言うまでもありません。
気が散っている状態をディストラクションタイムというようですが、単純に英語にしているだけです。
なぜか英語のまま使いたい方が多いようで、ディストラクションタイムも英語のまま使われているのではないでしょうか。
さて仕事、勉強の時に気が散らないようにするためには、行っていることに集中している状況を維持できる、集中力を持続させることが可能な環境が必要です。
しかし、最近はディストラクションタイムがメインではないか、というような状況が生み出されています。
その原因はスマホです。
スマホがあることで、スマホが常に気になるため、ディストラクションタイムが常に発生している方は多いのではないでしょうか。
スマホは使わないけれど、PCでネットをいつでも見られる状態もディストラクションタイムを生み出しやすいです。
いつでもネットサーフィンができるため、気が付けばインターネットでいろんなサイトを見ている、というのは明らかに集中力が阻害されています。
ですから、スマホやPCとは上手に付き合っていく必要がありますね。
特に問題になるのはSNSやメールの通知です。
通知があることで、常にスマホなどが気になるのですが、この通知はさらにすごいことにスマホの電源を切っていても、目に入るだけで集中力を阻害する効果を持っています。
スマホの影響力というのはすごいものですよね。
集中したいという場合は、スマホの電源を切るだけでは不十分であり、自分の目の届かない場所に置いておく必要があります。
ディストラクションタイムを利用する
しかし、SNSを全くチェックしないのは、それも集中できない原因になりそうだという方がいらっしゃるかもしれません。
それは慣れですので、いつかはSNSを使わなくても問題ない、という状況が訪れるのですが、少しは使いたいというのは人情ですよね。
またSNSを仕事で使っているという場合もあるでしょう。
そこで、どのようにスマホやPCと付き合っていくのが良いのかというと、ディストラクションタイムにそれらをチェックするのです。
ディストラクションタイムは、気が散っている状態ですから、一日の中でも何度かそのような状況はあるはずです。
そのディストラクションタイムに、SNSなどをチェックするのです。
それによって少し気分転換できたら、また仕事や勉強に戻るわけですね。
通勤通学の時間やお昼、また帰宅時間など疲れているときなどにSNSやメールをチェックすることで、ディストラクションタイムを有効に使うことができます。
ディストラクションタイムを生み出す可能性があるツールを、自分のディストラクションタイムに合わせて使うことで、気が散っている状況を生み出すことを抑制できるわけです。
まとめ
スマホやPCは絶対に必要だという方が多いでしょう。
しかし、それに振り回されて気が散っているようならば、使い方を変える必要があります。
仕事などで緊急の連絡が入るような場合はすぐに対応できるようにしておく必要がありますが、それ以外は日常生活ではそれほど緊急性のあるSNSやメールはないのではないでしょうか。
ディストラクションタイムをいかにコントロールするか、これが日々のパフォーマンスを高めることになりますので、ぜひとも自分に合った方法を見つけていただきたいです。