読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

投資を行うときに必要な心理とは

投資で最初に行うべきこと

 

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投資で成功するためには、いろんなことを乗り越えていく必要がありますね。

 

一番最初に乗り越えなければならないことは、「早くお金持ちになりたい」という感情をいかになくすかということです。

 

これが基本になると思っていて、早くお金持ちになりたい、という気持ちをなくすことなく投資を行うと、完璧というぐらいの確率で失敗してしまうと思います。

 

お金持ちになりたいという気持ちがあるのは、今お金持ちではない、ということになりますので、投資に使うお金は生活のために必要なお金であることが多い。

 

しかも今すぐにお金持ちになりたいということは、その生活に必要なお金を使ってかなりリスクの高い投資をする必要があります。

 

今すぐにお金持ちになりたいという気持ちから、信用取引などを行ってしまう可能性があるということです。

 

信用取引を知らない、という方のために簡単にお話ししておくと、それは借金をして投資を行うことと同じです。

 

信用取引の場合は、資金の3倍程度までの取引ができますので、100万円の投資資金の場合は、その金額で300万円の取引ができることになります。

 

この場合利益も3倍ですが、当然損失も同じように3倍になります。

 

信用取引は、証券会社に信用口座を解説すれば簡単にできてしまうようになっていますので、誰でも比較的簡単にできてしまいます。

 

3倍も稼ぐことができるならと、大事な資金を突っ込んでしまって、翌日から株価が下がり始めると、もう気が気ではありません。

 

ですから、すぐに損切りしてしまって、その翌日からまた株価が上がり始めると、また取引を始めるけれど、翌日はまた株価が下がって損切り・・

 

ということを繰り返してしまうわけですね。

 

これは特に信用取引の場合に現れてくる心理かもしれませんが、現物であっても翌月に必要になる資金を稼ごうとして投資をすると、やはり痛い目を見ることが多いものです。

 

相場は個人の思惑など全く関係なく、本当に自由に動きます。

 

しかし、そんな現実は無視して今すぐにお金持ちになりたいという気持ちから、どんどん投資を繰り返して、結局は大事なお金を失ってしまう、という結果になるのですね。

 

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ですから投資は長期になる、ということを理解して、一気にお金持ちになるという気持ちを捨てて、他のビジネスと同じように地道に努力する必要がある、ということを理解しておく必要がありますね。

 

投資は今では誰でも簡単にできるようになっていますが、職人のように少しずつ技術を磨いていく必要があるビジネスである、ということをなぜか忘れてしまいやすいものです。

 

長期投資が基本

 

私はデイトレードのような短期の投資は行いませんので、長期投資が基本になっています。

 

なぜ長期投資が基本になるのかというと、私はどのような投資であっても短期の価格の変動を予測することは不可能だと考えているからです。

 

逆に長期の変動については、ある程度は予測することが可能だと考えています。

 

株式投資の場合は、企業の本質的な価値を計算して、それよりも割安な株価になっている企業の株式を購入して、本来の価値になるまで待つだけです。

 

それが一番ストレスがない投資であり、かつ手堅い方法だと考えています。

 

もちろんそれでも間違いを犯すことがあるのが投資の世界ですので、自分の間違いが判明した場合は速やかに退場します。

 

間違いはつらいものですが、そこから学ぶことも多いため、失敗も大切な経験として次に活かすようにしています。

 

本当に難しいのは利益確定

 

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投資はあらゆる場面で難しいことがたくさんあるのですが、私が特に難しいと感じるのは、やはり利益確定の瞬間です。

 

利益確定については、利益に利益を生ませる、ということがとても重要なことであり、限界まで利益が膨らむまで待つ、という忍耐が必要です。

 

しかし、私に限らないと思うのですが、利益が出た場合は、その利益がなくなってしまうのではないか、という不安からすぐに利益確定をしたい、という気持ちが働いてしまいます。

 

その気持ちから、早く利益確定してしまって、そこからさらに株価がどんどん上昇していくのを見ているだけ、という経験を何度もしたことがあります。

 

上がっているものを売る理由などないのですが、やはり人間の心理というのは複雑なもので、手なずけるのも一苦労です。

 

その対策としては、心を鍛えるということが重要になるのですが、そう簡単に心を鍛える事などできないので、現実的な方法としては、株価を確認しないということです。

 

長期投資ですから、日々株価を確認する必要はなく、2日か3日おきに確認するだけでよいわけですし、それが不安ならば1日一回だけの確認で十分なわけです。

 

しかし、株価が上がり始めると1時間に一回二回と確認してしまって、利益が消えてしまうのではないか、という気持ちが増幅してしまいます。

 

そのような気持ちを増幅させないためにも、私が行っていることは株価は午後3時過ぎに確認するという方法です。

 

3時を過ぎても取引している市場もありますので、3時半に確認するとよいですね。

 

3時半ならば取引も終わっているため、利益を確定しようとしてもできないですし、翌日に行動しなければならない、という状況であっても考える時間がしっかりとあります。

時間外取引などで取引できることもありますが、その取引は行わないようにしています。もちろん、よほど早急に対処しなければならないことがあれば対処しますが、そのような状況はほぼありません。)

 

もちろん、その日のうちに対処するべきだった、ということもあるのですが、それよりも利益を最大化するというメリットの方が大きいように感じています。

 

株価を頻繁に確認しても全く利益確定したいという気持ちにならない、という鋼の心を持っている方はそれでよいと思いますが、私はすぐに利益確定したいというガラスの心しかもっていないため、今のところはこの方法が良いと思っています。

 

まとめ

 

投資については、このような基本的な心構えをまずは持っておくことが大切だと思っています。

 

もちろんこれらのことは、経験から学ぶしかない部分もあるのですが、知識として知っている場合と、そうでない場合では経験からの学び方も変わってくるでしょう。

 

投資ではたくさんのテクニック的な知識が販売されていたり、学校のような感じで教えているところもあります。

 

しかし、そのような知識は、今回の心理的なものを理解していないと全く活用することができない、というのが現実です。

 

投資はマインドということもよく言われますが、本当にその通りだと今ならば言うことができます。

 

まずは、自分の心理をしっかりと理解してから、投資を進めていくことをお勧めしたいと思います。

 

ちなみに投資に必要な知識やノウハウなどは、必要であれば数千円の本を買ったり、インターネットの無料の情報を検索すれば得ることができます。

 

高額商材や塾のようなところに入っても、得られるものは本や無料の情報などとほぼ変わりませんので、その金額を投資に回してそこから学ぶ方が良いように私は思います。

 

それは個人の判断で行われればよいわけですが、投資で常勝できる聖杯のようなものがあると考えているのであれば、そのようなものは存在しない、ということだけはお伝えしておきたいと思います。