読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ターメリック(ウコン)が脳に与える素晴らしい効果とは?

記憶力をアップさせるために

 

脳に良いことは、きっと記憶力をアップさせるためにも効果があるのだろうと考えられます。

 

もちろん記憶力だけではなく、様々なことを向上させてくれる効果があるわけですが、脳と言われると、真っ先に記憶力という言葉が思い浮かびます。

 

私も、記憶力をアップさせる方法については、いつも興味がありいろんな方法を調べています。

 

私がそのようなことを調べる理由は非常に邪道なもので、一度読めばすべて記憶できるような記憶力であり、簡単に言えばサボりたいという気持ちからでした。

 

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しかし、いろんな記憶を高めるテクニックのようなものを試しても、当然劇的な変化はなく、地道な努力をしながら勉強や読書をするしか方法がない、ということを身をもって知ることができました。

 

そういう意味では無駄なことではなかったのかもしれません。

 

劇的な変化は期待できない、ということはわかりましたが、脳を健康に保つことは記憶力を高めるために重要ですし、痴ほう症やアルツハイマー病を予防するためにも重要なことです。

 

脳が不健康だと、何も覚えられないということもあり得ますし、病気になる確率もぐっと上がってしまいます。

 

ですから、テクニック的なことはあまり効果がないとしても、脳を健康に保つということは重要なことであり、そのアプローチは続けるべきだろうと思います。

 

脳の炎症などを防ぐ

 

身体の不調というのは、いろんな理由や現象があるわけですが、脳にもやはり同じようなことが起こってしまいます。

 

脳に炎症が起こってしまうと大変なことですので、できれば予防した方が良いわけですが、ひどい炎症でなく、ちょっとした炎症というのは頻繁に起こっているようです。

 

脳は目に見えないため、あまり注意しないものですが、脳のケアをしっかりと行うことがとても大切だということが、この炎症一つとってもわかると思います。

 

皮膚などに炎症が起こると、痒かったり痛かったりしますよね。

 

それが脳に起こっているのだとしたら、記憶力なんて当然下がってしまいますし、それ以外の機能も低下してしまうことは明らかです。

 

そして、脳の炎症が痴ほう症やアルツハイマー認知症などの、深刻な脳の病気にもつながっていると言われています。

 

これを聞いてしまうと、益々脳の炎症は防がなければなりませんね。

 

炎症とアルツハイマーとの関係について

 

炎症とアルツハイマー病の関連性が初めて見つかったのは、関節炎患者の方を調べる中で判明したとされています。

 

ブリティッシュ・コロンビア大学のパトリック・マクギアとアリゾナ州サン・ヘルス・リサーチ・インスティテュートのジョージ・ロジャースが、過去10年間の病院の薬剤記録を調査しています。

 

その調査によると、強い抗炎症薬を日常的に投与されていた関節炎患者は、そうでない人に比べてアルツハイマー病の発症率が7倍も低いという事実を発見したそうです。

 

関節炎というのは、当然炎症によるものですが、強い抗炎症薬を使うことで関節の炎症を予防するだけでなく、身体の他の部分、脳の炎症も抑えたことが理由だと考えられたのです。

 

ターメリックが炎症を防ぐ!

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しかし、強い抗炎症薬というのは副作用があるために、普通の人が使うことができる薬ではありません。

 

そこで注目されたのが、カレーに含まれているスパイスの一つ「ターメリック」です。

 

ターメリックはウコンと呼ばれることもありますが、カレーの黄色を出すために使われています。

 

ターメリックが炎症を抑えるのは、ターメリックに含まれるクルクミンなどの成分が、体内で炎症の原因となる化学伝達物質の働きを抑えてくれるからだと言われています。

 

さらに嬉しいことに、ターメリックアルツハイマー病の原因の一つと考えられているアミロイドβの脳への蓄積を抑えてくれる効果もあります。

 

これは、金沢大学大学院の研究チームが実施した研究によって報告されています。

 

 

他の研究では、実際にアルツハイマー病を発症している方々を対象にしたものもあります。

 

その絵研究では、認知症、過敏性、興奮、不安、無関心を含む重度の症状を有する3人のアルツハイマー患者の方々に、ターメリックサプリメントが与えられたそうです。

 

その後12週間にわたり毎日ターメリックを764mgとクルクミン100mgを摂取した方は、臨床症状や検査データに悪影響を生じることなく、症状から回復し始めたそうです。

 

そして、治療開始から3ヵ月後、患者の症状と介護者への依存度が目に見えて減っていたそうです。

 

さらに治療開始から1年後になると、3人の患者の方のうち2人が家族を認識できるようになったというのです。

 

3人という非常に限定された人数ではありますが、悪影響は全くなく改善の方向に向かうということが示されていますね。

 

アルツハイマーの症状が改善するということは、とても素晴らしい結果です。

 

しかし、アルツハイマー病を防ぐという意味では、発症しないようにできればそれを予防するような形で、ターメリックを使うということが一番効果的ですよね。

 

さらにこれだけ脳への良い影響があるということは、日ごろの記憶力、さらには仕事やスポーツなどのパフォーマンスを向上させる効果も期待できそうですよね。

 

歯周病菌を抑える

 

さらにターメリックに含まれるクルクミンは抗菌作用があると言われているのですが、その効果によって歯周病になるのを防いでくれると言われています。

 

歯周病は、これまた痴ほう症やアルツハイマー病の原因になると言われています。

 

アルツハイマー病になった方の脳を調べてみると、歯周病菌が脳に入り込んでいることが多いそうです。

 

そのため、歯周病も脳に悪影響を与えるのですが、それをクルクミンが防いでくれるということになりますね。

 

ターメリックを食卓に

 

これだけの効果が期待できるターメリックですので、できれば毎日食事として取り入れていきたいですよね。

 

しかし、先ほどのようなアルツハイマー病を改善させるほどの効果を期待する場合は、かなり大量のターメリック、そしてそこに含まれるクルクミンをとる必要があるそうです。

 

先ほどの研究では、12週間にわたり毎日ターメリックを764mgとクルクミン100mgを取っています。

 

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そのため、サプリメントを使う方も多いようですが、私は自然のものから食事としてとるのが安全でよいと思っています。

 

ですから、スパイスのターメリックを買って食事に使うようにすることをお勧めします。

 

ターメリックを使って本格的な料理をすると、東南アジアの料理のような味付けができて、料理の幅が広がります。

 

そこまでは面倒だという場合は、市販のカレールーでカレーを作るときに、少しターメリックを入れると、カレーが本格的な味になるのでお勧めです。

 

シチューやスープに入れるという方も多いですが、味にバリエーションができるため、お勧めですよ。

 

まとめ

 

ターメリックの効果は、かなりすごいことがわかりましたよね。

 

脳の健康のため、そして身体の健康のためにも、炎症を抑えるということはとても重要なことです。

 

それをターメリックを食事に使うことで期待できるのですから、今日から取り入れていきたいものです。

 

私はターメリックティをたまに飲みます。

 

香りに少し癖があるため、飲めないという方も多いですが、問題ないという方は、簡単にターメリックを生活に取り入れることができるためお勧めですよ。