読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

割安銘柄で株主優待が優れている銘柄を探すメリット

仮想通貨は投資ではなく投機

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お金を稼ぎたいということで、株式投資を考える方は多いと思います。

 

しかし、株式投資に限らず、あらゆる投資は時間をかけてコツコツと増やしていく必要があります

 

資金を増やしたいという方の中には仮想通貨などに投資する方もいらっしゃるかもしれませんが、私個人の考えでは仮想通貨は投資と言えるかは疑問です。

 

仮想通貨が何かを生み出しているかどうか、ということを考えてみると、そこに使われているブロックチェーンという技術はとても素晴らしいのですが、仮想通貨自体は何も生み出していないと考えているからです。

 

株式投資を考えてみると、株主からの資金を使って商品やサービスなどを生み出すことで、私たちの生活に付加価値を与えてくれています

 

そのため、投資した資金から何かを生み出しているということが言えます。

 

この状態は、投資家、企業、消費者のすべてが利益を得る可能性があるプラスサムという状況を生み出す可能性があるわけです。

 

しかし、仮想通貨の場合は、そこから何かが生み出されているか、というと何も生み出していないのではないかと思います。

 

つまり、仮想通貨を売る人と買う人がいるだけで、買う人が多ければ値段が上がり、少なければ下がるということになります。

 

この状況はまさにゼロサムゲームであり、ギャンブルと言わざるを得ないものです。

 

さらに仮想通貨は、マイニングという方法で、その取引が間違いないですよという証明を、参加している人が行うことになっているのですが、そのマイニングを行うためには、かなり高度なコンピューターが複数台必要になると言われています。

 

高度なコンピューターを常に稼働させておくというのは、電気代だけでもかなりすごいことになるのですが、それが環境に与える負荷も相当なものになるようです。

 

このことは、テスラCEOのイーロン・マスクも指摘していることです。

 

つまり、仮想通貨の存在はマイナスでしかない、という可能性があるのです。

 

仮想通貨という名前から、将来通貨として機能するのではないか、という期待もあったのですが、その可能性がかなり低くなってきています。

 

それは、投機対象となってしまって、価格の変動があまりにも大きすぎるからです。

 

例えば、今日は100万円の価値がありますが、明日は10万円になる可能性がある通貨で取引したいと思いますか?

 

このように価格が不安定なものは、通貨としては使えないということになります。

 

通貨として承認しようとしている国もあるようですが、メリットよりもデメリットの方が大きいような気がします。

 

仮想通貨からは今現在は何も生み出されていなくて、通貨になる可能性も低いとなると、投資対象ではなくて、ギャンブル性の高い投機の対象となってしまうので、私はそこにお金をつぎ込むことができないのです。

 

株式投資で注意すべきこと

 

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私にとって株式投資というのは、割安な企業に投資をしてその価値が、相場に正当に評価されるのを待つというのが基本になります。

 

ですから、株式の保有期間は比較的長期になります。

 

割安ということは、誰も気が付いていないのですから、それに気が付くまでは割安なままですからね。

 

しかし、人に気が付いてもらうためには、何かその企業を買うべき理由があることが望ましいです。

 

割安だというだけでも買うべき理由になるわけですが、それだけではなかなか気が付いてもらえないということも多いです。

 

そこで、気が付いてもらえるような何かがある、というのが理想的なのですね。

 

それにはいろんなものがありますが、私たちがすぐに思い浮かぶのは株主優待ではないでしょうか?

 

株主優待がとても珍しかったり、すごく豪華であったりすると、テレビなどで取り上げられたりする可能性もありますので、人気が出やすかったりします。

 

そこで、株主優待に注目しつつ投資するというのが、一つの戦略としてあります。

 

しかし、重要なことはその企業の株価が割安である、ということが前提として存在しているかどうかです。

 

割安でなければ、株価がそこから上昇する余地が理論上はないわけですから、株主優待がいくら良くても、株価が上がっていかないという可能性が大です。

 

まずは株価が、その企業の価値よりも割安かどうか、ということを判断して、そこから株主優待についても検討する、という流れが重要になるわけです。

 

まとめ

 

企業の業績などをもとに投資を行うことを、ファンダメンタルズ投資などと言われたりしますが、私はそれが株式投資の王道だと考えています。

 

テクニカル分析などは、チャートだけを見て投資を行うことですが、それは私の正確には合わないものです。

 

割安の企業に投資を行って、何か反応があるまで気長に待つということができるのが、この投資の良いところだと考えています。

 

株価のチェックも極端な場合は、1か月に一回ということもありますし、多くても1日一回で十分です。

 

それぐらい余裕のある投資でないと、本業や日常生活のストレスとなってしまって、何のための投資なのかわからなくなってしまいます。

 

本業に影響を与えないけれど、着実に資金を増やすというのが株式投資の本当の姿ではないでしょうか?

 

そのためには、やはり仮想通貨は投資対象から外れるべきだと私は思います。