読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

配当や株主優待を参考にして投資するために

株式投資は他の投資よりは簡単?

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株式投資は、FXや仮想通貨などとは違った側面を持っている、と私は思っています。

 

株式投資というのは、ある企業の発行している株式を取引することですので、その企業の情報を読むことができます。

 

財務諸表を基本として調査することが多いのですが、気になることがあればその企業に直接問い合わせることも可能です。

 

中小企業であれば、直接社長にお話を聞く機会があるかもしれません。

 

しかし、FXの場合は国と国の通貨のやり取りということになりますので、国家予算を調べたりすればなんとなく通貨の現状を知ることができるかもしれません。

 

とはいえ、発行通貨量や消費者物価指数などを調べる必要もありますし、さらに他国の予算なども当然調べる必要があります。

 

通貨のハードルは企業を調べるよりもかなり高い、ということが言えそうですね。

 

そして、仮想通貨に至っては、何を調べればよいのかということすらわからない、というのが私の考えです。

 

株式投資の方が、FXや仮想通貨など他の投資よりも比較的材料がたくさんあるため、取り組みやすいのではないか、と考えています。

 

もちろん比較的簡単というだけですので、株式投資自体が簡単だというつもりは全くありません

 

相場がいつも反対に動く

 

株式投資の場合は、(他の投資も同じですが)安い時に買って、高い時に売るということが基本です。

 

それができれば誰でも成功できるわけですが、安い時、高い時が分からないから、買ったり負けたりするわけです

 

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そして投資というのは不思議なもので、買ったときには下がり、売ったところから上昇し始めるということが本当に多いですよね。

 

相場は個人の思惑など全く無視して変動していますので、全く思い通りにならない、ということをまずは認識しておかなければなりません。

 

ですから、今すぐ必要なお金を投資に使うと、痛い目に遭うことが多いわけです。

 

そのため、投資の基本は長期投資であり、相場が動くまで待てるという資金で参加することが重要です。

 

割安で投資するためには?

 

割安で投資するためには、当然ですが企業の財務諸表をある程度は読める必要があります

 

企業の持っている資産から負債を引いて残った金額よりも、現在の株価と総株式数をかけた時価総額が、その金額よりも安ければ、その企業の株価は割安である可能性があります。

 

もちろん、資産をいかに計算するか、ということが問題にありますので、その計算が間違っている可能性も十分にあります。

 

間違っていれば負けてしまうわけですので、そこは慎重に計算する必要がありますが、なんとなくお買い得な気がする、という理由よりもはるかに科学的なアプローチではないでしょうか?

 

株価が上昇するカタリスト

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株価が上昇するときには、何か原因があることがほとんどです。

 

収益が改善したとか、配当が増えた(増配)などの原因がある場合に、株価がそれに刺激されて上昇するわけですが、その原因のことはカタリストなどと呼ばれたりします。

 

株式投資を行うときには、割安な企業を探すことが重要ですが、さらにカタリストが予測できれば、さらに良い結果になりそうですね。

 

カタリストの代表としては以下のようなものがあります。

 

  • 自社株買い
  • 増配
  • M&A
  • ヒット商品が現れる

 

これ以外にもカタリストになる可能性があることはたくさんあります。

 

そのようなことが、事前に予測できればとても有利ですよね。

 

このような情報を得ようとして、インサイダー取引のようなことをしようとする方がいますが、そんなことをする必要はないと私は考えています。

 

割安な企業を探し出すことができれば、それだけで十分であり、さらにカタリストが予測できれば素晴らしいというだけですので、まずは割安かどうかを判断することが大切です

 

そして、カタリストを予測することは、かなり難しいことだということはすぐに理解できると思います。

 

私がカタリストとして考えるとよいと思っているのは、配当と株主優待です。

 

配当金と株主優待を目的に投資をする方もいらっしゃいますので、その存在は有名だと思いますが、どう投資に活かすべきかということはあまり知られていないかもしれません。

 

割安な企業を見つけた場合で、配当金がかなり高く、株主優待までついているという場合があります。

(めったに見つからないため、探す努力は必要ですよ!)

 

そのような企業の株式を購入しておき、株価が上昇するのを待つのですが、その企業の株価が割安なのはあまり知られていないからです。

 

知られていない企業のことを知ってもらうためにカタリストが必要になるのですが、配当が高くて株主優待もよい、という企業には自然に注目が集まるものです。

 

そこまで待てば、株価が上昇し始めるわけで、そこで売却すれば利益を確定させることができますね。

 

注目を集める材料があるかどうか、ということも投資では大切なことだということです。

 

もちろん材料があっても、それに気が付くのがいつになるかわかりませんし、当然永遠に気が付かないという可能性もないわけではありません。

 

ですから長期投資が重要になるわけです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

まとめ

 

株式投資は、デイトレードスイングトレードなどで、一日に何度も取引して利益を得ようとする方が多いような気がします。

 

そこまで頻繁でなくても、2~3日で取引する方も多いのではないでしょうか?

 

私は、そのような取引を行ったこともありますが、それはあまり自分には合っていないことが分かり、ファンダメンタルズ分析を基本に考えながら長期投資を行っています。

 

そして、配当や株主優待などがカタリストにならないか、ということを考えつつ投資を進めることで、短期投資よりも余裕をもって、ストレスなく投資を行うことができるようになりました。

 

投資を行う際の一つの参考にしていただければありがたいです。