読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

アメリカでは起業家精神を持つ人が多い。その理由とは?

アメリカは企業しやすい?

 

日本に比べてアメリカでは、企業しようという人が多いように感じますよね。

 

そして、新しく生まれた企業が大成功していくイメージが強いのではないでしょうか?

 

一番分かりやすいのはAmazonかもしれませんね。

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Amazonは、最初は本をインターネットで注文できるシステムとして考えられたそうです。

 

ジェフ・ベゾスが始めたAmazonは、今では世界中で使われるようになっていますので、誰もが知っている企業でしょう。

 

そのAmazonの操業は1994年ですので、比較的新しい企業です。

 

GAFAMと呼ばれる企業は、1990年代に創業したところが多いので、新しい企業が世界的な企業に成長しているということになります。

 

世界的な企業に成長するということは、世界の誰もが知っているという状況ですが、日本の企業でそのような状況になっているのは、古い大企業だけですよね。

 

比較的新しいと思われる、日本で有名なUNIQLOは1940年代創業、ソフトバンクは1980年代創業ですので、それらと比べるとアメリカの方が新しい企業が生まれやすいというのがわかるのではないでしょうか。

 

新しい企業が生まれるということが、その国の経済にとって非常に重要なことだということは異論がないと思います。

 

経済も私たち人間と同じように、新旧が入れ替わる新陳代謝が大切だからです。

 

そう考えると、日本では企業のしづらさが経済成長を阻んでいるという可能性もあります。

 

起業することができても、それを成功させることができるかは別問題であり、GAFAMのような巨大な企業になることができずに終わってしまった起業家も、それこそ星の数ほどいるのではないでしょうか。

 

それでも企業しようとする人が多いのは、起業家にとって良い環境が整っているからかもしれませんね。

 

なぜアメリカでは企業する人が多いのか

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企業する人が多いのは、当然一つの理由だけで説明できるものではありません。

 

国民性のようなものもあるはずですし、教育的な面の違いも当然あるでしょう。

 

そして、その理由の一つとして、株式市場の存在が大きいような気がします。

 

日本にも株式市場はあるのですが、アメリカほどに誰もが投資をしている状況とは程遠いですよね。

 

株式投資というと、怖いというイメージから投資はしないという方が、日本には多いです。

 

リスクはゼロにはできないために、当然株式投資には危険が伴うわけですが、リスクをコントロールすることができれば、それほど恐れる必要もないものです。

 

アメリカでは株式投資は、私たち日本人よりもかなり身近な存在になっています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

 

こちらでも米国株の利点などをお話ししていますので、参考にしてみてください。

 

米国株はその手軽さから、誰もが投資をしてみようという気になるのかもしれません。

 

そして、その手軽さが企業のしやすさにもつながっているような気がします。

 

日本では企業をしようとする場合は、通常は銀行からお金を借りて企業することが多いですよね。

 

それか、自己資金で開業するという2つの選択肢しかないような気がします。

 

銀行にお金を借りるというのは、間接金融と呼ばれるもので、それに対して株式や債券は直接金融と呼ばれます。

 

銀行などの仲介を経ることなく資金調達できるため、直接金融と呼ばれるのですが、仲介がいない方が手数料も安く済みますし、たくさんの資金を調達できる可能性が高いです。

 

なぜなら、銀行の場合は銀行だけが出資者になるわけですが、直接金融ならたくさんの人を出資者にできるからですね。

 

直接金融でお金を調達するという手段が事実上ないような状況の日本では、やはり企業しようとしてもなかなか資金調達ができない、という側面があるのでしょう。

 

とりあえずやってみよう、挑戦してみようという考えを持てない、ということが直接金融が中心になっている場合の問題点になる可能性は本当に大きいようです。

 

まとめ

 

アメリカでは企業しようという人が多いというのは、金融の側面も非常に大きいようですね。

 

そして、企業というとGAFAMのような大企業をどうしてもイメージしてしまうのですが、そんな大成功を最初から夢見て企業するという人は少ないのではないでしょうか。

 

もちろん夢として大企業に成長させるということはあると思いますが、それよりも自分が好きなことを夢中になって追求した結果が今の大企業なのだろうと思います。

 

自分が満足いく結果を生み出すことができて、ある程度の利益を生み出すことができればよい、と考えるのであれば企業することはそれほど難しいことではないかもしれません。

 

何かネットで始めようとして、Amazonという巨大企業がいるから勝てない、と考える方がいますが、Amazonに勝つことなどほぼ不可能です。

 

それよりも小さな市場で成功できる場所があるのであれば、そこで起業すればよいわけですので、そう考えると企業するチャンスは本当にたくさんあります。

 

しかし、それを追求する可能性が日本の方が少ない、というのは悲しいことかもしれません。