群馬県がワクチン接種で豪華景品のキャンペーンを始める?
ワクチンを打つ特典
群馬県がワクチン接種に合わせてキャンペーンを行うそうです。
内容は、群馬県民の20代、30代でワクチン接種を2回行った人が対象です。
この内容が明らかにされたのは、群馬県庁の動画・放送スタジオ「tsulunos」が「新型コロナワクチンの接種を悩んでいる方へ」と題してYouTubeに同日に動画を投稿したからです。
その中で「豪華景品」だとして紹介されたのは以下になります。
- メーカー希望小売価格・税込220万円の車「SUBARU XV(1.6 EyeSight)」が1台。
- 県内旅行券2万円分が250人
- 5万円分が100人
これらの景品総額はおよそ1220万円になります。
なぜスバルのXVなのかというと、スバルの本工場は群馬県太田市スバル町に所在しているからのようです。
これにはいろんな感想があるようです。
これで一気にワクチン接種が進みそうという好意的な意見もあれば、物でつるな、不謹慎というような否定的な声もあります。
私が思うこと
ワクチンを接種してもらいたい、という気持ちから考えられた企画であり、私は良いのではないかと思っています。
しかし、抽選となるとすべての人にメリットがあるわけではない、ということがちょっと引っかかります。
ワクチンを打つことがメリットになるのかもしれませんが、ちょっと手の届かない気がするプレゼントでは、モチベーションを高めるにはどうなのかという気がします。
例えば、ワクチンを打った20~30代は、マクドナルドのセットが無料とか、牛丼が1杯無料などを全員に行った方が効果的なのではないかと思います。
その内容は自治体が決めるべきものであり、文句を言うべきものでもないというのはわかっていますが、例えば自動車をもらっても逆に出費が多くなりますし、自動車自体が欲しくないという若者も多いようです。
もらってすぐに転売してしまえば利益になりますので、それでよいかもしれませんが。
しかし、若者に行動してもらおうとして、自治体自体が行動していることは素晴らしいことではないでしょうか?
テレビなどで訴えるだけではなくて、何か小さなお得感を持たせるということも必要なのかもしれませんね。
まとめ
ワクチンについては、治験がまだ十分ではないため、摂取をためらう人が多いのも事実です。
その考えは当然のことですし、安全をもっと確認したいと気持ちを否定することは間違っています。
そのような人達に無理やりワクチン接種をさせるということはできませんが、ワクチンを打つべきか打たないべきかを悩んでいる方にとっては、このような施策はとても有効なのかもしれませんね。