読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

信用金庫の対応は銀行よりも親身だと感じるのは?

信用金庫は影が薄い?

 

信用金庫に口座を持っている方は、銀行に口座を持っている方よりも少ないでしょうか?

 

信用金庫はなんとなく影が薄い気がしますので、それが現実なのかもしれません。

 

信用金庫って、銀行を小さくしたような感じだと思っている方が多いようなのですが、銀行と信用金庫は全く別物です。

 

全く別物なのですから、その対応についても全く違った印象を受けます。

 

簡単に言うと、信用金庫の方が銀行の対応よりも、より親身だという印象を受けるのです。

 

最近は銀行も対応が親切になってきている印象がありますが、信用金庫に関しては昔からすごく親身に対応してくれていました。

 

それは信用金庫という組織の仕組みのようなものに理由があります。

 

信用金庫の特徴について

 

信用金庫は、銀行よりも小さいイメージがあるのは、やはり銀行ほどいろんな場所で見ることがないからだと思います。

 

銀行というと本当にたくさんあるのですが、地方銀行であっても全国で見ることがあると思います。

 

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例えば広島銀行の店舗が、東京のビルの5階とかに店舗を構えているのを見ることはないでしょうか?

 

銀行はいろんな場所で営業できるのですが、信用金庫はそうではありません。

 

信用金庫は、定款に書かれた地区でしか営業ができないように法律で決まっています。

 

ですから、銀行のように全国で営業することができないわけです。

 

そして、融資ができる対象についても決まりがあります。

 

従業員が300人以下か資本金9億円以下の企業にしか融資ができません。

 

住宅ローンなども信用金庫は扱いますが、それもまとまった大きな融資ではなく数千万円という規模になるでしょう。

 

それに対して銀行は、数百億円でも融資することができるわけで、その規模の違いは一目瞭然ですね。

 

信用金庫には銀行にはない制限がたくさんあることになります。

 

親身な対応の理由について

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このような違いがあることが、信用金庫の対応を親身なものにしていると私は思っています。

 

信用金庫は定款に書かれた地区でしか営業できないということは、少しでも悪い評判が流れれば、それこそ致命的なものになりかねません。

 

さらに中小企業への融資がメインになるわけですが、地区の中小企業は横のつながりが強かったりします。

 

どこか一つの中小企業への対応がずさんなものになると、その噂は瞬く間に地区全体に広がってしまう可能性があるわけです。

 

少しでも悪い噂が流れれば、信用金庫の営業は致命的なダメージを受けてしまう可能性があるために、徹底して良い対応ができるように教育されているようです。

 

したがって、融資を受けるという場合、その金額にもよりますが、3億円以下のような場合は信用金庫をメインに考えるべきではないかと思います。

 

3億円を超えるようになると、信用金庫では規模が大きすぎる可能性がありますので、銀行に切り替えることを考える必要があるかもしれませんが、それまでは良い対応の信用金庫で十分ではないでしょうか。

 

まとめ

 

金融機関はいろんなものがありますが、銀行しか選択肢がないというのはあまりよくない状況でしょう。

 

どんなことでも選べる選択肢が多いほど有利なものです。

 

金融機関も信用金庫を省いてしまうことなく、利用できる状況であれば利用できるような状況を作っておくべきですね。