総理大臣の靖国神社参拝は外交問題ではない!
高市氏の靖国神社参拝発言
靖国神社参拝に関して、多くの意見がありますが、問題は中国韓国との関係が悪化することにあります。
自民党総裁選ではこの靖国神社参拝も議論されているのですが、明確に参拝を主張しているのは高市早苗氏だけのようです。
内閣総理大臣として参拝するというのが高市氏の主張になります。
靖国神社参拝に関しては、外交問題にするべきではないというのが私の考えなのですが、外交問題になるのは政治家が参拝することを報道するからです。
しかも参拝することが悪であるかのように報道するマスコミによってあおられている節がありますね。
外交問題にするべきではない、というのは死者を悼むという行為は、その国独自の文化が色濃く反映されているものであり、他国がそれに意見を言うことを許されていないと考えるからです。
しかし、他国をおもんぱかって総理大臣が靖国神社参拝をしないというのは、明らかにおかしなことではないでしょうか?
もちろん「私は靖国神社参拝はしない」という意見があり、参拝しない内閣総理大臣もいてもよいわけですが、それは他国を配慮してということではなく、個人の信教の自由に基づいてのことであるべきです。
朝日新聞が作り上げた問題
そもそも靖国神社参拝が問題になったのは、1985年に当時の中曽根総理大臣が靖国神社参拝をしたことを、朝日新聞が問題にしたことから始まっています。
A級戦犯を靖国神社へ1978年に合祀したわけですが、そこから1985年まで内閣総理大臣は靖国神社を参拝していました。
しかし、A級戦犯が祭られている靖国神社に内閣総理大臣が参拝することはけしからん、という論調を生み出して報道しました。
そこから中国韓国が騒ぎ始めたわけです。
朝日新聞は、靖国神社の問題や慰安婦問題のでっち上げなど、事実を報道すべきマスコミからは程遠い存在ではないでしょうか。
靖国神社参拝が内閣支持率を引き上げる?
しかし、今の現状を見てみると、靖国神社参拝を行うほうが内閣支持率が高くなるように思います。
なぜなら特に韓国の反日があまりにもひどいことから、韓国への国民感情が過去最高に高くなっているからです。
そこで、ここで靖国神社参拝を行えば、韓国が大きく騒ぐことになり、それが逆に内閣支持率を高めることになるのではないかと思っているのです。
中国も最近はいろんな問題があり、さらには台湾への軍事攻撃も考えているような状況ですので、アメリカは中国への警戒心を高めています。
菅内閣は台湾有事の際には自衛隊を派遣するということを明言していますので、アメリカも日本との同盟の強固さに安心感を持っているようです。
そのため靖国神社参拝について、アメリカからの理解というのは得やすいのではないかと思います。
中国への配慮をアメリカが以前ほど意識しないと思われるからです。
靖国神社参拝は外交問題にすべきではないということは、アメリカの理解も必要ないわけですが、そこは無視することは難しいのかもしれません。
まとめ
高市氏の靖国神社参拝は、信教の自由の観点から当然批判されるべきことではありません。
そして、外交問題にしないという姿勢を見せるためにも、誰が内閣総理大臣になるにしろ、信教の自由を貫き通してもらいたいものです。