学習効果を上げたい場合、オーバーラーニングが有効です。
学習方法がわからない
学習方法にはいろんなものがあるのですが、どれが一番自分にあっているのか、ということがよくわからない方が多いかもしれません。
学習方法、勉強法というのは、個人個人で効果があるものが違いますので、自分に合ったものを選ぶということが本当に大切なのですが、それが面倒で効果の高い方法を選んでやっていきたい、というある意味ずぼらな方も多いわけです。
もちろん、効果が高いという方法を試して、それで効果を感じることができれば、それが一番手っ取り早い方法ということですね。
オーバーラーニング
一流の人ほど行っていると言われている方法がオーバーラーニングというものです。
オーバーラーニングというのは、習得したと思えるスキルをさらに練習するということです。
こう聞くと単なる復習のように感じるかもしれません。
確かに復習することは、学習を定着させるためには必要なものなのですが、オーバーラーニングと復習は似ているようで、少しだけ違います。
2017年にブラウン大学での研究で、オーバーラーニングの効果が検証されています。
その方法は2つのグループに分けて、それぞれ違った方法で学習してもらうというものです。
一つのグループは、「十分にうまくできるようになった」と思ったら学習をやめ、30分の休憩をはさんでから別のスキルのトレーニングを行ってもらいました。
もう一方のグループは、「十分にうまくできるようになった」と思っても、20~30分だけ同じ訓練を継続。その後、30分の休憩をはさんでから別のスキルのトレーニングを行いました。
違いは、十分にうまくできるようになった、と思った後の訓練があるかないかということだけですね。
結果は、オーバーラーニングをしたグループは、1番目に学習した内容をとてもよく記憶して、2番目に学んだ内容も覚えていました。
オーバーラーニングをしなかったグループは、2番目に学んだ内容だけを記憶していて、1番目に学んだことは覚えていなかったということです。
これが意味することは、十分に記憶できた、習得できたと思っても、30分ほどさらに学びなおすということがとても重要ということですね。
どうでしょうか、十分に記憶できたと考えたら、そこで終わりにしていないでしょうか?
そこで、もう一度確認の意味で、学習しなおすということが一流への道ということになりそうですね。
なぜオーバーラーニングが有効なのか?
オーバーラーニングがなぜ重要なのか、ということも研究されているようで、その理由も明らかになりつつあるようです。
私たちの脳は、学習モードになると当然たくさんの情報を記憶しようとします。
たくさんの情報を積極的に取り入れていく、というモードですので当然学習過程では必要なモードということになりますね。
そして、その状態がずっと続いてしまうと、脳はどんどん情報を取り入れていこうとするわけですが、そこでちょっと不都合が起きてしまいます。
それは何かというと、たくさんの情報が入ってきてしまうために、最初に入ってきた情報が漏れ出てしまうのです。
バケツをイメージするとわかりやすいと思うのですが、水を入れていくとある程度までは水が溜まりますが、それ以降は漏れ出てしまいますよね。
それと同じような状況が脳でも作られてしまうわけです。
ですから、先ほどの研究でオーバーラーニングを行わなかったグループは、最初に学習したことは覚えていないで、後から学習したことだけを覚えていたということです。
この情報が漏れてしまうことを防ぐのがオーバーラーニングです。
これで完全に覚えた、というところでさらにオーバーラーニングで同じことを学習すると、脳は定着モードとも呼べるような状態になります。
取り込んだ情報を定着させようとするわけです。
学んだことをさらに学習することで、脳は積極的に情報を残そうとするのです。
その結果、最初に学んだ情報が漏れ出てしまうことなく、脳に定着させる効果が高くなるということですね。
それが研究の結果にもろに出ていたということです。
まとめ
学習においてはオーバーラーニングがとても重要です。
学習というのは勉強だけではありません。
スポーツもそうですし、仕事においてもこのオーバーラーニングというテクニックがきっと役に立つと思います。
疲れやすい、血流が悪くなっているかもしれません。
血流が悪いと何が起こる?
血液の流れ、血流の良さは健康そしてアンチエイジングにはとても重要であるということは誰もが知っていることですよね。
血流を良くすることで、様々なメリットが私たちの身体にもたらされます。
まず、身体の隅々に酸素を行き渡らせることができますし、逆に二酸化炭素を効果的に素早く体外に排出できるようになるということがありますね。
そして、免疫という点でも血流は本当に重要な役割を果たしています。
血液の中には白血球をはじめとして、免疫に関係する様々な細胞が存在しているのですが、重要なことはそれらの細胞が元気であるということはもちろんなのですが、素早く異物が入ってきたところに到着して、作業を開始する必要がありますよね。
血流が良い状態であれば、それらの細胞は緊急事態が発生している場所に素早く到着して、すぐに作業を開始することが可能です。
どんなことでもそうですが、問題はできる限り早く解決に向けて行動することが大切で、それは体内の免疫に置いても同じことです。
できるだけ現場に早く駆けつけて、作業を開始することでその効果がより高くなるというわけです。
さらに血流が良ければ、体温も高く保つことができます。
末端冷え性の方などは、本当につらいものですが、身体の末端の血流があまりよくないために冷えてしまうことが原因です。
ひどい人になると、夏でも電気毛布などを使っている方がいます。
逆に血流がスムーズで、身体の隅々にまで血液が届くようになれば、末端の冷えもなくなって体温も理想的に高い状態をキープすることができます。
体温が下がると、これまた免疫力が下がると言われています。
逆に体温が1℃上がると、一時的に免疫力は5倍ほども高くなると言われています。
如何に体温を高くキープすることができるか、ということが免疫力を維持する秘訣と言えそうですが、それを実現するのが血流ということになりますね。
疲れやすい場合
最近どうも疲れが取れないとか、すぐに息が切れてしまうなど、なんとなく不調を感じるという場合は、原因は血液の流れにあるかもしれません。
もちろん自分で判断することなく、必要であれば医療機関で診察を受ける必要があるのですが、その際も血流を改善しておくということは、マイナスに働くことはありません。
血流が悪くなっている可能性がないか、ということを確認する必要がありますね。
血流が悪くなるのは?
血流が悪くなるのは、いったいどのような理由があるのでしょうか?
血流が悪くなるという原因として、テレビなどでよく言われるのは、ドロドロ血液というものですね。
血液がドロドロと粘性を帯びてくると、当然ですが血流は悪くなってしまうため、血流が悪くなる原因とされているわけです。
ドロドロ血液の原因はいろんなものがあるわけですが、最も多いのは食べ過ぎや飲みすぎと言われています。
たくさん食べたり飲んだりすると、当然ですが血液内にたくさんの糖質や脂質などが流れ込んでくるために、血液がドロドロになってしまうわけです。
血液をサラサラに保つためには、必要以上の栄養を血液内に入れないということが重要になってくるわけで、それを実現するためにはバランスの良い食事を適量食べるということが重要になってきます。
運動不足
血流が悪くなるのは、運動不足も大きな原因となります。
運動をすることで、血流がすぐに良くなることは誰もが経験していることです。
そして、運動をすることで筋肉量が多くなれば、血液を心臓に送り返すポンプの役目も強くなります。
その結果血流を改善することができるわけです。
また、筋肉の量が増えることで体温も高くすることができます。
ですから、私たちの身体はできる限り動かして、筋肉を維持することがあらゆる意味で重要になってきますね。
空腹の時間を作る
とはいえどうしても食べ過ぎてしまう、という方も多いのではないでしょうか?
今日は、朝はフルーツを食べて、昼はサラダとタンパク質、夜は軽い食事を摂るというようなことを続けても、人間ですから食欲は空腹になればなるほど強くなるわけで、節制した食事をしても反動でドカ食いをしてしまったりします。
そこで気をつけなければいけないことは、常に胃に何かを入れているような状況を作らないということです。
小腹が空いて落ち着かないからお菓子などを食べる方が多いのではないでしょうか?
しかし、間食におやつなどをいつも食べていると、胃や腸にいつも食べ物が入っているような状況になってしまいます。
そうなると、当然ですが血液も常に栄養が補給されることになりますので、必要以上の糖質や脂質が常に入っているという状況になってしまうわけです。
血液がサラサラになるためには、必要以上の栄養が入っていない状態を作る必要があるわけですから、いつも何か食べているような状況は良くないということになります。
ですから、空腹の時間を少し作ることがとても重要になるわけです。
プチ断食を行う
そこで効果的なのがプチ断食と言われるものです。
このプチ断食というのもいろんな方法があるようですが、私がお勧めするのは睡眠時間を利用したプチ断食です。
寝る前3時間は何も食べない状況で寝てしまいます。
そうすると睡眠時間を8時間とすると、11時間何も食べない状況が作れます。
プチ断食をする場合は、朝食を抜くことで12~16時間程度の断食ができます。
睡眠時間を入れて11時間の断食を行うと朝食を食べないと、お腹が空いて何もできないという場合は朝食を食べてもよいと思います。
ちょっと長めにプチ断食したいという場合は、朝食を抜くことで少し長めのプチ断食ができるということですね。
これなら負担なく誰でも継続できる方法ではないでしょうか?
プチ断食の効果について
プチ断食の効果については、たくさんあるのですが、いくつかご紹介すると、まず睡眠が深く良質なものになります。
寝ている間にお腹の中に食べ物が入っていると、それを消化する必要がありますので、睡眠時間も内臓は動いているということになります。
そうなると、当然ですが睡眠の質は悪くなってしまって、十分に寝たという感覚が得られない可能性があるわけです。
ですから、空腹で寝るということは、良い睡眠をとるためにも必要ということです。
そして、血液に関してもよい効果がたくさんあります。
中性脂肪の低下、悪玉コレステロールの低下、血糖値の改善などの効果があると言われています。
血液ドロドロの原因は、血液内の余分な糖質や脂質が原因でしたが、見事にその原因を改善してくれているのがわかると思います。
運動を習慣化する
そして血流を改善するために重要になるのが、運動を習慣化することです。
筋肉を維持することがとても重要なのですが、筋肉を維持するためには運動を継続して行わなければ維持できません。
そのため、運動を習慣化する必要があるのですね。
どうしても運動が苦手だという場合は、日ごろの動作の強度を上げることです。
一番簡単なのは、歩くスピードを上げることですね。
まとめ
血流を維持することが健康やアンチエイジングにはとても重要なわけですが、そのためには、やはり健康促進のための基本となることを行うことでしたね。
睡眠をしっかりととるための食事の仕方、健康促進のために運動を習慣化するということが、さらには血流を改善する効果もあるということです。
健康促進の基本は、やはりすべてに通じるものなのですね。
サウナでアンチエイジングができる?自律神経を整える。
サウナで幸福になる?
サウナに入る習慣って日本にはないですよね。
私も温泉が好きなので、温泉に行ったときには何度も入浴するのですが、サウナがあってもあまり入ることがありませんでした。
しかし、サウナについて調べてみると、かなりすごい効果があるということがわかってきました。
サウナの発祥地はフィンランドなのだそうですが、そのフィンランドでは幸福度が本当に高いようです。
フィンランドが、2018年、2019年と2年連続で世界幸福度ランキング1位に輝いているそうです。
何を基準にランキングされているのはわかりませんが、幸福度が高いということは間違いないことのようですね。
この幸福度の高さの理由が、サウナにあるのではないかと注目している方がいらっしゃいます。
フィンランドには、ずっと夜が続くという白夜があります。
太陽の光が届かないため一日中真っ暗という状態です。
太陽に当たらない、いわゆる引きこもりになると、セロトニンなどのホルモンバランスが崩れてしまうために、うつ病になる人が増えてしまう、という傾向があります。
フィンランドにも、太陽が当たらない時があるわけですから、うつ病の人が増えてしまう可能性もあるわけです。
うつ病になってしまうと、当然ですが幸福感など感じるわけもないですが、幸福感を奪い取ってしまうような条件がしっかりそろっているフィンランドで幸福感が高くなっているという、なんとも不思議な状態になっているのです。
そうなると、やはりサウナの習慣が幸福感に一役買っているだろうと考えられているのです。
そんなにすごい効果を持つのならば、ぜひとも日ごろの生活に活かしていきたいですよね。
サウナに入ると良質な睡眠がとれる
最近はスマホの普及のせいなのか、しっかりと睡眠をとることができない方が多くなっているようです。
スマホやパソコンから発生しているブルーライトが、脳を活性化させてしまうために、睡眠をとるべき時間でも脳が覚醒しているような状態になっているからだと言われています。
そんな現代での良質な睡眠というのはとても貴重なものになるわけですが、それに一役買うのはサウナだと言われています。
フィンランドでは、「サウナに入れば睡眠薬は必要ない」と言われるほどに睡眠効果が高いそうです。
サウナの睡眠への効果は日本でも研究されているようでして、それによると、サウナに入らなかった日の夜は、脳や身体の疲労を回復させる深い睡眠の割合が14%程度だったそうなのですが、サウナに入った日の睡眠は28%が深い睡眠になったということです。
驚くほどに高い数値ですね、2倍も深く眠れるなんて。
やはり睡眠は量も大切なのですが、合わせて質もとても大切なものですから、どうしても睡眠の質が良くないと感じるのでしたら、サウナを利用するのも一つの方法ですね。
リフレッシュ効果
サウナで得られる効果として、運動後に得られるようなリフレッシュ感があります。
2019年に医学雑誌に掲載されたドイツの研究では、25分のサウナ浴と30分の休憩によって心臓にかかる負担は、中程度の強度のエアロバイクを漕いだ人にかかる負担に相当するとされています。
これが意味するのは、サウナには軽いトレーニングと同程度の心臓や血管を鍛える効果があるということだそうです。
運動がしたいけれど、なかなか時間が取れない、という場合はサウナを使うというのも一つの方法かもしれません。
運動の時間がないのにサウナに入る時間はあるのか、という突っ込みもあるかもしれませんが、まああまり運動したくないという方向けのアドバイスということで。
サウナの正しい入り方
サウナに入るときには、あの暑いサウナに入るだけ、と考えている方が多いのではないでしょうか?
しかし、サウナはそれだけではなくて、いくつかの過程が必要になります。
まず、サウナに入り、水風呂、外気浴という流れです。
サウナ → 水風呂 → 外気浴
サウナ室に入ると、身体は当然暑い空気に包まれます。
そうすると、じわじわと汗が出てきますよね。
その状態でしばらくサウナ室にいると、だんだんと熱くなってきて、体温が40℃ぐらいまで上昇します。
その状態になると、体温を下げようとして皮膚の表面の血流量が増加して、脈拍も通常時の2倍ぐらいいんなります。
サウナの中は長時間いるのは危険な場所ですので、当然不快感を感じるようになっていき、交感神経が活発になっていくからですね。
その状態でサウナ室から出て水風呂に入ります。
温められていた身体が冷たい水で休息に冷やされて、気持ちいい状態になります。
この水風呂がやめられないから、サウナが好き、という方が多いですね。
しかし、水風呂でリラックスしていても、やはり交感神経が刺激されるようです。
水風呂はおおよそ16℃と低いので、これまた長時間入っていると生命の危機になってしまうからです。
水風呂に使ったら、浴槽を出て、外気浴スペースで休憩を行います。
こうすることで、生命の危機の状態が続き交感神経が優位だったものが、安全な外気の中にいることで副交感神経が優位となって、身体全体が一気にリラックスモードになります。
この状態を「ととのう」と表現する方がいらっしゃいます。
一連の流れで、血流の変化が起こり、身体のコリがほぐれることで、全体の疲れがとれて、頭がすっきりとします。
環境が許すのであれば、まだやるべき仕事はたくさんあるけれど、どうもやる気が起きない、という状況でサウナに入るのはとても有効な手段なのかもしれませんね。
この爽快感が、運動をした後と同じような状況を作り出しているようで、これもサウナがやめられない理由の一つのようです。
免疫力が高くなる
サウナに入ると免疫力が高くなるとも言われています。
オーストリア・」ウィーン大学の研究チームが、週に2回以上サウナに入るグループと、そうでないグループを6か月にわたって調査したところ、サウナに入るグループは50%も風邪にかかる率が低かったということです。
いろんな理由が考えられると思いますが、やはり自律神経を刺激することで、全身の疲れや凝りを摂ることができること、血流を改善する効果があることなどが理由だと考えられてます。
血流が良くなれば、それだけ白血球などの免疫系の細胞が、素早く風邪などのウイルスや異物に届き、すぐにそれらを退治してくれるため、免疫力が高くなる傾向にあります。
精神が安定する
サウナに入ると自律神経が整うために、精神が安定すると言われています。
ストレスなどで自律神経が乱れると、当然イライラしたり、落ち込みやすくなったりしてしまいます。
そんな自律神経を整えることができれば、当然ながら精神も安定していくことになりますね。
サウナに入ることは瞑想することと同じような効果があるという方もいらっしゃいますよ。
ストレスでどうにもつらい、というような場合にはサウナに行くのも一つの方法かもしれませんね。
まとめ
サウナの効果がかなり高いことに驚きませんでしたか?
私はサウナのこのような効果を知って、ぜひとも毎日入りたいと思いました。
残念ながら毎日サウナを使えるような環境ではありませんし、自宅にサウナを置くような余裕もありませんが、機会ができれば以前よりも積極的にサウナを使うようにしたいと感じました。
サウナの施設って日本にはあまりないですが、ネットで探すとなかなか良い施設が出てきますので、そこの利用も考えています。
苦手意識をそのままにすると起こる弊害とは
苦手意識は仕方がない
どんなことでも苦手なことってあると思います。
苦手なことって、やはりやりたくないですし、あまりうまくできないことがおおですから避けて通りがちです。
しかし、生活しているとどうしても苦手なことをやる必要がありますよね。
仕事や勉強などでは、避けられない苦手なものが誰でも一つや二つはあるのではないでしょうか?
苦手なものは失敗しても仕方がない、などとあきらめている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、苦手な意識が持つ悪影響がを知ると、できれば苦手意識はなくしたい、と考えると思いますよ。
苦手意識は伝達される
ニューヨーク大学での研究で、この苦手意識、偏見のようなものが伝達されるかどうか、ということを調べたものがあります。
その研究では、教師が「女性は数学が苦手な生き物だ」という偏見を持っている場合、その教師から教わった女子生徒は、はっきりと数学の成績が落ちていったという報告があります。
おそらく、教師の偏見が何らかの形で伝達されることで、女子生徒の数学の成績が落ちていったのが原因と考えられています。
この偏見は、教育学の世界でいわれている有名なもので、なぜか女性の方が数学の成績が悪い、という報告があるために行われたそうです。
ここから言えることは、苦手意識を持っていることは、自分自身にとってもよくないことですし、周りに伝達されてしまう可能性もあるため、被害を広げてしまう可能性がありますね。
チームで仕事をしていて、あるプロジェクトを進めなければならない、という場合に何らかの苦手意識があると、やはりそれが全体に影響してしまってプロジェクトがうまくいかない、ということが起こる可能性があります。
ですから、苦手意識というのはできれば克服してしまうに越したことはありません。
苦手意識を消すために
苦手意識はこれまで見てきた通り、できれば克服してしまうということが一番良いのですが、なかなかゼロにならない、というのが苦手意識の怖いところでもありますよね。
なぜなら、苦手意識というのは、昨日今日出来上がったものではなくて、長い時間をかけてしっかりと苦手になるように熟成されているから。
このような状況の苦手意識を今スグに、ぱっと魔法のように消すことができるわけがありません。
しかし、苦手意識というのはゼロにならなければ影響が消えないということはありません。
苦手意識について、考えておきたいことは、ゼロにならなければ克服できないというものではないということです。
苦手意識は、まずは少しずつ弱くしていくということを意識していくべきなのです。
そこで何を行うべきなのかというと、まず苦手意識のあるもので、うまくできたということを紙に書いていくことです。
どんなことでも構わないのです。
苦手意識のあることをやって、上司に褒められたとか、勉強ならば過去に良い点数を取ったということで構いません。
見つからなければ、苦手でも取り組んだ、ということだって立派な成功例です。
こういった成功例を常に記録しておくことで、苦手意識は少しずつ薄らいでいくようになります。
シンプルな方法になりますが、その効果が意外と高いので驚きますよ。
アメリカの検証テストでも、このテクニックを使った人のほとんどが問題解決の能力が高くなり、作業のモチベーションもアップしたという報告がされています。
まとめ
苦手意識があると、どうしても萎縮してしまうものですが、何かうまくいったことを糧にして、苦手意識を小さくしていくことが大切です。
いろんなことで高い効果を生み出している人ほど、こういった小さな努力を欠かしていなかったりします。
髪のパサつき、うねりは頭皮が原因?
うねり、パサつき
髪の毛のパサつきやうねりなどが気になることがありますか?
やはり30代ぐらいから、髪のトラブルが増えてくるように感じますね。
髪も身体の一部ですから、老化が進んでいくものですが、アンチエイジングを心がける以上、髪の健康も保っていきたいものですよね。
なぜなら、髪の毛のトラブルというのは、どうしても実年齢よりも老けて見えてしまうという、とてもよろしくない効果があります。
つやのある健康な髪はとても美しくて、若く見せるものです。
そんな髪を取り戻そうとするために、シャンプーやコンディショナーに気を使っている方が多いのではないでしょうか?
もちろんそのケアはとても大切なのですが、その前にぜひとも考えるべきところがあります。
それはどこだかわかりますか?
答えは髪の毛が生えている、土台とも言える頭皮にあります。
頭皮の健康を取り戻さない限り、本当の髪の健康を取り戻すことはできないと言っても過言ではありません。
頭皮がなぜ髪の健康に影響を与えるのか?
頭皮がなぜ髪の健康に影響を与えるのかというと、それは簡単に言ってしまえば土台だからで、土台が健康でないのに、とてつもなく美しい髪の毛が生えてくるわけがありません。
ですから、頭皮の健康をしっかりと維持しなければならないわけですが、維持できないとどうなるのでしょうか?
以前、ゆがみ、むくみ、たるみのお話しをさせていただいたことがあります。
これは当然ですが、頭皮にも起こってしまうことです。
頭皮のたるみは、あまり見えないかもしれませんが、実は起こっている可能性があります。
たるみが起こると、当然頭皮がしたにたるんでしまうわけですが、それは毛穴をゆがめてしまったり、いびつな形にしてしまうことがあります。
そのため、そこから生えてくる髪の毛もその影響を受けてしまって、ゆがんでしまったり、パサついてしまったりということが起こってしまうことになります。
ですから、パサつき、うねりなどをシャンピーやコンディショナーなどでケアしようとしても、かなり難しいわけです。
なぜなら、しょっぱなからゆがんだり、うねったりして生えてきているからです。
それを改善するためには、やはりまずは頭皮をしっかりとケアする必要があるわけですね。
頭皮をケアするために
頭皮をケアするためには、やはり筋肉を緩める必要があります。
なぜなら、たるみは筋肉のゆがみが原因となって起こっていることが多いからです。
そのため、当然頭皮は指の腹などで優しくマッサージしてあげる必要があります。
あまり強くマッサージしてしまうと、頭皮に傷ができてしまう可能性がありますので、優しい力でマッサージすることをお勧めします。
もちろん市販の頭皮マッサージ専用の器具などを購入して行うこともお勧めです。
頭皮というと、頭頂部近辺のイメージが強いかもしれませんが、側頭部や後頭部の頭皮もしっかりとマッサージしてあげてくださいね。
そうすることで、頭全体を緩めることができて効果的です。
そして、頭皮をマッサージしたら、顔の筋肉もぜひマッサージしてください。
頭皮というのは、そこで終わりではなくて、顔の筋肉とつながっているものです。
顔の筋肉がゆがんでしまっていたり、固まっていたりすると、当然頭皮にもその影響が出てきてしまいます。
頭皮をマッサージしたら、顔のマッサージも行い、首なども緩めていくことで、頭皮を健康な状態にすることができます。
頭皮を健康にする食べ物
頭皮を緩めることがとても重要ですが、合わせて頭皮に栄養をしっかりと与えるということもとても重要です。
頭皮って骨に近いため、あまり皮膚という感覚がないのかもしれませんが、皮膚の一部ですので、当然しっかりと栄養を届ける必要があります。
しかし、頭皮って薄いため血流が悪くなりやすい場所でもあります。
マッサージで血流を確保しつつ、食べ物も意識していくことで、栄養を効果的に頭皮に送ることができます。
と言っても、特別頭皮だけに効果がある食べ物というものもなく、アンチエイジングに効果がある食べ物を食べることで、頭皮にも良い効果があります。
特に抗酸化物質をたくさん含んでいる野菜や果物を摂ることで、頭皮の酸化を防いでくれることから、積極的に取るべき食材です。
頭皮って太陽に近いですから紫外線を浴びることが多いわけですが、必要以上の紫外線は皮膚の下に活性酸素を発生させます。
そのため、抗酸化物質は頭皮にとっては特に必要な成分なのかもしれませんね。
もちろん、頭皮や髪にはタンパク質も必要ですので、タンパク質の補給も必要ですし、あらゆる栄養がしっかりと届けられるようにしっかりとケアすることが重要ですね。
まとめ
髪を健康に保つことは、見た目を美しく保つための最も効果的なことの一つです。
なぜなら、髪の毛は最初に見られる部分の一つだからです。
ぜひとも今日から頭皮のケアを行って、髪の健康をしっかりとキープしましょう。
【レシピ】エノキのかえし漬けが病みつきです
エノキのかえし漬け
今回は本当に簡単なレシピをご紹介します。
エノキを、そばのかえしにつけてそれをフライパンで焼くだけという本当に簡単なものです。
かえしがない場合は、市販のめんつゆを使っても大丈夫だと思います。
【材料】
エノキ
かえし(なければめんつゆ)
ごま油
【レシピ】
①エノキの下の汚れている部分を洗って、切り落とす。
②食べやすい量になるようにちぎって保存できる容器に入れる。
③かえし(めんつゆ)をエノキがひたひたになるぐらいにまで入れる。
④冷蔵庫で一晩おく
⑤フライパンを熱して、ごま油をひき、④のエノキをフライパンで炒める。
⑥お皿にもって出来上がり。
【注意点】
注意点はほぼありませんが、一晩おくとかなり味が染みておいしいです。時間がない場合も1時間程度は置くことをお勧めします。
身体のゆがみが老化を促進する?
ゆがみは大敵
身体のゆがみを取るということは、アンチエイジングにはもちろん健康促進のためにもとても重要なことです。
身体がゆがんでしまうと、どうしても筋肉にも負担がかかりますので、緊張してしまって柔軟に動くことができない、というような状況になってしまうことがあります。
筋肉というのは柔軟に動くことでその機能を果たすことができるわけですが、固くて柔軟性がなくなってしまうと、様々な弊害が出てきてしまうものです。
筋肉は、柔軟に動くことで血流を良くする働きがありますが、固くなってしまうと血流が悪くなってしまうことから、アンチエイジングが進まないどころか老化を促進、というような結果になることもあります。
血流が悪い、ということから引き起こされる弊害としては、やはりむくみがあるでしょうか。
血流が良くないわけですから、老廃物や余分な水分がそこから流れていかない可能性が高くなります。
そうなると当然その部分は、むくんでしまいますよね。
逆にむくみに悩んでいる場合には、身体のゆがみがないか、ということも確認する必要があるかもしれませんね。
そして、ゆがむことで引き起こされるものとしては、たるみも考えられます。
ゆがみとたるみってあんまり関係がなさそうな気がしますが、実は密接に関係があったりします。
原因として考えられるのは、やはり筋肉が固くなってしまうことです。
筋肉が固くなってしまうと、筋肉が自由に動かなくなってしまいますので、引き上げなければならない筋肉であるにも関わらず、その機能を果たすことができない、という状況になってしまいます。
そうなると、当然たるみの原因になってしまうわけです。
たるみは身体のいたるところで起こる可能性があるわけですが、顔に起こると大変です。
確実に見た目が老けてしまいます。
顔のたるみで引き起こされるものとしては、ほうれい線がありますね。
頬のたるみによって、ほうれい線ができてしまうと、見た目は老けるものです。
ほうれい線が1センチ伸びると6歳老けて見えると言われるほどです。
また、目の下にできる通称ゴルゴラインも、たるみが原因でおこりますし、頬がたるんでしまうと、それも老けて見える原因となります。
身体のゆがみというのは、健康にもよくない影響がありますし、さらに見た目も老けてしまう可能性があるという、最悪の状況を作り出す元凶になりそうです。
ですから、日ごろからゆがみが起こらないような生活をする必要がありますね。
身体のゆがみを作るもの
身体のゆがみを作る原因としては様々あるわけですが、重要なのは日ごろの習慣だと言われています。
身体を常に左右対称に使うことができていれば、当然身体はゆがまないわけですが、人間ですから、完璧に左右対称に使うなんて言うことはできません。
どちらかをたくさん使って、どちらかをあまり使わない、ということが常であるはずです。
その癖をできる限り左右対称にするということが、ゆがみをなくすためには必要になりますね。
座り続けることの弊害
座り続けるということが身体に良くない、ということは常識になりつつありますね。
座り続けるということは喫煙と同じぐらいに健康に悪影響を与えるということが言われ始めています。
座り続けるということは、それだけ健康に悪影響を与えるのですが、さらに身体をゆがめる原因にもなってしまっています。
まず、座り続けるということは、当然筋肉が休んでいる状態になっており、特にお尻の筋肉は休んでいる状態になります。
しかし、考えてみると、お尻は身体の真ん中にある部分ですし、大きな部分でもありますので、たくさんの筋肉があるのですが、その筋肉が使われない状態ですので、筋肉が衰えてしまったり、固くなったりするわけです。
そうなると、当然違った筋肉で補強する必要が出てくるわけで、脚や腰などの筋肉が使われるようになってくると、当然ゆがみの原因になってしまいます。
本来使われるべき筋肉が使われず、使われるべきではない筋肉が使われるわけですから、ゆがみを発生させてもおかしくありませんよね。
そして、座っている姿勢を考えてみてください。
脚を組んだり、頬杖を突いたりしている姿勢が多いのではないでしょうか?
このような姿勢を取っていると、左右どちらからに体重がかかってしまっているはずです。
しかもその姿勢は長時間続けることが多いのではないでしょうか?
その結果はもうすぐにわかりますよね。
ゆがみの原因になるのは当然です。
しかも、お尻の筋肉は衰えてしまっているわけですから、その歪みはさらに体中に広がっていってしまう可能性が高いわけです。
普通に座って、両足が同じ割合で床についていればゆがみはないわけですが、そのような姿勢を取っていることはあまりないのではないでしょうか?
座る姿勢が多いという場合は、かなりゆがみに気をつけないと、すぐに歪んでしまうことになります。
ゆがみを防ぐ
ゆがみを防ぐためには、基本的な考え方は左右対称、重心を左右均等にかけるということです。
言うまでもないことですが、これができていない方がかなり多いです。
デスクワークをしている方は、特に左右どちらかに体重をかけて座っていることが多いですね。
ですから、日ごろから左右対称を意識して行動する必要があります。
立っている姿勢でも同じことで、多くの方がいわゆる「休め」の姿勢をしていることが多いです。
休めの姿勢は、左か右の足に体重を乗せている姿勢ですので、当然ゆがんでいることにになります。
休めという言葉の通り、その方が楽だから行うわけですが、それを長時間行うと身体全体に悪影響が出てしまう可能性があるわけです。
ですから、立っている時も左右対称にしておく、という意識を常に持っておくということがとても大切になります。
座っている時も同じことで、左右対称に体重をかけて座るということを常に意識しておくことが大切です。
お尻に座骨という骨があります。
その座骨が左右で同じように椅子についている状態で座っている、というのが左右対称です。
どちらか一方に体重が載ってしまっている場合は、やはり歪んているということになりますので、注意が必要になりますね。
両手を同じ割合で使う
これは、やはり利き手をたくさん使ってしまうことから、身体がゆがんでしまうことを避けるために行うことです。
とはいっても、書くときなどは利き手を使わなければならないことが多いですが、休憩時間などでは逆の手で書いてみたり、食事は右で食べて、間食の時は左手を使うというような感じて使い分けると効果的です。
どうしても利き手ばかり使ってしまうことが多いと思いますが、それも少しずつ身体のゆがみにつながる可能性があります。
ですから、意識して利き手でないほうを使うようにしましょう。
まとめ
私たちはどうしても左右どちらかに歪んでしまいがちな生活をしています。
特にスマホを使っていると、猫背になって右手だけ、左手だけで操作している方がほとんどです。
つまり今の生活は、便利な反面、ゆがみやすいということになります。
ですから、意識して左右を同じ割合で使おうとする意識を持つ必要があります。
そうすることで、姿勢も均等で美しくなっていくものです。
アンチエイジングや健康というのは、当然即効性のあるものではありませんが、スラリと均等な立ち方をしている方は、自然と美しく見えるものです。
姿勢を正すということは、即効性のあるアンチエイジングなのかもしれませんね。