読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ネギのアンチエイジング、健康への効果!風邪に効くという噂は本当?

ネギは身体によい?

 

長ねぎのイラスト

 

ネギは身体によいということをよく聞くと思います。

 

ネギに関して一番知られている噂と言えば、「ネギは風邪に効く」ということではないでしょうか?

 

おばあちゃんの知恵袋的なものでいえば、風邪をひいたらネギを首に巻いて寝ると治る、というものが有名ですね。

 

風邪に効くといわれるネギには、どのような健康やアンチエイジングへの効果があるのでしょうか?

 

ネギの効果

 

ネギの効果はよく聞くけれど、実際に食べるのはラーメンの上に乗っているものを食べるだけという方、多いかもしれません。

 

 

特に外食が多くなると、そんな状況が続いてしまうかもしれません。

 

私は、あまり外食はしないのですが、丸亀製麺などのうどん屋さんに入ったときには、ネギやショウガがセルフサービスのところに置いてあるので、大量に入れてしまいます。

 

それは効果効能を気にしてというよりも、単純においしいからですが。

 

しかし、どうせ食べるなら、ネギの効果効能知っておいた方が良いですから、少しネギの効果効能を調べてみることにしました。

 

硫化アリル

 

ネギには硫化アリルが含まれています。

 

硫化アリルは、ネギの辛み成分のもとになっているものです。

 

そして、ツンと来るような香りの元でもあります。

 

タマネギを切る女性のイラスト

 

玉ねぎを切ると涙が出るのも、この硫化アリルによるものです。

 

硫化アリルにはいくつかの種類があるのですが、その代表となるのがアリシンです。

 

そのため、アリシンが健康に良いという解説を聞かれることがあると思いますが、硫化アリルと同じと考えてよいようです。

 

そのため今回は、硫化アリルとして説明させていただきたいと思います。

 

この硫化アリルには、さまざまな身体への好影響があることで有名な成分です。

 

ネギに含まれる硫化アリルは、白い部分にたくさんあると言われています。

 

その効果はかなりたくさんあるため、代表的なものをここではご紹介したいと思います。

 

解毒作用

 

人体では解毒作用は、肝臓などで行われる重要なものです。

 

解毒がスムーズにいかなければ、身体に不必要な老廃物や有害物質がいつまでも体内に残ってしまうことになります。

 

そうなると、当然健康には悪影響が出ますし、アンチエイジングなど望めるものではありません。

 

ネギに含まれる硫化アリルは、肝臓での解毒作用を助ける働きがあると言われています。

 

血液凝固抑制作用

 

ネギに含まれる硫化アリルには、血液凝固作用を遅らせる働きがあります。

 

この作用によって、血液をサラサラにして血栓を予防する効果が期待できるのです。

 

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血液の中に血栓などがなければ、当然血流はスムーズになりますので、動脈硬化や高血圧、脳梗塞などの予防にも役立つと考えられています。

 

抗酸化作用

 

硫化アリルには、老化を進める身体の酸化を予防する抗酸化作用があります。

 

アンチエイジングや美容には、身体の酸化は悪影響を与えてしまいます。

 

酸化は体中で起こる可能性があり、それが老化を進める原因となってしまうからです。

 

しかし、硫化アリルを含んだネギを食べることで、そのような酸化を防ぐことができるのです。

 

冷え性改善

 

冷え性の女性のイラスト

 

硫化アリルは末端の血流を改善してくれる効果があります。

 

末端の血流が悪くなると、末端が冷えて末端冷え性になってしまうことがあります。

 

冷え性は、血流が悪くなるために、健康やアンチエイジングにはマイナスの効果をもたらしてしまうものです。

 

なぜなら、末端まで血流がしっかりと届かなければ、栄養を届けることもできないですし、老廃物を効果的に除去することもできないからです。

 

その影響はすぐに表れるものではありませんが、徐々に健康への悪影響が出てくる可能性がありますので、冷え性はできる限り早く改善することが望ましいわけですね。

 

その意味で、硫化アリルは冷え性改善に効果があると言えそうです。

 

ビタミンB群の吸収をサポート

 

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硫化アリルは、エネルギー代謝に重要なビタミンB群の吸収をサポートする効果があります。

 

ビタミンB群が効果的に吸収されなければ、エネルギーが効率的に代謝されないため、疲れやすかったり、風邪をひきやすい、という状態になってしまいます。

 

ネギに含まれる硫化アリルは、ビタミンB群の吸収を助けるため、疲れやすいとかだるいという場合には、ビタミンB群の摂取とともにネギを食べるとよいかもしれませんよ。

 

ネギを首に巻く効果

 

ネギを首に巻くと風邪に効くというのは、この硫化アリルが風邪に効くと考えられているからです。

 

ネギに切り込みを多めに入れて、布に巻いて首に巻いて寝ると、硫化アリルは揮発性がありますので、呼吸で吸い込まるため風邪に効果があると言われているようです。

 

しかし、口や鼻から呼吸で取り入れられる硫化アリルはごく微量であるため、効果は不透明だと言われています。

 

とはいえ、プラシーボ効果なども考えられますし、まったく効果がないとも言えない状況ですので、ネギを首に巻くことに抵抗がないのであれば、試してみる価値は十分にあると思います。

 

ネギが触れることで、皮膚に炎症が起きたりすることがあるようなので、それには十分に注意が必要です。

 

カリウム

 

ネギの緑の部分にはカリウムがたくさん含まれています

 

そのため、白い部分だけを食べて、緑の部分を捨てるというようなことをしては、せっかくの成分を摂ることができませんので、緑の部分も余すことなく使うようにしてくださいね。

 

カリウムは体内のナトリウムバランスを整えてくれる作用があります。

 

ナトリウムは塩分を摂ることで体内に入ってくるのですが、現代の食生活はどうしても塩分が多くなりすぎるようです。

 

 

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外食産業などでは、やはり薄味ではお客様を呼び込むことは難しいのでしょうね。

 

しっかりと味付けをされていることがほとんどです。

 

外食やコンビニなどの弁当が食事の中心になっている場合は、どうしても塩分が多くなってしまいがちです。

 

塩分が多くなると、体内のナトリウムのバランスが崩れるために、高血圧などを引き起こすことがあります。

 

しかし、ネギに含まれるカリウムを摂ることで、体内のナトリウムバランスを整えることができ、余分なナトリウムは体外に排出されます。

 

それによって、高血圧の予防などが期待できるわけですね。

 

βカロテン

 

また、ネギの緑の部分にはβカロテンが含まれています。

 

βカロテンは体内でビタミンAに変わる成分です。

 

ビタミンAは、粘膜や皮膚を健康にするために必要なビタミンと言われています。

 

粘膜や皮膚が弱まると、どうしてもウイルスや細菌の侵入を防ぐ力が弱くなってしまいます。

 

ですから、ビタミンAを摂取して粘膜や皮膚を健康に保つことが、免疫力を高く維持するには必要になります。

 

皮膚の健康という点では、ビタミンAは皮膚の新陳代謝を高める効果があるため、スキンケアにも重要なビタミンとなります。

 

そして、ビタミンAには強い抗酸化作用があります。

 

硫化アリルと同じく、ビタミンAは身体の酸化を予防してくれるので、アンチエイジングや美容には当然ですが、健康促進にもとても重要な働きをしてくれる成分です。

 

ビタミンC

 

ネギには、ビタミンCもたくさん含まれていて、特に緑の部分に多く含まれています。

 

ビタミンCは、肌の健康、アンチエイジングには欠かすことができない、コラーゲンの合成に必要なビタミンです。

 

ビタミンCが足りなければ、肌の若々しさを保つために必要なコラーゲンが合成されないため、シミやしわの原因のなってしまいます。

 

ネギの緑の部分を食べることで、身体の内側からのスキンケアができるというわけです。

 

まとめ

 

ネギには本当にたくさんの健康やアンチエイジングへの効果がありましたね。

 

免疫力を高めたり、血流を改善したりと、ネギもまたスーパーフードと言ってよいような活躍をしてくれる食材のようです。