ダイエットに失敗ばかり。コーヒーでも飲んで少し考えませんか?コーヒーのダイエット効果を!
最近お腹の周りの脂肪が気になる
信号が青から赤に変わりそうだったので、慌てて走ったけれど、お腹が脂肪で揺れるわ、息は切れるわでまともに走れなかった。
ベルトの穴が一つ大きくなった、スカートがきつくなったなどなど、最近太ったと感じるシチュエーションは、日常生活にたくさんありますね。
アンチエイジングや美容、健康促進にも、多すぎる脂肪は悪影響を与えてしまうことが研究によりわかっています。
ですから、あまりに多すぎる脂肪というのは、できれば早めに処理してしまいたいものです。
やはり多すぎる脂肪は良くないということは、誰もが理解していることですから、お腹が気になり始めた場合には、ダイエットをしようと固く決意しますよね。
しかしながら、その日だけの決意で翌日以降は全く同じ生活。
そんなことの繰り返して、いろんなダイエットに挑戦したけれど、どれも続けることができなかった。
こういった経験から、ダイエットにはきっと良い印象を持っている方は少ないでしょう。
よほどストイックであれば別ですが、つらいダイエットを継続して行える人はほぼいません。
しかし、逆にダイエットって継続しないと絶対に結果が出ないのがつらいところです。
このことから考えると、継続できないダイエット法は、全く意味がないということになります。
短期的な目標が挫折の元
また、ダイエットをしようと決意する人のほとんどは、来月までに10キロ痩せるとか、夏までに腹筋を割る、などの短期的な視野でしか見ないものです。
もちろん役者として短期間のダイエットが必要であるとか、アスリート、例えばボクサーなので減量しなければならない、というような場合は別ですが、普通に生活していれば短期間に痩せるということを目指すと、必ず挫折します。
しかしながら、短期的な結果を求めるということは、私にもすごくよく理解できる感覚です。
長期的な目標を掲げても、今一つ実感するものがありませんが、短期的な目標ならばイメージしやすいですからね。
10年かけて10キロ落とそう、という長期的な目標よりも今すぐに痩せたい、というのが正直な気持ちのはず。
しかし、逆にその短期的な目標のために、ダイエットが挫折で終わりやすいというのもまた事実であるということはしっかりと理解しておく必要があります。
私たち人間は、1週間で何等かの結果が出ていないと、どうしてもモチベーション維持ができないものです。
しかし、ダイエットって1週間程度で結果が出ることはほぼないのが事実です。
ですから、ダイエットに関しては、短期的な取り組みでは失敗しやすいものなのです。
これらの理由から、ダイエットは長期的に継続できるものでなければならないのですね。
継続的に長期的に行うことができるためには、できるだけ単純で簡単な方法が良いです。
コーヒーを飲む
私がまずお勧めしたい方法は、コーヒーを飲んでから運動するという方法です。
コーヒーの健康への効果については、以前にも何度もお話しさせていただきました。
そのコーヒーには、クロロゲン酸などの抗酸化物質が含まれています。
そのため、身体が活性酸素によって酸化されるのを防いでくれます。
この作用によって、老化の一つである酸化を防いでくれるため、動脈硬化などを予防してくれる効果もありますし、その結果血流が良くなることで、代謝も促進されるため、ダイエット効果も期待できます。
さらに、クロロゲン酸はもっと直接的に脂肪に働きかける効果があります。
ありがたいことに、クロロゲン酸は体内にたまっている脂肪の燃焼を促進してくれる効果があるのです。
特にメタボリックシンドロームの原因とも言われている肝臓脂肪の燃焼効果が期待されているのがこのクロロゲン酸です。
肝臓は身体の浄化にとても重要な臓器ですが、肝臓脂肪がたくさんついていると、正常に機能できなくなり、肝硬変などの病気につながることがあります。
肝硬変がさらにひどくなると、肝臓ガンになってしまうこともあると言われています。
重要な肝臓をそのような病気にならないようにしてくれるのが、コーヒーに含まれているクロロゲン酸なのです。
カフェイン
コーヒーには、デカフェでなければカフェインが含まれています。
このカフェインも脂肪燃焼を促進してくれるありがたい成分です。
コーヒーを飲むだけで痩せる?
これらの効果を聞くと、コーヒーを飲むだけで痩せるようなイメージがわいてくるかもしれません。
コーヒーだけ飲んで、座っているだけで痩せていけば夢のような話ですが・・・
そうだとすると、とてもありがたいのですが、残念ながらそういう都合の良い話ではありません。
カフェインにダイエット効果があると聞いて、ずっとコーヒーを飲んでいたけれど全く痩せない、と苦情を言う人がたまにいるそうです。
クロロゲン酸も、カフェインも脂肪燃焼を促進してくれる、という成分ですので、要は脂肪燃焼をサポートしてくれる成分という理解が適切なのではないかと思います。
コーヒーを飲んだ後に運動
したがって、クロロゲン酸やカフェインを効果的に利用するためには、コーヒーを飲んだ後に運動することが重要になります。
運動することで脂肪が燃焼する際に、クロロゲン酸やカフェインがそのサポートをしてくれるのですね。
お勧めの運動は有酸素運動であると言われています。
ですから、コーヒーを飲んだ後にジョギングやウォーキングを行うと、ダイエットには効果的ということになりますね。
どのタイミングで飲むのが良いのか?
コーヒーがダイエットに効果があるかもしれないということはわかったけれど、どのタイミングで飲むのが良いのでしょうか?
それはカフェインの吸収される時間を計算することで、一番良いタイミングがわかります。
カフェインは、摂取後30分ほどかけて体内に吸収されると言われています。
ですから、運動の30分前に飲むのが理想的であると言えそうですね。
とはいえ現実的には毎回30分前に飲むということは難しいかもしれませんので、厳密に30分である必要はないでしょう。
特に有酸素運動は30分以上続ける方もいらっしゃるでしょうから、コーヒーを飲んだ後すぐに運動を始めても運動している間にカフェインが吸収されて、脂肪燃焼に効果が期待てきますから。
また、日ごろコーヒーをよく飲む、という場合は日常生活の中でも、積極的に身体を動かすことを意識することで、脂肪燃焼を効果的にすることができると言われています。
駅までの徒歩を早歩きにしたり、エスカレーターを使わずに階段を使うなど、ちょっとしたことを、ぜひ脂肪燃焼の時間に変えましょう。
コーヒーは利尿作用のため脱水になる
カフェインには利尿作用があるため、脱水になってしまうから運動前に飲むのは良くないのではないか?
そのためコーヒーが水分補給にならない、ということはよく言われれることですね。
しかし、カフェインの利尿作用によって脱水が起こるため、カフェインを含んだ飲料は水分補給にはならないという研究結果を、覆すような研究報告もいくつもあります。
また、コーヒーに関してもごく普通に飲む場合は、脱水の可能性は極めて低いと言われていますので、それほど心配する必要はないのではないかと思います。
もちろんこの脱水とは関係なく、運動中に失われる汗や水分がありますので、運動中の適切な水分補給は絶対に行うことはとても大切です。
まとめ
ダイエットは継続できるものでなければなりません。
そして、合わせて簡単に実践できるものでなければ継続できません。
運動前にコーヒーを飲むという程度のことならば、ちょっと実践できそうではないですか?
ただし、砂糖を入れないブラックを飲まないと、その効果も半減してしまいますが。