読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

アスパラガスの効果について。アンチエイジングに欠かせない成分が!

アスパラガスのこと

 

アスパラガスって、スーパーで手軽に手に入るようになってきていますね。

 

アスパラガスはそれ自体でおいしいですが、肉や魚料理に添えられる野菜としてもとても役立ちます。

 

cooked foods in plate

 

アスパラガスって、なんとなく土筆のようないでたちだと感じてしまうのは私だけでしょうか?

 

味も食感も全く違いますが、形だけを見ればなんとなくそう感じてしまいます。

 

アスパラガスは、そのままでおいしい野菜ですので、オリーブオイルやゴマ油を塗って、魚焼きグリルやオーブンで焼いて、塩コショウで味付けすれば十分においしく食べられます。

 

アスパラガスの旬は春から初夏にかけてと言われていますが、今では輸入物などがスーパーに一年中並んでいますので、便利な食材です。

 

アスパラガスの種類

 

sliced cucumber on persons hand

 

アスパラガスにもいろんな種類があるのをご存知でしょうか?

 

  • グリーンアスパラガス

 

アスパラガスの定番です。スーパーに並んでいるのはほぼこのグリーンアスパラガスです。

 

発芽したらよく日光に当てて育てることで鮮やかなグリーンになる。

 

やや苦味のある風味で、日光によく当てて育てられるためか、栄養価も高い種類です。

 

  • ホワイトアスパラガス

 

ホワイトアスパラガスもグリーンアスパラガスと同じぐらい有名でしょうか。

 

実はグリーンアスパラガスと同じ品種なのですが、日光に当てずに地中で育てられるので白くなります。

 

そのためアクが少なく柔らかいのが特徴ですが、日光に当たっていないため栄養価も低くなってしまっています。

 

傷みやすいので、生で売られていることは少なく、缶詰などで売られていることが多いですね。

 

  • 紫アスパラガス

 

アントシアニンという成分により紫色をしているのが特徴ですが、紫色の皮は加熱するとグリーンになります。

 

栄養価はグリーンアスパラガスよりも上なのですが、スーパーなどでは紫アスパラガスを見かけることは少ないですね。

 

  • ミニアスパラガス

 

長さが10cm程度の小さなアスパラガスです。

 

輸入ものが多く、普通のアスパラガスよりもさらに細いのが特徴です。

 

グリーンアスパラガスと同じ品種の小さいもので、栄養価も変わりません。

 

アスパラガスの効果

 

アスパラガスって、おいしいけれど栄養に関してはどうなのでしょうか?

 

実はアスパラガスには、健康に良い成分がたくさん含まれています。

 

アスパラギン酸

 

アスパラギン酸は、その名の通りアスパラガスにたくさん含まれているために、そう名付けられた成分です。

 

ちなみにアスパラギン酸は梨などにも含まれていますよ。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

アスパラギン酸は、エネルギー代謝アンモニアの解毒作用に必要とされるアミノ酸です。

 

エネルギー代謝をスムーズに行うためには、アスパラギン酸が重要であり、アスパラギン酸が不足すると、体内でエネルギーが効果的に作れなくなってしまいます。

 

そうなると、疲れやすくなってしまったり、なんとなく集中力が続かなくなったりという弊害が現れてきます。

 

エネルギーが体内で不足していると、アンチエイジングや美容に回すことができるエネルギーが当然不足することになります。

 

エネルギーが不足するということは、内臓にもエネルギーが十分に届けることができないということになりますので、もうアンチエイジングや美容なんて言っている余裕はなく、生命維持を最優先しなければならないわけですから当然です。

 

逆にアスパラギン酸が十分にあれば、エネルギー代謝もスムーズに行われ、アンチエイジングや美容も効果的に行うことができるようになります。

 

もちろんエネルギー代謝は、アスパラギン酸だけが行っているわけではなく、ビタミンB群や他の成分も密接に関わっていますので、アスパラガスだけを食べていればよいというわけではありませんが、より効果的にエネルギー代謝を行うには、アスパラガスはとても重要だということですね。

 

そして、アスパラギン酸は、アンモニアと結合してアスパラギンとなって体外に排出されます。

 

アンモニアの解毒を行ってくれるのが、このアスパラギン酸ということになります。

 

アンモニアを体外に排出するのは尿によって行われるため、アスパラギン酸は利尿作用もあると言われています。

 

アスパラギン酸が少なくなると、アンモニアの解毒が十分に行われなくなるため、様々な弊害が身体に出てきてしまうことがあります。

 

アンモニアなどの身体に悪影響があるものは、できるだけ早く体外に排出するのがアンチエイジングや美容の基本ですが、アスパラガスに含まれるアスパラギン酸はそのためにはとても重要な成分ということができます。

 

ルチン

 

アスパラガスにはルチンが豊富に含まれていますが、このルチンはポリフェノールの一種です。

 

そのため、ルチンは抗酸化作用を持つ物質ですので、私たちの身体の酸化を防いでくれる成分です。

 

老化は酸化が大きな原因の一つですので、酸化をいかに防ぐかがアンチエイジングや美容には欠かすことができないことになります。

 

アスパラガスに含まれているルチンが、身体の酸化を防いでくれるため、アスパラガスはアンチエイジングにはとても効果が高い食材ということができそうですね。

 

特にルチンは、弱った毛細血管を元気にする作用があると言われているため、身体の隅々にまで血流をスムーズに行き渡らせる効果があります。

 

血流の改善はアンチエイジングにはとても重要なわけですが、ルチンはそれに効果があるので積極的に摂っていきたい成分です。

 

さらにルチンはビタミンCの吸収を早くするという作用もあります。

 

ビタミンCは、ルチンと同じく抗酸化作用がある成分です。

 

そのため、ビタミンCを摂ることは、ルチンと同じく身体を酸化から守るというためにはとても重要ということになります。

 

そして、ビタミンCは肌の健康には欠かすことができないビタミンと言われています。

 

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肌の健康を保つためには、コラーゲンが重要であるということは常識になっていますよね。

 

そして、そのコラーゲンは食事で摂っても、そのまま使われることはなく、分解されて吸収されるようです。

 

実はコラーゲンは私たちの体内で生成されるのですが、その過程でビタミンCが必要になるということです。

 

ですから、ビタミンCは美容のためのビタミンともいわれるわけですね。

 

アスパラガスにはビタミンCも含まれていますので、アスパラガスを食べることで、これらの効果を体内に取り入れることができるため、アスパラガスの優秀さをここでも知ることができますね。

 

ビタミンB群

 

アスパラガスにはビタミンB群もたくさん含まれています。

 

妊婦さんに特に必要と言われる葉酸も豊富に含まれていますよ。

 

ビタミンB群はエネルギー代謝にとても重要な栄養素で、アスパラギン酸と同じようにとても重要なものになりますね。

 

アスパラギン酸と同じように、ビタミンB群が不足してしまうと、どうも疲れやすいとか、寝ても寝ても眠い、というような弊害ができてしまう可能性がありますので、アスパラガスを食べてビタミンB群をしっかりと補給しておくことはとても重要ですね。

 

注意点

 

アスパラガスに含まれるアスパラギン酸やビタミンCなどは熱に弱いと言われています。

 

そのため、すべてを効果的に摂りたいという場合は、調理法には注意が必要です。

 

とはいえ、アスパラガスは生で食べることはなく、熱を加えて食べることが多いと思いますので、調理法を工夫して熱を加える時間を少なくする必要があります。

 

レンジなどを使って調理すると、比較的たくさんの成分を残すことができるようです。

 

まとめ

 

アスパラガスには、たくさんの健康に良い成分が含まれていましたね。

 

長細い姿にあまりパワーを感じない、という方もいるかもしれませんが、やはり外見で判断することは良くないですね。