読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

スマホで太るし頭も悪くなる! その理由とは?

スマホの危険性

 

Person Holding a Smartphone

 

スマホはすでに私たちの生活に必要不可欠なものになっていますよね。

 

ちょっとした調べものも、スマホがあれば簡単に調べることができますし、仕事や勉強にも役立つアイテムです。

 

また、今は新型コロナウイルスの流行によって海外に行くことができませんが、海外に行けるようになると、グーグルマップなどがかなり活躍してくれますよね。

 

食事の宅配を頼んだり、タクシーを読んだり、レストランを予約したりということも、手軽にできるのでスマホは手放せないという方が、おそらく9割以上なのではないでしょうか?

 

しかし、スマホも依存しすぎてしまうと、かなりアンチエイジングや美容に悪影響を与えてしまうことをご存知でしょうか?

 

しかもその悪影響、かなりたくさんあるようなので、それを理解して上手にスマホを使わなければ、健康を害してしまう可能性があるようです。

 

すべてをご紹介することはできませんが、知っておくべきことをご紹介したいと思います。

 

スマホを使いすぎると肥満になる

 

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これは、もちろんスマホを使っているときは、椅子に座っていたり、中には寝ながら使っている方もいらっしゃるでしょうから、簡単に理解できると思います。

 

単純に、運動不足になってしまうということで、一日に何時間もスマホを使っていると、当然運動不足になって肥満になりやすくなります。

 

しかし、スマホを使って肥満になる理由はそれだけではないようです。

 

それは、脳内で分泌されるドーパミンにあります。

 

ドーパミンというと、快楽ホルモンと考えられていたのですが、近年の研究では快楽ホルモンではなく、探求という行為にのみ関係するホルモンだと言われてきています。

 

快楽ホルモンは、オピオイドという物質がもたらす結果であり、ドーパミンは獲物を探すとか、先がどうなるのかを知る、というような行為の時に分泌されると言われ始めているようです。

 

とはいえ、ドーパミンの作用によって、探求という行為を行うと、そこにオピオイドが快楽の感情を与えてくれるため、結果として快楽を感じるわけですので、あまり明確に分けることも意味がないように感じますが、研究でいわれ始めているので、知識として知っておいても損はありませんね。

 

探求という行為になぜ快楽を感じるようになっているのかは、進化の過程からその答えがわかります。

 

進化というと難しく感じるかもしれませんが、非常に単純で人間だけでなく、あらゆる生物は食料を探す必要があるため、探求という能力はとても重要であり、その能力を発揮するときに快楽を感じるようになっているわけです。

 

では、スマホを使うという行為はどうでしょうか?

 

スマホって検索していろんなものを調べたり、新しい情報を探したり、友達の近況を知るなど、探求という行為が本当にたくさんあります

 

そんなスマホが、脳にとって快楽を感じない道具なわけがないですよね。

 

スマホ中毒と言われる状態は、その快楽なしにはいられないような状態になっていることになります。

 

そしてその状態は、ドーパミンが大量に分泌された状態ということになります。

 

ドーパミンがたくさんあるとどうなる?

 

スマホを長時間使いすぎると、脳内にドーパミンがたくさん分泌されることになります。

 

そうなると、脳内にはたくさんのドーパミンがあふれるような状態になるわけですね。

 

このドーパミンは、脳内でしっかりと働くためには、ドーパミン受容体というものに納まる必要があります。

 

ドーパミン受容体というのは、ドーパミンのための椅子のようなものと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

 

orange plastic armchair

 

ドーパミンが椅子に座って仕事を始めてくれることで、初めてドーパミンとしての役割を果たしてくれています。

 

しかし、脳内にたくさんのドーパミンが増えると、この受容体はいったいどうなるのか?

 

椅子にたくさんの人が座ろうとするとどうなるかというと、当然椅子は壊れてしまいますよね。

 

脳内でもそれが起こってしまうのです。

 

ドーパミンがたくさん分泌されることで、ドーパミン受容体が壊れてしまい、ドーパミンが正常な働きができなくなってしまいます

 

ドーパミン受容体が壊れてしまうことで、ドーパミンの働きが悪くなって、さらに快楽を求めてスマホを使うという、もう最悪のスパイラルに入ってしまうと大変だということは、簡単にイメージできると思います。

 

ドーパミン受容体が壊れるとなぜ肥満につながる?

 

では、ドーパミン受容体が壊れてしまうと、なぜ肥満につながるのでしょうか?

 

ドーパミン受容体が壊れてしまうことで、ドーパミンが分泌されても快楽を感じにくい身体になってしまうと、当然快楽を感じたいと思い、いろんなことを過剰に行うようになります。

 

おいしい物を食べておいしいと感じることも快楽の一つなのですが、それで快楽をあまり感じられなくなるとどうなるでしょうか?

 

woman in purple shirt holding green and yellow floral ceramic bowl

 

スマホを使いすぎて、快楽を感じにくい身体になってしまったから仕方がない、この程度で食べるのをやめておこう、とは決してならないはずです。

 

快楽を感じて満足するまで食べ続けるのが、残念ながら欲には勝てない私たち人間の姿ですよね。

 

肥満は、アンチエイジングや美容、そして健康促進にはどうしても悪影響を与えてしまうものですから、避けなければならないことなのですが、スマホ依存になってしまうとそれがむずかしくなってしまう可能性があるわけです。

 

頭が悪くなる可能性もある

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こんなことを言われると、もう踏んだり蹴ったりという感じですが、スマホ依存になってしまうと、頭の働きも悪くなってしまう可能性があります

 

スマホ依存になってしまっている場合は、どうしても運動不足になってしまいます。

 

一日に何時間もスマホを使っていれば、同然運動の時間も少なくなっているはずです。

 

運動不足は、当然心肺機能を衰えさせてしまうのですが、この心肺機能は頭の良さに直結しているという研究結果があります

 

心肺機能が高いということは、持久力があるということになるわけですが、持久力と知能指数の高さとは相関関係がある、ということが研究によってわかっています。

 

単純にたくさんの距離を走れる人の方が、そうでない人よりも知能指数が高い可能性があるということになります。

 

スマホを使って運動不足になってしまうと、持久力を鍛える瞬間などあるはずもなく、知能指数が下がってしまう可能性があるわけです。

 

スマホを使えば脳を使うから、脳トレになって知能指数が上がるはず、という考えは残念ながら幻想でしかないです。

 

脳トレでは脳を鍛えることができない、ということが様々の研究で報告されています。

 

例えばクロスワードパズルや数独のようなもので脳トレを行っても、クロスワードパズルや数独を素早く解く能力は飛躍的に高くなる可能性がありますが、脳を鍛えることにはならないようです。

 

ですから、脳を鍛えるにはやはり運動、持久力ということで考えれば有酸素運動を行う必要があるということですね。

 

まとめ

 

スマホは私たちの生活には、もう必要不可欠なものになっていますよね。

 

日常生活もスマホがなければ、本当に不便になりますし、仕事もスムーズに進まない可能性もあると思います。

 

私もスマホがない生活というのは、今となっては考えられないです。

 

selective focus photography of person using smartphone

 

しかし、スマホ依存と言われるほどに使うことは、想像以上に私たちの健康に悪影響を与えるということがわかりました。

 

となると、スマホとの付き合い方を、かなり上手に行う必要がありますね。

 

スマホを使って、太ってしまって頭が悪くなってしまう、なんていう最悪の状況は何としても避けなければなりませんからね。

 

スマホの最適時間というのは、例えば仕事や勉強に使っている人もいますので、一概に言えないというのが現状です。

 

しかし、必要がない時に暇つぶしに使う、ということはできれば避けた方がよさそうです。

 

スマホの使用は、必要不可欠な時だけということにしなければ、弊害が大きすぎるということは頭に入れておく必要がありますね。