読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

悪口を言ってはいけません。それは相手に言っているつもりでも・・

ネガティブ思考は避けたい

 

ネガティブな感情はできれば持ちたくないですよね。

 

ネガティブな感情というのは、上手に対処できれば利益があるかもしれませんが、どうしても自分自身を否定するような感情を持ってしまいがちです。

 

自分自身を否定してしまうと、当然いろんな弊害が出てきてしまいます。

 

ですから、ネガティブな思考というのは、できるだけ持たないほうが良いということが言われるわけです。

 

単純に自分はできる、自分はできるというだけのポジティブシンキングというのは、あまり意味がないともいわれていますが、まあ、ネガティブシンキングばかりという状態よりは良いのではないでしょうか。

 

このネガティブな思考というのは、自分に向けるということは良くないわけですが、さらに第三者に向けることも良くないということが研究によってわかっています。

 

ネガティブな思考を第三者に向けるということで一番やりがちなことは、やはりなんといっても「悪口」を言うということです。

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誰もが多かれ少なかれ、誰かの悪口を言うものですが、会話のすべてが悪口になるような場合は要注意と言わざる負えません。

 

悪口というのは、どうも言ってすっきりすると考えている方がいらっしゃるようですが、それは勘違いも甚だしいということが、いろんな研究で報告されていますよ。

 

悪口を言いたくなるのはいろんな理由があるかもしれませんが、以下のような理由が代表的なものになるでしょう。

 

  • 共通の敵を作って仲間意識を高めているつもり
  • 自分の正しさを強調したい
  • 相手よりも優位に立つため

このような理由で悪口を言っているような気がします。

 

共通の敵を作るというのは、無意識に大勢が集まって会話しているときに起こってしまいがちですよね。

 

私は、そのような場からはできるだけ早く立ち去るようにしています。

 

悪口というのは、その場の話題となるとなぜか盛り上がってしまうのが厄介なところです。

 

悪口がなぜ良くないのか

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悪口は良くないことだということは、なんとなく理解しているけれど、その理由はよくわからないという方が多いのではないでしょうか?

 

悪口が良くない、健康にも悪いのは、脳が主語を理解しないからだと言われています。

 

これが意味することが分かるでしょうか?

 

「○○さんって、本当に仕事ができなくて役に立たない」

 

という悪口を言ったとしましょう。

 

主語を認識しない、ということはこの悪口はこうなるということです。

 

「本当に仕事ができなくて役に立たない」

 

この意味するところが分かりますか?

 

これは悪口を言ったら、それは自分自身を表す言葉だと脳が認識する可能性があるということです。

 

というか認識します。

 

そうなると結果は明らかですよね。

 

自分自身が、仕事ができなくて役に立たない、ということを言い聞かせていることになりますので、その悪口と同じ人間になってしまう可能性があるということです。

 

ですから、悪口はカウンターパンチで自分にも戻ってきてしまうわけです。

 

相手にも良くないことはもちろんですが、同じ影響を自分も受けるとしたら、全く良いことがありません。

 

なぜ悪口を言いたくなるのか?

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でも、悪口を言いたくてしょうがない、という方も少なくないですよね。

 

それはなぜなのか、というと悪口を言った後って、なんとなく快適な気分になりませんか?

 

このように書くと悪口を言う人って、中毒なのかという感じになりますが、実際悪口を言うときには、脳からドーパミンが出てきてしまうそうなのです。

 

ドーパミンは快楽ホルモンと呼ばれるように、それが分泌されるとやめられない状態になってしまうことがあります。

 

そのドーパミンが悪口を言っているときに出てくるのですからそれは大変ですよね。

 

どんどん悪口を言いたくなってしまう、という最悪の循環に陥ってしまうわけです。

 

悪口の連鎖が最悪の状況を生み出すのは何としても避けなければなりません。

 

環境も劣悪になってしまう

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悪口を言うと、言われた人も多大な悪影響を受けてしまうことがわかっています。

 

脳の海馬の部分がダメージを受けることで、短期記憶能力や認知能力などが低下すると言われています。

 

そのため、悪口を言うことでその場全体が悪影響を受けることになり、脳の活動も低下することになれば、生産性は低下してしまいます。

 

当然ノルマをこなすペースなども遅くなるため、残業を常に行う必要があったりするわけです。

 

そうなると、残業したくないのにさせられている、というような悪口につながり、負のスパイラルに陥ってしまうわけです。

 

また、悪口を言う人には当然人は良ってこないものです。

 

その結果、悪口を言う人の周りには誰もいないというような、悲惨な状況を生み出す可能性もあるわけですね。

 

悪口を言わないようにするためには

 

悪口を言わないようにするためには、では一体何をすればよいのでしょうか?

 

私たちって、どうも人の不幸や悪口が大好きな生き物のようです。

 

テレビや新聞ではもう、芸能人の浮気とか事件とかしか扱っていないような気がするのは私だけでしょうか?

 

人の不幸は蜜の味というやつですね。

 

ですから、悪口を言うことで快楽を得てしまうというのは、誰にも共通することであり、それだけに防ぐことが難しいことになります。

 

そこで何をすればよいのか、というとドーパミンが分泌されるのを別のことに変えるということが良いと思います。

 

ドーパミンが分泌されるのは、悪口で分泌されるわけですが、それをネガティブではなくポジティブな行動で分泌されるようにするわけです。

 

一番手っ取り早いのは運動でしょう。

 

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運動すること、特に有酸素運動を行うことで、ドーパミンが分泌されるために、快適な気分になることができます。

 

ストレスを感じて、誰かの悪口を言いたくなってしまったとしたら、その感情を運動に向けて行うことで、気分もすっきりしますよ。

 

悪口を言う力を、運動する力に変換することで、ネガティブなものからポジティブなものに早変わりするというわけですね。

 

運動というのは健康にはとても重要なものですし、アンチエイジングにもまた重要なものです。

 

悪口が言いたいときには、ぜひとも運動を行うようにしてください。

 

私のお勧めは有酸素運動ですが、もちろん筋トレやサッカー、バスケットなどのスポーツなどもお勧めですよ。

 

まとめ

 

悪口がもたらす悪影響がどれほど大きなものか分かったのではないでしょうか?

 

悪口を言ってしまうのは、誰もが持っている性格である、人の不幸を喜んで、人の成功をねたむというところにあると思います。

 

人間である以上は、どうしてもそのようなゲスのような考え方を誰もが持っているもので、恥ずべきものでもないと思います。

 

しかし、それを表に出すかどうか、ということは別問題ですし、悪口を言ってもよいということにはならないわけです。

 

そして、脳は主語を認識しないということを申し上げましたが、人の成功をねたまないで祝福する人はどうなるか、ということがわかるのではないでしょうか?

 

まさに自分自身を祝福しているということになるわけですから、相手にもプラスの影響を与えることになり、さらには自分自身にもプラスの影響を与えることになります。

 

悪口を言ってはいけない、ということは逆に言ってしまえば、どんどん人を褒めなさいということになるのかもしれません。

 

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そういう人のもとにはまた、自然と人が集まってくることになり、さらに自分の成長につなげていくことができるという素晴らしいスパイラルになるということです。