読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ネガティブ思考が止まらない?ほかの人を褒めなさい!

ネガティブ思考

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私たちは生活をしていると、どうしても否定的な考えを持ってしまうものですね。

 

その否定的な考えも、どんどん悪くなっていくと、自己否定のような状況になってしまうのが怖いところです。

 

私たちは、普通に生活していると、ネガティブな考えを持ちやすいと言われていますので、ネガティブな思考はそれ自体が悪い物ではない、と私は思います。

 

しかし、自分自身を否定してしまうようなネガティブな思考というのは、どう考えても健康に良くないですし、日々のパフォーマンスにも影響が出てきてしまうものです。

 

行き過ぎたネガティブ思考は、健康にも良くない影響があるのはもちろん、さらにアンチエイジングや美容にも当然悪影響があります。

 

その悪影響については説明の必要がない、おそらく誰もが納得される事実だと思います。

 

ですから、行き過ぎたネガティブな思考というのは、やはりしないことが一番良いですし、それを予防する方法もまた重要であろうと思います。

 

行き過ぎたネガティブ思考の原因

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ここでまずは、なぜネガティブな思考になってしまうのか、ということを考えてみたいと思います。

 

いろんな原因があるわけですが、大きな原因として、私たちは承認欲求というものを持っています。

 

承認欲求というのは一体どういうことかというと、簡単に言えば、誰かにすごいと言ってもらいたい、成果を認めてもらいたい、というような欲求です。

 

この承認欲求が満たされていれば、あまりネガティブな考えが起こらないようなのですが、逆に承認欲求が満たされなければ、どうしてもネガティブな思考に傾きがちなのだそうです。

 

仕事でもなんでもそうですが、結果を出していれば承認されるのは当たり前ですよね。

 

営業で大口の契約を取った、という場合はわかりやすく承認されるでしょうし、毎日部屋をきれいに掃除したということでも、承認されるかもしれません。

 

いろんな結果を出すことで、承認欲求を満たすことができるわけですが、当たり前の話、常に結果を出し続ける超人的な人というのは、ほとんどいないわけです。

 

結果が出ない期間が続くと、誰からも認めてもらっていない、という気持ちになっていくことで、ネガティブな方へとシフトしていくことになります。

 

私たちは人に認めてもらいたい、という気持ちは本能のようですので、これを取り去ることはなかなか難しいことです。

 

ですから、心のどこかでは常に認めてほしい、という気持ちがたとえ小さくても必ずあるということです。

 

その気持ちを持っているにも関わらず、誰からも承認されない、という状況をイメージするとどのようになるか、ということは意外と手に取るようにわかりますよね。

 

自分自身を責め続ける、自分は価値がない人間だ、というようなネガティブな思考に傾くわけです。

 

しかもその傾きは、かなり大きなものになる傾向があります。

 

自己否定と呼ばれる状況ですね。

 

真面目な人ほどネガティブになりやすい

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ここで問題になるのは、真面目な人ほどネガティブになりやすい傾向がある、ということです。

 

どういうことかというと、真面目でなくて怠けてばかりいる人は、当然ですが成果が出なくても気にしないことが多いです。

 

そのため、ネガティブな思考に傾くとしても、傾きは緩やかかもしれないということですね。

 

対して、真面目で常に結果を出したいと考えている場合は、結果が出ない自分を責め続けてしまう可能性が非常に高いわけです。

 

その結果、真面目な人ほどネガティブな思考に傾き、自分を必要以上にせめてしまう傾向があります。

 

真面目であることは素晴らしいことですが、それが自分を傷つけてしまうところまで行くと、本末転倒というしかありませんよね。

 

そのため、ネガティブな思考に必要以上に傾かないような戦略的な考え方が必要になります。

 

相手を褒める

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ここで重要なことは、まずは第三者を褒めることです。

 

三者は誰でも良いのですが、家族や同僚、友達ということになりますね。

 

見ず知らずの通行人を突然ほめても一向に問題ありませんが、そこまでの勇気を持っている方というのはごく少数でしょう。

 

ですから、まずは身近な人を褒めることから始めます。

 

なぜ褒めるのかというと、やはり自分が欲しいものをただほしいと思っていても、なかなか得られるものではありません。

 

逆に自分が欲しいと思っているものを、まずは誰かにあげることでそれが返ってくることが往々にしてあります。

 

1~2回褒めた程度では、それが返ってくることはほぼないと思いますが、継続していると、あなたも褒められる人になっているはずです。

 

ほめ方については、すごく大きなことを褒める必要はありません。

 

大きなことなんてそうそうありませんから、めったに褒めることができなくなりますから。

 

着ている服、靴、顔色、なんでもよいので褒めるということが重要なわけで、内容はそれほど重要ではありません。

 

一番簡単なのは、性格を褒めるということでしょうか。

 

いつもみんなのフォローに回ってくれるので助かっています。

 

細かい気配りありがとう。

 

などなど小さなことでも十分です。

 

もちろん嘘はいけませんが。

 

そして、合わせて心がけたいことは、大勢の前で褒めるということです。

 

大勢の前で褒めてもらえば、喜びはさらに倍増しますよね。

 

それを相手にもしてあげることで、喜びも倍増することになります。

 

また、本人の前でなくて、違う人に「○○さんって、最近頑張っているよね」というような褒める言葉を話すということも大切です。

 

本人がいないときに、その人を否定するような悪口を言う場になってしまうことがあるかもしれませんが、それは最悪です。

 

そのような場合は、さりげなく話題を変えるか、その場を立った方が良いでしょう。

 

今後は、誰かのあら捜しをするのではなく、誰かの良いところを探すようにしてくださいね。

 

それが巡り巡って自分自身のためになるはずです。

 

失敗の中にもポジティブなものを見つける

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真面目な人は失敗したら、それに落ち込んでしまうことが多いものです。

 

もちろん失敗した場合は、その失敗を認識して反省し、それ以降二度と同じことを繰り返さない、ということが重要なのですが、その失敗をいつまでも引きずると、脳に失敗の回路ができてしまうことがあります。

 

そうなると、失敗しない、失敗しないと考えていても、脳に回路ができてしまっていると、同じ失敗をしてしまうことになります。

 

失敗を繰り返してしまうと、当然さらに自分を責めてしまうことで、自分を必要以上に否定してしまい、また失敗するという最悪のスパイラルに陥ってしまうことがあります。

 

ですから、その失敗は反省しつつも、良い面も探していく、という姿勢がとても重要です。

 

そのために重要な考え方は、失敗から何を学んだか、ということを常に意識しておくことです。

 

そうすることで、失敗がマイナスばかりではなく、学びがあったことで次につながるプラスのものにもなってくれますよね。

 

そのような思考が身に付けば、失敗も大切な経験として今後の生活にしっかりと生かしていくことができるようになります。

 

まとめ

 

ネガティブ思考も、自己否定のような強烈なレベルにまで至ってしまうと、どうしても私たちの身体に悪影響がありますし、老化を加速させてしまう可能性すらあります。

 

行き過ぎたネガティブ思考を予防するためには、第三者の良いところを見つける努力をして、失敗からも学ぶという積極的な姿勢を持つことが重要です。

 

ストレスが多い現代社会ですが、良いところを見つけるようにする習慣は、かなり有益に働いてくれると思いますよ。