読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

伝え方がわからなくてコミュ障気味?伝え方は技術ですから改善できますよ。

伝え方は学べる?

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伝える力、コミュニケーションが上手にできるということは、それ自体がかなりのアドバンテージとなります。

 

一番わかりやすいのが、営業職についている場合になると思いますが、コミュニケーションが上手にできれば、当然相手から「Yes」の回答を得ることができるわけですから、契約につなげることもできるわけです。

 

伝える力があまりない、という場合のメリットは全く思い浮かばないですが、しいて言うと、黙っているほうが知的に見えることがある、という程度ですね。

 

しかし、黙っていることが知的に見えるというのは、伝える力があるからこそ活きてくるのであって、永遠に黙っているわけにもいきませんから、いつかは話始めるはずです。

 

そこで、伝え方が下手だと、化けの皮がはがれた、という状況に陥ってしまうため、やはり伝え方が下手だということは、メリットになることがないかもしませんね。

 

そして、伝え方というのは、「方」という言葉が付いているため、才能ではなく技術として獲得することができるものだと言われている事はご存知でしょうか?

 

私はあまり話すのが得意ではない、という場合はその技術を知らないだけで、その技術を知れば、伝え方が格段にうまくなるかもしれません。

 

そこで、なぜ伝え方が上手くないのか、その原因について少し考えてみたいと思います。

 

緊張する

 

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コミュニケーションが苦手、伝え方が苦手という方の中で、人に話すのが緊張するから話さない、という方がいますね。

 

その場合は、厳密には伝え方が苦手ではないかもしれませんが、対策は必要になりますね。

 

なぜなら、伝え方は本当は得意なのですが、緊張してしまうため人とは話したくない、というのでは宝の持ち腐れになってしまうからです。

 

緊張してしまうという場合は、正直その緊張を全くなくしてしまう、ということは不可能だと思います。

 

緊張してでも話を始める、ということができるようにならないと、それは解決しないものです

 

しかし、緊張を和らげる方法というのはいくつかあります。

 

その一つがメモを取りながら相手と話をするということです。

 

メモを取ることで、相手の目を直接見る時間が少なくなります。

 

緊張するというのは、相手の様子を見ているときにより強くなるということが言われているのですが、メモに目を落とすことで、相手を直接見る必要はなくなります。

 

そして、メモを取るということは、相手にとっても失礼になるどころか、真剣に話を聞いてくれると思わせることができますので、まさにWIN-WINの状況となりそうです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

メモを取る効果については、こちらも参考にしてみてください。

 

緊張するという方の場合は、どうしても経験が少なくなっているため、緊張しながらでも話すということを実践しないと、ますます話すということを避けてしまうものです。

 

メモを取りながら話すなどの工夫をしつつ、伝える経験を積んでいく必要がありますね。

 

伝え方を上達させるためには、やはり場数を踏んで慣れるという、ある種根性論のようなものも必要になってきます。

 

自分のことだけを考えてしまうのはNG

 

自分のことだけを考えるというのは、自己中心的ということではなく、自分が伝えたいこと、伝えなければならないことだけを考えるということです。

 

頭の中にある情報をそのまま伝えようとすることが、伝え方が下手な人に多い共通点です。

 

しかし、伝えるためには相手が絶対にいるのですから、相手を無視して自分が伝えたいことを伝えても、伝わる可能性が低いものです。

 

そこで、伝えるために何を意識すればよいのでしょうか?

 

相手が話の内容をイメージできるように話す

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自分が話しをしているときに、相手がその内容をイメージできるように話すことが大切です。

 

そのためには、やはり自分自身も頭の中でイメージを思い浮かべながら話すということが重要です。

 

多くの方が、頭の中で文字を思い浮かべながら話す傾向がありますが、それでは話が分かりづらくなってしまうことが多いです。

 

イメージしながら、そのイメージを説明しているように話すことで、相手もその話をイメージしやすくなりますし、理解しやすくもなります。

 

相手のメリットを考える

 

何かを伝えるための前提条件として、伝えるということは、自分の話を相手に聞いてもらって「Yes」と言ってもらえることですね。

 

相手には自分の真意は伝わったけれど同意は得られなかった、ということが多いのであれば、やはり伝え方を工夫して「Yes」と言ってもらえる回数を増やさなければいけません。

 

伝え方が上手になるためには、一番重要なことは相手の気持ちを考えることができるかどうかです。

 

 気持ちと言ってもよくわからないかもしれませんが、相手のメリットと言ったらどうでしょうか?

 

相手のメリットになることは何か、ということを考えながら、そのメリットを達成できるという提案ができれば、上手に伝わる可能性が高くなります。

 

メリットと言っても、すべてがお金に関するわけではありません。

 

イタリアンが好きな人なら、おいしいイタリアンのお店を紹介することがメリットになりますし、身体を動かすことが好きならば、プロテインについて話すことがメリットになるかもしれません。

 

メリットは人それぞれですし、相手が企業という場合もまた、いろんなメリットがあると思いますので、そのメリットを上手に話すことで、伝わり方が変わってきます。

 

相手が嫌いなこと

 

メリットを伝えるときに役に立つのが、相手が嫌いなことです。

 

相手が嫌いなことを回避することができますよ、という伝え方をすると、相手にはかなりのメリットがある提案として伝わるものです。

 

あなたが嫌いなものを思い浮かべて、それが避けられるという提案をされた場合、かなり魅力的な提案に感じることがわかるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

伝えるためには、自分の頭の中のことをそのまま伝えようとしても、十分に伝わらないことが多いです。

 

それは相手の気持ちや感情がすっぽりと抜け落ちてしまっているから。

 

そのため何かを伝えるためには、相手がいるということを常に意識して話すことが必要です。

 

しかし、相手も同じ人間ですから、伝えようとすることを難しく考える必要もないと考えることもまた大切です。

 

むずかしく考えると緊張してしまって、逆にうまく伝わらないことも多いですから。

 

伝えることがその人にとって、如何にメリットになるかということが十分に伝わるか、ということができれば、伝え方がうまくなったことになります。

 

重要なことは相手が何を望んでいるのか、ということを把握することです。

 

よく言われることですが「ドリルを売るなら穴を売れ」ということです。

 

ドリルを買いに来た人は、そのドリルが欲しいわけですが、コレクターでもない限り、ドリルが必要なのは穴をあける為です。

 

この場合、その人に伝えなければならないことは、ドリルがいかに高性能なのかということではなく、このドリルでいかに素晴らしい穴を開けることができるか、ということです。

(ドリルを買いに来たお客様が、コレクターの場合は当然ドリルの特徴などを伝える必要がありますのでご注意を)

 

相手のメリットを間違って理解してしまわないようにしないと、間違ったものを伝えてしまうことになります。

 

そうなると当然伝わりませんので、相手のメリットは正確に把握するようにしましょう。