読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

メールやSNSに頼り過ぎた連絡は危険?

全てメールで済ませていませんか?

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メールやSNSを使う機会が多くなってきている今、直接会って話すということが少なくなっているのではないでしょうか?

 

直接会って話すということが少なくなっているだけではなく、電話で話すということもなくなってきている、というのが現状ですね。

 

もちろん、メールやSNSにはたくさんのメリットがあります。

 

例えば、電話などは夜遅くには使うことができないですから、連絡が翌日になったりします。

 

しかし、メールやSNS時間を気にすることなく送ることができますので、こちらの方が使う頻度が高くなっているということもあります。

 

また、人見知りや引っ込み思案の性格で、あまり人とコミュニケーションをとることが得意ではない、という人でもメールやSNSならば、それほど意識することなくコミュニケーションをとることができます

 

そして、メールやSNSを使うことで、それが記録として残るため、会話だけよりも便利な部分がありますよね。

そのようなメリットがたくさんあるために、多くの方が電話や会話よりもメールやSNSを選んでいるというのが現実でしょう。

 

ビジネスシーンでも、SNSに関しては情報漏洩などの可能性があるために、あまり使われないかもしれませんが、メールは必要不可欠ですよね。

 

ですから、これらを全く使わないということは、今の生活環境では不可能です。

 

しかし、これらを使いすぎることからくるデメリットも、様々な研究によって明らかになってきつつあります。

 

メール・SNSを使いすぎることから来る弊害

 

これだけ便利なものですから、日々使う回数はおそらく膨大になっていると思います。

 

しかし、直接話したり電話で話したりすることが減って、メールやSNSを使う回数が増えていくと、次第にそのデメリットが出てくるようになります。

 

その一つが言葉使いが悪くなるということです。

 

メールやSNSだと、どうしても軽い感じの文章を書くことが多くなりますよね。

 

感情を伝えようとして、絵文字などの割合が多くて言葉が少ない、というような場合もあるかもしれません。

 

そのようなやり取りをたくさんしていると、どんなメールやSNSの場合でも同じように文章を組み立ててしまうようになるそうです。

 

それは友達同士ならば問題ないことかもしれませんが、ビジネスシーンで送る必要があるメールにも同じような文章を作ったらどうなるでしょうか?

 

場合によっては、会社に多大な損害を与える可能性すらありますよね。

 

こんな文章を送ってくるところとは、あまり契約を継続したくないな、というような印象を与える可能性はゼロではないですから。

 

いくら何でもフォーマルなシーンでは、友達と同じような文章は書かないよ、と思うかもしれませんが、研究によると無意識にそのような文章を作るようになる傾向が強くなるそうです。

 

これは注意が必要ですね。

 

感情を伝える場合はメールやSNSは不向き

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メールやSNSで伝えることができるのは、やはり無機質な事実だけと考えるべきではないでしょうか?

 

自分の感情のようなものをメールなどで伝えても、それはなかなか正確に伝わらないということが多いものです。

 

なぜならば、私たち人間は文字で読んだものに対して、「こう書いてあるのだけれど、本当にそう思っているのだろうか?」という疑いの気持ちのようなものをどこかに持っているものです。

 

これは、心理学では妄想的認知というそうですが、そうなると文章で気持ちを伝えるのは難しい場合があります。

 

直接会って話したり、電話で話すとすぐに理解できるというのは、相手の表情やボディランゲージなど、様々な情報を総合的に判断しつつコミュニケーションをとることができるからです。

 

文章だけだと、なかなか感情のようなものは理解しづらいというのは、盲目的認知とともに、情報量の圧倒的な少なさにも原因があるようです。

 

さらに、感情を伝るメールやSNSは、それに対する返信がなかなか届かないと、どうしてもイライラしてしまったり、必要以上に心配になってしまうものです。

 

そのような無用なストレスを少しでも軽減するために、やはり感情を伝えるときには、直接会ったり、電話やオンラインで話すということを取り入れるべきでしょう。

 

直接話すこととメールなどの組み合わせ

 

メールやSNSのやり取りの場合は、デメリットがあるということを理解していつ使うか、ということを考える必要があります。

 

友達同士などの場合は、それほど気にする必要はないのかもしれませんが、ビジネスの場合とか、お世話になっている人とのやり取りには、慎重になる必要があります。

 

信用は築くのはとても長い時間がかかるのですが、崩れるのは本当に一瞬です。

 

そして崩れた信用を取り戻すのは、またかなり長い時間が必要になります。

 

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直接会って話したり、電話したり、ウェブ会議で話すことができていれば、そのようなことはなかったのに、ということがないように注意してメールやSNSの使い方を考えることが重要です。

 

まとめ

 

こんなことならメールでもらった方が良いのに、という感想を持つこともあれば、電話してもらった方が早く済んだのに、というような感想を持つこともありますよね。

 

そのバランスはかなり難しいわけですが、直接話すという行為を全くなくしてしまうことは、逆に信頼を失う可能性があることが分かったと思います。

 

まだまだ研究段階のようで、どの程度の割合が良いか、という明確な指標もないようですし、その割合も場面場面で変わってきますよね。

 

直接話す、電話、ウェブ会議などよりも、メールやSNSを優先すべき、という考えは改める必要がありますが、その割合については個別で考えていく必要がありそうです。

 

私の経験では、無人で食材などが販売されているところで買い物などをすると、面白いシステムだなと考えつつも、なんとなく寂しい気持ちになったりします。

 

泥臭いと考えがちなアナログな顔を合わせたコミュニケーションにも、実はメールにはない力があるということは忘れてはいけませんね。