読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

記憶術「場所法」をもっと効果的に使えないか?

簡単な記憶術はないか?

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記憶術は、いろんな種類がありますし、書籍もたくさん販売されていますので、多少の知識がある、という方も多いでしょう。

 

私もいろんな記憶術を調べてみたのですが、その中に場所法という記憶術があります。

 

これはとても使いやすい記憶術で、多くの記憶力世界大会に出るような、記憶アスリートの方も利用されている方法です。

 

すでに場所法については知っていて、その効果を実感したという方も多いでしょう。

 

極端な話、全ての記憶術はこの場所法に行きつくのではないか、と私は思っています。

 

場所法のノウハウは簡単

 

場所法とは、自分の知っている場所に記憶したいものをくっつけていくだけ、という非常にシンプルなものです。

 

場所というのは、自宅から近くの公園までの道中にあるものでもよいですし、自分の身体の部分でもよいわけです。

 

場所法を知らない、という方のために少しだけ説明をさせていただきます。

 

自分の身体を

 

  1. 眉毛

 

のように足の先まで番号をつけていき、そこに記憶したいものをくっつけていくだけです。

 

これは買い物をしたい、というときなどに非常に役に立ちます。

 

買い物で、

 

  • キャベツ
  • ニンジン
  • 砂糖

 

を買うとした場合を考えてみましょう。

 

これらを先ほどの身体の場所に、イメージでくっつけていくわけです。

 

  1. 頭に卵が落ちてきて割れた
  2. 額でキャベツのみじん切りを作る
  3. 眉毛がニンジンになってしまった
  4. 目に砂糖を入れて痛い!

 

イメージは何でもよいのですが、できるだけ極端なイメージを作るとより覚えやすくなります。

 

これなら、その日の買い物程度であれば記憶を維持することができるため、買い忘れを防ぐごとができそうではないですか?

 

正直申し上げると、メモに書いて買い物に行くというのが一番確実な方法ですが、場所法の解説として買い物の例が良く使われるので、私もそれに倣ってみました。

 

どうでしょうか、場所法を知らなかった方は、ぜひ試してみていただければと思います。

 

場所法は仕事や試験に使えない?

 

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場所法というのは、記憶するのにとても有効な方法なのですが、良く聞かれる言葉は、試験などに利用することができない、ということです。

 

私もこの気持ちはすごく分かります。

 

先ほどのような単純な記憶に関しては、場所法はとても有効なのですが、試験などにおいては、そのような単純な知識が求められることは少ないからです。

 

小学校のテストならいざ知らず、一般的に試験などでは、持っている知識を使って文章を書いたり、自分の意見を書いたりすることが求められるわけで、単純な知識を求められるわけではないです。

 

ですから、場所法の限界をどうしても感じてしまうのですね。

 

しかし、単純な知識をまずは記憶しておかなければ、知識として使うこともできない、ということを考えると場所法も使い方によっては応用も可能かもしれません。

 

記憶術にはイメージが大切というけれど・・

 

そして、記憶術でよく言われることとして、できるだけ鮮明にイメージするようにということです。

 

しかし、イメージが苦手だという人も多いですし、私の経験でいうとイメージしても、そのイメージごと忘れてしまうということが多いです。

 

如何にイメージを鮮明に描いても、そのイメージ自体を忘れてしまうのですから、場所法が使える人と使えない人がいるのだろうと考えていました。

 

イメージが苦手な方の場合は、やはりイメージしてもイメージそのものを忘れてしまうため、また最初からやり直し、ということが多く、普通の記憶の仕方で勉強していた方が良い、ということになります。

 

私の経験からもそれが正しいのではないか、と思っていました。

 

イメージを鮮明にするために

 

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そんな中で、場所法をより有効に使うためには、いろんな通り道を写真に撮ってそれを使うという方がいることを知りました。

 

今ではスマホにカメラが必ずついているため、さらに写真を現像する必要もなく、PCやスマホで簡単に見ることができますので、写真を撮るというのは非常に効果的ですね。

 

しかし、場所法のイメージを鮮明にするために、さらにとても良い物を見つけました。

 

それは、グーグルマップです。

 

グーグルマップは、非常に細かく道路の写真や家の写真が撮られていますので、自分で写真を撮る必要もありません。

 

グーグルマップで、自分が知っている道の写真を見ながら、記憶すべきものをくっつけていくことで、比較的簡単にイメージを作ることができます。

 

グーグルマップの良いところは、行ったことがないところでも、その写真を使えば場所法を使うことができるということです。

 

細かくいうとグーグルマップのストリートビューを使うということです。

 

資格試験などでは膨大な情報を記憶する必要がありますが、いろんな道路の写真を使って場所法で記憶していくことができれば、かなりの武器になると思います。

 

一度も行ったことがない場所をストリートビューで使うこともできる、というのもこの方法の良いところではあるのですが、行ったことがない風景に記憶すべきものを貼り付けても、記憶しづらい側面があります。

 

理想は一度は行ったことがある道路などを使うことですが、たくさん覚えることがありすぎて足りない、という場合は行ったことがない場所の画像を使うしかありません。

 

その場合も、何度かその風景を見てその道路などに少しでも親しみを持てるような状況になるのが理想ですね。

 

場所法を使った記憶術で重要なことは復習

 

場所法を使った記憶術の場合、覚えやすい記憶術を使っているのだから、復習の必要はないだろうと考えるかもしれませんが、やはり場所法でも同じように復習を繰り返し行う必要があります

 

記憶というのは、その情報が単独で記憶されるということはなくて、いろんなものと関連づいて記憶されるということは以前お話しいたしました。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

関連付けられるものが多ければ多いほど、その記憶はより強く記憶されるのですが、場所法の場合は、場所が無理やりな状態ではありますが関連づいていますので、普通の記憶よりも記憶がしやすくなります。

 

ですから普通の勉強法などよりは復習の回数は必要ないかもしれませんが、復習が必要ないということではありませんので、そこは注意が必要ですね。

 

そして復習を行うためには、どの道にどの情報を紐づけたかということが分からなければなりません

 

そのため、どの教科、どの情報をどこの道筋に関連付けたかを記録するために、道筋の出だしの住所とその情報を、何かに記録しておくと復習もスムーズにできると思います。

 

どこの道に何を貼り付けたかを忘れてしまうと、また一からやり直しということにもなりかねませんので、ぜひ記録を残すようにしてください。

 

エクセルなどを使って、住所と情報を一致させると便利ですね。

 

住所がわからない場合は、グーグルマップのどこからスタートしたか、ということが分かるように記録を取るとよいと思います。

 

記録の方法は自分に合った方法で行えばよいので、いろいろと工夫してみてください。

 

まとめ

 

場所法を使うときには、やはり写真や画像があったほうがイメージしやすいです。

 

ですから、グーグルマップ、ストリートビューのような便利な機能が使える場合は、どんどん使っていくとよいと思います。

 

そして忘れてはいけないことは、どんな勉強法、記憶術であったとしても復習しなければ、すべて忘れてしまうということです。

 

どんな方法も、一番有効なのは繰り返しということですね。