読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

「人生100年」を生き抜くためには「いかに勉強を継続するか」が重要

人生100年と言われても・・

 

人生100年と言われ始めて長いですが、それに対してどのように対処していくべきかということに対しての情報が少ない気がします。

 

「人生100年」が当たり前になるのは、私たち人類にとっては初めての経験かもしれませんので、どのように準備すればよいのかあまり知られていない、ということが理由なのかもしれません。

 

しかし、だからと言って何も準備しないで行き当たりばったりで何とかしてください、と言われても納得できるものではありません。

 

そして同時に、人生100年とは言っても、今までの生活とは一変して全く違う人生を歩む必要もないわけで、プラスアルファで何かをしなければならない、ということになるのですが、そのプラスアルファが何なのか、ということを知りたいわけです。

 

人生100年という時代で最も重要とされることは、そのプラスアルファを知るために勉強し続けなければならない、という事実に気が付くかどうかだと思います。

 

今までの常識が通用しない

 

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人生の大半の時間は仕事する時間ですが、その仕事については以前の常識が通用しなくなっている、と言われています。

 

ITの活用などによって、情報のアップデートが驚くほど速くなっているため、そのスピードについていける企業が生き残り、そうでない会社は淘汰されるようになっています。

 

企業の存続は、以前から変化に対応しなければ達成できなかったわけですが、そのスピードがどんどん速くなっているわけです。

 

そのスピードについていける人材が必要になりますが、以前のように年功序列の意識を持って、自分の知識を磨いていかない人材は不要になる可能性が以前よりも高くなっています

 

年功序列については賛否両論あるのですが、一番良くないところは年功序列があるために、学ばなくても昇給していくだろうという意識だと思います。

 

これは生産性を大きく下げる原因の一つと言えるでしょう。

 

しかし、人生100年の今は、生産性を上げる人間が必要とされる時代です。

 

スピードが上がっている状況で、少なくとも今の生産性を維持するということは、生産性のスピードを上げるということになりますから、生産性の上がらない人材は必要ない、ということになりかねないのです。

 

そのため年功序列に甘えてしまって、生産性を上げようと努力しない場合、必要のない人材ということで、会社から解雇されてしまう可能性が大いにあります。

 

会社から放り出されると、人生100年どころの話ではありませんので、会社に必要な人材になる必要があるのですが、そのためにはやはり勉強し続ける必要があります

 

自分でビジネスを始めるにしても、当然そのための知識が必要ですし、そのために求められる知識は膨大です。

 

ちなみに企業の存続が短くなっているのは、手数料や買収後の売却益をもくろんだ無理なM&Aなどによって、必要以上に企業の体力が奪われることが原因の場合もありますが、資本主義で株式を公開している以上、そのようなリスクも頭に入れておく必要があります。

企業に勤めているのだから安心という考えを捨てて、どのような状況に陥っても必要な人材と言われるために勉強を続けることが、人生100年の中では必要になるわけですね。

 

もちろん必要以上に恐れる必要はありませんが、勉強を効率よく進めるためには、多少の危機感は有効に働くものです。

 

学ぶ方法を学ぶ

 

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しかし、仕事をしているビジネスパーソンの場合は、勉強だけに時間をかけているわけにはいかないのが現実です。

 

日々の業務に追われているわけですし、先ほど述べたようにITによってあらゆるスピードが上がっているわけですから、日々の業務もスピードアップしているわけで、勉強する時間もあまりない、というのが現実ではないでしょうか。

 

そこで学び方が重要になるのですが、学ぶというとやはり学校などの授業のようなもの、または本などで独学で学ぶということがイメージされると思います。

 

それは正しいイメージですが、実際に勉強を始めても三日坊主で終わったり、仕事などに活かすことができない方が多いです。

 

そこで重要になるのは、授業などで学ぶ方法ではなく、実際の生活や仕事に活かすために勉強する方法を学ぶ、「学び方を学ぶ」ということが重要になるわけですね。

 

如何に効率よく、そして仕事などに直結させる方法で学べるか、という方法を知っているか知らないかで、後々大きな差となって現れる可能性があります。

 

勉強の目的が分かっているか?

 

効率よく勉強していくためには、勉強の目的がしっかりとわかっているかが重要です。

 

学校の成績はすごくよかったのに、社会に出て会社で働き始めるとそれほどでもない、という人って本当に多いですよね。

 

それは勉強の目的意識が大きく関われています。

 

学校などの授業の成果をはかるためには、試験などで高得点を取ればよく、目的意識を持ちやすいものです。

 

その試験に向けて準備をしていけばよく、そのためにインプット、アウトプットをすればよいわけです。

 

しかし、大人になってからの勉強に関しては、この目的意識が非常にあいまいになっている方が多いです。

 

試験のように分かりやすい目的があれば勉強がしやすいわけですが、大人の勉強はその目的をどこに合わせればよいのかわからない・・

 

試験のように明確な答えが必ずあるわけでもありませんので、その気持ちもよくわかります。

 

しかし、この目的意識がしっかりと明確になっていなければ、勉強してもその成果が感じられないため、三日坊主になってしまったり、また、目的意識が不明確なため、全然必要のない知識を勉強してしまっている可能性があるわけです。

 

仕事をしている場合の目的は、知識やスキルを身につけて「稼ぎにつなげる」ということのはずです。

 

ですから、今学んでいるものは稼ぎにつながっていくのか、ということをしっかりと確認しながら勉強する必要があるわけです。

 

その他の勉強においても、その目的をしっかりと確認しつつ進める必要があります。

 

その目的を達成する情報を収集

 

目的意識がしっかりとしていれば、何が不足していて何が必要なのかということが分かってきます。

 

そこで、その情報を得るために勉強すべき教材や勉強するための動画などを集めることが可能になるわけです。

 

ただ漠然と情報を集めても、役立つものは集まるかもしれませんし、集まらないかもしれないという運任せのようになってしまうと効率のよい情報収集ができなくなってしまいます。

 

アウトプットして成果を確認

 

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大人が勉強する場合は、素早く知識を身につけてそれが実際に効果があるかを確認する作業が重要です。

 

そのためには、常に学んだことをアウトプットしていく必要があります。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

例えば営業職などの場合は、学んだスキル、知識を実際に使ってみて売り上げが上がるかどうかを確認しなければなりません。

 

そして、どこが改善されたのか、まだ足りないものは何なのか、ということを明確にして、さらに学んでいくという改善の過程が勉強になります。

 

勉強というのは、机に座って行うという考えは捨てなければいけない、ということですね。

 

もちろん机に座って行う勉強も必要なのですが、それは勉強の一部でしかなく、実際に使うことも勉強の一部であるという意識がとても大切です。

 

勉強があまり役に立たないという場合は、実際に使ってみるというアウトプットが不足していることが多いものです。

 

勉強が結果に結びついていない場合は、実際に使っているかどうかを確認する必要がありますね。

 

まとめ

 

勉強については、学校で教えられた方法しか知らない人がほとんどです。

 

しかし、学校では試験で高得点を取る、試験に合格するということが目的であり、非常に明確なものです。

 

このようにゴールを鮮明に、明確にするという作業が全く教えられていないことが、大人になってからの勉強の効果を低くしているように感じます。

 

ゴールや目的が他人から与えられる状況に慣れている現状を、自分でゴールを探して明確にするという習慣に変える必要があります。