読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ルイボスティは不老長寿のお茶?そのアンチエイジングの効果とは?

ルイボスティについて

 

茶, ドリンク, ハーブ, イラクサ, ホット, マグカップ, カップ, リラックス, ガラスカップ

 

ノンカフェインのハーブティーとして代表的なのが、「ルイボスティー」。

 

それゆえ、妊婦さんなど、カフェインに敏感な方に人気のお茶ですよね。

 

原産地はなんと、南アフリカ共和国ケープタウンから北に位置するセダルバーグ山脈に囲まれた一帯にしか生息していないということです。

 

アメリカやオーストラリアなどで栽培を試みたそうですが、うまくいかなかったということです。

 

それだけ稀少な植物ということですね。

 

ルイボスティが健康に良い理由

 

f:id:bobminions:20200925200106p:plain

 

セダルバーグ山脈は常に強烈な日差しに照らされ、朝晩の気温差が時には30℃以上にもなるという過酷な環境で育ちます。

 

日本で考えると、この気温差は1日で夏から一気に冬になるようなものです。

 

こんな環境で育つということは、相当なストレスを受けるはずですね。

 

しかも、その土壌は酸性だということなので、一般の土壌は弱酸性が理想と言われていますので、かなり過酷な環境です。

 

そんな環境でもルイボスは、砂漠のようにも見えるその酸性の土の地中深くに根を張り、水分やミネラルを吸い上げることができます。

 

数々の健康効果をもたらすルイボスティーの成分は、こうした厳しい環境の中で生き残るために生まれたとされています。

 

現地でも古くから愛飲されてきたルイボスティーですが、現地アフリカの人々は「不老長寿のお茶」と呼んで飲んでいるそうです。

 

現代でも、各家庭には必ずと言っていいほど常備され、カフェやレストランでも当たり前のようにメニューになっています。

 

一見紅茶のように見えますが、実は紅茶とは全く別物。

 

ルイボスはマメ科多年草なので、緑茶や紅茶、ウーロン茶などの「チャノキ」から生まれるお茶とは全く違います。

 

しかし、同じ「チャノキ」から緑茶と紅茶が生まれるように、ルイボスティーにもグリーンとレッドと、同じルイボスから作られた違う種類のお茶が存在します。

 

両社の違いは、これまた紅茶と同じで発酵しているかしていないかです。

 

発酵させずに乾燥させたものがグリーンルイボスティ、発酵したものがレッドルイボスティです。

 

茶葉が発酵するのは酵素の働きで、味噌や醤油のように微生物で行う発酵とは違います。

 

また、どれだけ発酵させるか、どこで止めるかによって味や香りも変わってきます。

 

ルイボスティの効果

 

ルイボスティには、抗酸化作用があります。

 

その理由はSOD酵素にあります。

 

SOD酵素は、1968年にアメリカの生化学者であるアーウィン・フリドービック博士によって発見された物質です。

 

SODとはSuper Oxide Dismutaseの略で、細胞内で過剰に発生した活性酸素を、酸素と過酸化水素水に分解し、無毒化する酵素です。

 

活性酸素は、体内のウイルスや細菌を排除するなど、身体に必要不可欠なものですが、その量が増えすぎてしまうと、身体を酸化させてしまうようになります。

 

例えば、血管内では活性酸素と脂肪が結合して過酸化脂質となり、それが血管壁に付着すると、動脈高価などを引き起こしてしまいます。

 

老化を止めてアンチエイジングを行うためには、いかにこの酸化を止めるかということが重要になるわけです。

 

ルイボスティに含まれているSOD酵素には、抗酸化作用があるため、この活性酸素による酸化を防いでくれるのです。

 

f:id:bobminions:20200714125508p:plain

 

抗酸化作用によって、血管への悪影響がなくなるため、血流がスムーズになり、アンチエイジングや美容への効果も高まります。

 

また、血液自体をサラサラにするため、それも血流をスムーズにすることになります。

 

もちろん抗酸化作用は血管系のみにとどまるものではないため、身体全体に好影響を与えます。

 

マグネシウム

 

ルイボスティには、マグネシウムが含まれています。

 

ルイボスの浸出液150gあたりには「マグネシウム」が2.7mg含まれています。

 

マグネシウムは、カルシウムとともに、骨の形成に必要不可欠のミネラルです。

 

マグネシウムを含むルイボスティは、骨粗鬆症の予防に効果が期待できます。

 

また、代謝にもマグネシウムは深く関係しており、脂質や糖質を効率的にエネルギーに変える作用があるため、ダイエットを行っている場合には、特に必要なミネラルかもしれませんね。

 

カリウム

 

ルイボスティには、カリウムも豊富に含まれているため、体内のナトリウムの量を調整することができます。

 

f:id:bobminions:20200624181014p:plain

 

塩分を摂りすぎると、血圧に影響が出てきますが、カリウムを含んているルイボスティを飲むことで、体内のナトリウムが多ければ尿の中に排出してくれるため、血圧の調整にも効果があると言われています。

 

その結果、動脈硬化などの病気を予防することができるため、それが原因となって発生する可能性がある心筋梗塞脳梗塞も予防することが可能になります。

 

さらにナトリウムバランスの乱れによって、体内の水分バランスが崩れることで起こると言われるむくみの改善にも効果が高いと言われています。

 

ノンカフェイン

 

ルイボスティはノンカフェインであるということも、アンチエイジングにはうれしいところです。

 

カフェイン自体は、飲み方を間違えなければ問題ないと言われているのですが、間違えた飲み方というのは、睡眠への影響があるような飲み方です。

 

f:id:bobminions:20200630115735p:plain

 

コーヒーや紅茶は、アンチエイジングにも良いと言われていますが、カフェインが含まれているため、夜に飲むと睡眠の質を悪くしてしまう可能性があります。

 

また、よく飲まれる緑茶にもカフェインが含まれています。

 

そこで、夕方6時以降はカフェインを含んだコーヒーなどは飲まないようにして、それ以降はノンカフェインのルイボスティなどのハーブティを飲むことをお勧めします。

 

そうすればカフェインの効果が睡眠に悪影響を及ぼす可能性もかなり低くなりますね。

 

ビタミンC

 

ルイボスティはビタミンCが豊富に含まれています。

 

仕事や家事、子育てなどでストレスが溜まっているような状況が続くことが多い私たちの生活ですが、そんな時こそビタミンCが必要になっている状態です。

 

ビタミンCがなぜストレスを感じているときに必要なビタミンなのかというと、ストレスに対応するために身体が反応すると、体内のビタミンが急速に使われて失われてしまうからです。

 

そのため、ストレスを感じるときには、ビタミンCを補給する必要があるのですが、ルイボスティならば、簡単にビタミンCも補給することができて、とても便利ですよね。

 

さらに、ルイボスティのあの自然な甘みが、気分転換にとても効果があると感じています。

 

そして、ビタミンCは、美肌のためにも必須のビタミンです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

その意味でも、ルイボスティは理想的なお茶ということができそうですね。

 

まとめ

 

ルイボスティには、高い抗酸化作用があるため、アンチエイジングや美容のためには、愛飲したいお茶ですね。

 

私たちはどうしてもストレスの多い生活を送ることが多くなっています。

 

ストレスは長期に続くと、やはりアンチエイジングや美容にはマイナスの影響が出てしまいます。

 

血流が悪くなったり、さらには記憶を司る海馬にも悪影響を及ぼすとの研究報告もあります。

 

ですから、できる限り早くストレスには対応する必要があるのですが、その意味でもルイボスティは理想的なお茶だと思います。

 

ノンカフェインですから、どんな時でも飲みたくなった飲むことができますし、ほのかな甘みに本当に癒される気がします。