読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

睡眠時間を長くしたい。そのために良い習慣を作るステップとは?

良い習慣を作るために

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アンチエイジングや美容のために良いこと、やらなければならないことはわかっているけれど、なかなか実行できない、ということってよくありますよね。

 

飲酒や喫煙は健康に悪い、アンチエイジングや美容のためには、これらのことをやめなければならない。

 

頭では理解しているけれど、なかなか実行できないものです。

 

野菜中心の生活をしたり、睡眠時間を増やしたり、やらなければならないことはわかっていても、実行しようとすると、まさに三日坊主。

 

これで自己嫌悪に陥って、さらに自分を責めるという状況を繰り返していませんか?

 

自分を責めるということは、ストレスにどうしてもなってしまいますから、できる限り避けたいですが、どうすればよいのでしょうか?

 

脳の特性

 

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私たちの脳というのは、大きな目標にとても魅力を感じますよね。

 

ですから、1か月で10キロやせるとか、毎日1万歩以上歩く、というような大きな目標を立てて、とても満足するわけです。

 

しかし、そんなことを継続することができるわけもなく、そんな自分に失望したり落ち込んだりする。

 

私もその気持ちがよくわかります。

 

新年が始まって目標を立てても、続いた試しがないですから。

 

どうやら脳は、何とか最小の努力で何かを成し遂げよう、行おうとするような性格があるようですね。

 

新しい習慣を身につけるために

 

ですから、大きな目標を立てることは、この性質を敵に回すことになってしまいます。

 

そこで、目標を達成するためには、この性格を敵に回すのではなく、味方につけるようにする必要があります。

 

小さな変化

 

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新しい習慣を身につけようとする場合には、大きな目標に向けて、小さな変化から始める必要があります

 

夜の10時に布団に入ろうという目標を立てたとして、夜更かしが習慣になっている場合は、それを継続することは難しいでしょう。

 

ですから、大きな目標は夜の10時でも良いのですが、今日から15分早く布団に入ることを目標にするのです。

 

15分が苦痛に感じるのであれば10分から始めること。

 

このように新しい習慣を始めようとする場合は、すんなりと受け入れることができるような小さな変化から始めるのです。

 

変化を脅威と感じないほどに小さなことから始めること、これが新しい習慣を始めるときのコツになります。

 

固定化

 

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そして、この変化を固定化することが第二段階となります。

 

固定化するということは、考えることなく行えるようになることですが、そのためには今行っている習慣に、新しい行動をセットにする、組み込むことで固定化しやすくなります。

 

歯磨きをしてしばらく時間をおいてから布団に入る、というような場合には、歯磨きをしたらすぐに布団に入るというような感じで、普段の行動に組み込んでいくことで、考えることなく、新しい習慣を固定化することが容易になります。

 

考えないで実行

 

そして、新しいことを習慣化するためには、考えないことです。

 

寝る時間を早くする、と決めていつもよりも15分早く寝ると決めたのなら、その時間になったら考えることなく布団に入ること。

 

習慣化を失敗するのは、その時間が来たにも関わらず、「本当にそうすべきだろうか」と自分に問いかけるからです。

 

そうなると、脳は現状を維持しようとしますから、いろんな言い訳を頭の中に出してきます。

 

  • 明日から始めればよいのではないか?
  • 昨日15分早く寝たのだから、今日は遅くてもよいのではないか?
  • 15分ぐらい早く寝ても何も変わらない。

 

心当たりはありませんか?

 

こうなると、寝る時間を早めるために、決断が必要になってしまいます。

 

新しい習慣を始めるときには、決断にはとても大きな力が必要になります。

 

大きな力が必要になるというのは、新しい習慣を作るときには好ましくない状況です。

 

なぜなら人間の脳は、小さな努力で何事もやりたい、という性質があるからですね。

 

ですから、余計なことは考えることなく、15分早く布団に入ることです。

 

ほめる

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そして、自分をほめてあげることも重要です。

 

褒められると、やはり人は継続しやすいものですよね。

 

新しい習慣を始めるときは、おそらく誰もほめてくれないと思いますので、自分で自分をほめてあげるのが大切です。

 

もちろん、誰かがほめてくれる状況にあるのなら、それがベストなのですが。

 

ほめると言っても、大げさなことをする必要はありません。

 

心の中で「えらいぞ」「よくやった」と言ってあげるだけで十分です。

 

最初はばかばかしい、と思うかもしれませんが、続けてみてください。

 

効果をきっと実感することができると思いますよ。

 

まとめ

 

古い習慣を変えようとするときには、大きな力が必要になります。

 

なぜなら、古い習慣ができているのは、その状態が心地よいからですよね。

 

心地よいことを変えようとすると、どうしても大きな力が必要です。

 

そこで、最初は小さな変化から始めていくことが大切だということです。

 

私たちは最初から大きな結果を期待しがちです。

 

今日からアンチエイジングを始めて、明日にはすごく若返っていたい、とか。

 

これも小さな努力で大きなことを成し遂げたいという、私たちの脳の特性ですから、仕方のないことですが、脳の特性とは上手に付き合っていく必要がありそうです。

 

小さな変化を継続させること、これがアンチエイジングや美容、健康、そしてそれ以外のことでも、一番重要なことなのかもしれませんね。