読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

内臓脂肪が増えてきたかも?そんなときに心がける3つのこととは?

腹囲が大きくなってきた

 

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内臓脂肪がたくさんありすぎると、健康に良くないということはもう常識になっていますよね。

 

健康診断でも、メタボ検診でお腹周りを測定されるはず。

 

これは、内臓脂肪がどれだけついているか、ということを見るための検診です。

 

本当はこれだけではなく、空腹時血糖や血圧、コレステロールなども組み合わせてみるため、お腹周りだけを見ているわけではないのですが、お腹周りが大きくなってきた場合はやはり要注意ではあります。

 

鍛えに鍛えて腹囲が筋肉で大きくなっている人も当然いらっしゃるでしょうから、すべての方が要注意になるわけではありませんが、筋肉で大きくなっているのではないことはご自身でわかりますよね。

 

その腹囲の基準としては、男性85cm以上、女性90cm以上の人の場合は要注意と言われています。

 

内臓脂肪の働き

 

私たちの身体は、内臓脂肪も当然必要な脂肪として体内に蓄えられています。

 

その量が適切であれば、内臓脂肪は健康にとても良い働きをしてくれるわけです。

 

  • ホルモンの伝達物質の生成、伝達
  • 体温の保持
  • エネルギーを蓄える場所
  • ビタミン類の消化、吸収、運搬

 

脂肪細胞はこのような働きの他にも、様々な働きを司っており、私たちの身体の健康を支えてくれているわけです。

 

内臓脂肪の悪影響とは

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しかしながら問題になるのは、内臓脂肪が増えすぎてしまった場合です。

 

身体の健康維持に必要な内臓脂肪が多いとなぜ健康に良くないのでしょうか?

 

実は、内臓脂肪に限らず脂肪細胞がが増えすぎると、その脂肪細胞が悪玉化すると言われています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

悪玉化する理由は、こちらを参考にしていただくとわかりやすいと思います。

 

ここでは簡単に解説すると、脂肪細胞がたくさん増えすぎると、脂肪がぎゅうぎゅうに詰まった満員電車のような状態になってしまうことになります。

 

その結果、炎症などが起こってしまうことで、脂肪から健康に悪影響のある物質が分泌されたりするのです。

 

アディポネクチンの分泌が低下

 

内臓脂肪からは、身体によいと言われるアディポネクチンが分泌されています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

アディポネクチンは、こちらの記事を参考にしていただくとわかりやすいと思います。

 

長寿ホルモンと言われるこのアディポネクチンは、様々な恩恵を私たちに与えてくれる素晴らしいものです。

 

例えば、動脈硬化を予防してくれる効果があり、血管をしなやかで柔らかい状態をキープしてくれます。

 

そのため、血流がスムーズになることで、全身に栄養を効果的に運ぶことができるため、アンチエイジングや美容はもちろんですが、健康促進にもとても効果が高いです。

 

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また、アディポネクチンは痩せホルモンとも呼ばれるもので、脂肪燃焼を効果的にしてくれる作用があります。

 

ダイエットにうれしいホルモンなわけですが、それが脂肪細胞から出てくるというのは少し変な感じがしますね。

 

しかし、内臓脂肪が増えすぎると、このアディポネクチンの分泌が少なくなってしまうのです。

 

そうなると、当然動脈硬化が進んでしまう可能性がありますし、その結果、高血圧や心筋梗塞脳梗塞などのリスクが高くなってしまいます。

 

さらに、動脈硬化は血管が固くなってしまうことですから、血流が悪くなってしまいます。

 

血流が悪くなることは、万病をもたらしてしまう可能性があるのはお判りいただけると思います。

 

栄養が十分に運ばれない可能性がありますし、同時に老廃物がスムーズに除去されないことも十分に考えられます。

 

ですから、内臓脂肪が増えすぎないようにすることはとても重要なことなのですね。

 

内臓脂肪を増やさないためには?

 

内臓脂肪を増やさないためには、何を心がければよいのでしょうか?

 

運動

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内臓脂肪は燃焼させやすい脂肪であると言われています。

 

お勧めの運動としては有酸素運動ですので、30分程度のウォーキングなどを習慣化されるのが良いのではないでしょうか?

 

ちなみに、ウォーキングのための時間を設定するというのが理想ではありますが、そんな時間は忙しくて取れないという場合は、日ごろの生活の中で歩く機会を増やしていくというだけでも効果があります。

 

駅までの距離を早歩きで歩いていく、エレベーターをできるだけ使わないで会談を使うなどを心がけるだけで十分だと言われていますので、日ごろの生活のなかでできる限り身体を動かすように意識しましょう。

 

お腹がすいたら食べる

 

食事の摂り方は、内臓脂肪に直結する重要なものであることは、説明する必要もないでしょう。

 

内臓脂肪が増えるということは、生命維持に必要な分以上のものを食べているという証拠です。

 

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簡単に言ってしまえば食べ過ぎているのです。

 

そのため、意識すべきなのは、食事では腹八分を心がけることです。

 

でもそれはかなり難しいかもしれませんね。

 

腹八分を意識していても、いざ食事となると、お腹パンパンになるまで食べてしまいますよね。

 

私もその一人です。

 

そこで、考えるべきなのは、お腹がすいてから食べているかどうかです。

 

普通はお腹がすくから食事を摂るはずですが、お腹がすいていなくても、時間が来たから食事を摂る、というのが現代の生活ではないでしょうか?

 

生活のリズムを一定にすることは、健康にとても重要なことなのですが、それで内臓脂肪を増やしていては、健康的な生活とはとても言えません。

 

そこで、お腹がすくまでは何も食べない、ということを意識することをお勧めします。

 

小腹がすいたから、お菓子をつまむ、というのは最もやっていはいけないことです。

 

小腹がすいたら、お茶や水などを飲んで、本当にお腹がすくまで待ちましょう。

 

炭酸水なども、小腹がすいたときにはお勧めの飲み物です。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

ただし砂糖が入っていては意味がありませんよ。

 

食べ過ぎは次の食事で調整

 

人はどうしても食べ過ぎてしまいます。

 

甘い物やおいしいごちそうがあれば、食べ過ぎるなというほうが無理ですよね。

 

そんな場合は、食べ過ぎた次の食事から調整することが重要になります。

 

man in white crew neck t-shirt and blue denim jeans sitting on white sofa chair

 

接待やお付き合いで、2軒3軒はしごして、最後はラーメンでしめました、ということがあった場合、また、女子会でたくさん食べすぎてしまった、飲みすぎてしまった、という場合はその次の日の朝食、昼食ですることが重要です。

 

当然お腹がすいていないはずですし、食欲もないような状況のはずなので、水だけとかフルーツだけとかで十分でしょう。

 

朝食を食べなければならない、というような感情はこの際捨ててしまった方が良いかもしれません。

 

現代社会は、食べたいものがどんな時間でも好きなだけ食べられる状態です。

 

夜中に食べなければならないということも少なくないでしょう。

 

そんなときには、食べ過ぎたことに罪悪感を感じながら、何もしないということはそれ自体がストレスとなってしまうことがあります。

 

そうなると、身体の代謝が悪くなってしまうことによって、さらに内臓脂肪がついてしまうという最悪のスパイラルに陥ってしまう可能性があります。

 

お付き合いや、好きなものをたくさん食べる場合には、スパッと割り切って次の食事から調整するということを前提にして、思いっきり楽しんでしまえばよいのではないでしょうか?

 

まとめ

 

もちろん健康維持を心がけていて、三食を時間通りに食べるようにしていて、毎回お腹がすいている状態で食べているという状況は理想です。

 

しかし、今は飽食の時代と言われていますので、いわば内臓脂肪をためるためには、最適の時代ということになります。

 

そんな中で、内臓脂肪をためないようにするためには、一回の食事の内容に一喜一憂するのではなくて、1日の食事、1週間の食事で上手に調整しながら生活する必要があります。

 

それが飽食の時代に健康でいられるようにする、そしてアンチエイジングを心がけていつまでも若々しくいるための方法なのではないでしょうか?