読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

血管、血液のアンチエイジングにはまず納豆!

未病で止める重要性

 

血流がスムーズであるということは、アンチエイジングや美容に重要であるということはもちろんですが、その大前提である健康維持のためにも重要であることは明らかです。

 

血流が悪くて、身体の隅々にまで栄養が届かないような状態で、健康を維持しようとしても無理ですし、栄養が届かないだけではなく、老廃物を効率的に体外に排出することができないため、アンチエイジングや美容どころではない、という話になります。

 

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なんとなく身体の調子が悪い、病気というわけではないけれど疲れやすい、などの原因はたくさん考えられるのですが、血流が悪くなり始めるとそのような感覚になるようです。

 

疲れやすいとか、だるいという状態では、病院などで診察してもらっても原因がよくわからない、ということが多いものですが、そのような状況を東洋医学では未病といい、この未病の状態でしっかりと対応しておくことが、病気を予防するためには重要であると言われています。

 

また、だるいとか疲れやすいという感覚はない、という場合でも血流をスムーズにするということは、常に意識しておきたいことですので、もうこのテーマは全員に必要なテーマということになりますね。

 

血液の量

 

その重要な血液ですが、私たちの中にはどれほどの血液があるのでしょうか?

 

私たちの身体を流れる血液は体重の約8%と言われています。

 

例えば、体重60㎏の人であれば、約5kgの血液が毎日身体を何度もめぐっているということになりますね。

 

500mlのペットボトル10本分の血液が体中をめぐっていることになります。

 

すごい量ですね。

 

一度ご自身の血液の量がどれほどなのか計算してみると、血液の量を実感できると思います。

 

血流を悪くする血液とは

 

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血流がスムーズであるということは、血液がきれいであるということにもなります。

 

それはなぜかというと、血液が汚れているとどうしても血流が妨げられてしまうからです。

 

血流を妨げる血液の状態にもいろんなものがあるのですが、大きく分けると次の3つになります。

 

  • ネバネバ血液


ネバネバ血液は血糖値が高めの人の血液によくみられる状態です。

 

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血液内の血糖が増えると赤血球の膜に作用して、柔軟性が低下し、変形能が低下してしまい、その結果、細い血管内をスムーズに通ることができなくなってしまいます。

 

細い血管内を通ることができないのですから、当然血流が悪い状態になってしまいます。

 

また、本来はくっつき合わない性質の赤血球が、塊になることでさらにネバネバになってしまうこともあります。

 

塊になれば、その分大きくなるわけですから、これまた細い血管を通ることができなくなりますね。

 

そのため、血糖値が高めの人は血流には要注意なのです。

 

  • ベタベタ血液

 

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私たちは過労や寝不足、ストレスが続くと白血球の粘着性が高くなることがあります。

 

その結果、白血球同士がくっついて血管壁にくっついてしまいます。

 

これが、血液の流れを悪くする原因になりますので、ストレスを長期間受けたり、寝不足が続くような状態は血流を悪くしている可能性があります。

 

  • ザラザラ血液

 

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アルコールや糖質のとりすぎは、血小板の凝集性と粘着性を高めてしまいます。

 

また、中性脂肪の燃えかすであるレムナント量が増えると、より血小板の凝集能を高めることから、血中脂質の値が高い人は注意しなければならない血液の状態ですね。

 

これらの血液の状態はどれか一つだけ、ということは少ないようでいろんな用意が絡んで血液の状態を悪くしているようです。

 

血管への影響

 

このような血液の状態に血管は無関係、というわけには当然行きません。

 

血液が悪ければ、血管も当然悪影響を受けます

 

血管は血流をスムーズにするために、強くそして柔軟な状態になっています。

 

しかし、血液がドロドロの状態、ネバネバの状態であったりすると、血管に付着するものが増えてしまいます。

 

その結果、血管は柔軟性を徐々に失ってしまい、血流を妨げる結果になります。

 

それが動脈硬化につながることもあり、さらには心筋梗塞脳梗塞などの原因となってしまいます。

 

血液、血管を健康な状態に保ち、健康促進をすることでアンチエイジングや美容を効果的に行うことができ、逆に血流を無視していると、その効果が全く現れない、という悲しい結果になってしまいます。

 

血流改善には納豆

 

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血流改善の方法としては、たくさんの方法があり、どれか一つだけをやればよい、というものではありません。

 

しかし、まず取り掛かるべき方法としては、納豆を食べるということです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

納豆には、たくさんの健康に良い成分が含まれているのですが、血液をきれいにする、血管を健康にする成分もたくさん含まれています。

 

イソフラボン

 

イソフラボンポリフェノールの一種で抗酸化作用を持つ成分です。

 

大豆にはイソフラボンが豊富ですし、イソフラボンは女性ホルモンに構造が似ており、骨粗しょう症予防やアンチエイジングに効果的といわれる成分です。

 

このイソフラボンの抗酸化作用によって、私たちの身体を酸化から守ってくれます。

 

血液や血管も酸化されることでダメージを受け、血流を妨げてしまう結果になるのですが、イソフラボンなどのポリフェノールを摂取することで、その状況を防ぐことができます。

 

ナットウキナーゼ

 

ナットウキナーゼは納豆菌によって作られる納豆独自の酵素のことで、納豆のネバネバに含まれる成分になります。


ナットウキナーゼは、血管にできる血栓を溶かす働きがあるため、まさに血流改善にはピッタリの効果といえるでしょうね。


ナットウキナーゼは酵素ですので熱に弱いため、あまり長時間加熱せずに食べるようにしましょう。

 

炊き立ての熱々のご飯に乗せると、ナットウキナーゼの効果がなくなってしまうと言われていますので、少し冷ましたご飯に納豆を乗せるか、ご飯とは別に食べると、効果的にナットウキナーゼを摂ることができます。

 

ナットウキナーゼの効果が、炊き立てのご飯に乗せるとすべて失われるというわけではないので、気にしないという場合はいつも通りの食べ方でよいと思います。

 

食物繊維

 

納豆には食物繊維が含まれていますので、腸内環境を整えることができます。

 

食物繊維が腸内に届くと水を含んで膨張し、便通を整えます。

 

便秘などを予防することになり、腸内環境が整うというわけですね。

 

また、食物繊維は腸内の善玉菌の餌となることで、さらに腸内環境を整えることができますので、積極的に摂りたい成分ですね。

 

腸内環境を整えることは、血液をきれいに保つためにはとても重要になります。

 

なぜなら、腸内環境が悪くなると、悪玉菌が腸内に増えるために、身体によくないものを分泌し始めます。

 

それが血液に溶け込むことで体中に運ばれるので、当然健康に良くないですし、それを受け取る血液も当然ダメージを受けるわけです。

 

腸内環境を整えて、善玉菌を増やし、身体によい物を分泌するようになっている状態が、血液の健康にも重要ということですね。

 

まとめ

 

血液の健康は、アンチエイジングや美容には切っても切れないものです。

 

血液を健康に保ち、血管が強く柔軟であれば、身体を若返らせる成分などが効果的に身体の隅々にまで届けられるため、アンチエイジングや美容の効果を高めてくれます。

 

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そのためには、まずは毎日納豆を一パック食べるという習慣を作るとよいかもしれませんね。

 

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納豆には、血液や血管への効果だけではなく、様々な健康効果がありますので、それはとても良い習慣になると思います。