アンチエイジングで肌のシミを改善したい!そのための食べ物はレモン?
シミやしわがない人は健康?
アンチエイジングを心がけている、美容に気を使っている、健康を促進して健康寿命を長くして楽しい人生を過ごしたい。
これは女性に限らず、誰もが願っていることですよね。
アンチエイジングや美容を心がけている方は、実際若々しく見えて、いつまでも自分の趣味や仕事に全力で取り組んでいる方が多いものです。
そういった方って、シミやしわが少なくってうらやましいと考えたことがありませんか?
見た目が若いというのは、ただ若く見えるというだけではなく、身体も健康を維持しているということが多いです。
ですから、シミやしわを減らしてアンチエイジングを心がけるということが、健康を促進するということにもつながりますので、見た目の若さの維持も実は重要であるということですね。
肌のシミを改善したい
アンチエイジングを進めるためには、やはり肌のケアがとても重要ですよね。
肌が老化してしまって、シミがたくさんできてしまったり、しわが増えたりすると、どうしても老けて見られてしまいますから。
肌のケアが見た目の若さを左右しますし、肌がきれいだと自信も出てきて日々の生活も楽しく過ごすことができますよね。
レモンの効果
シミを消すためには、日々の生活を見直す必要があるのですが、手軽で一般的に行われている方法として、シミの部分にレモンの果汁を塗るという方法です。
テレビなどで、肌のケアのために、レモンの輪切りを顔に乗せているところを見たことがあるかもしれませんが、この方法はあまりお勧めできません。
レモンは酸性が強いため、肌が弱い、乾燥肌や敏感肌の方の場合は、過剰に反応してしまう可能性があり逆効果になってしまう可能性があるからです。
レモンをシミのケアに使うときには、レモンの果汁を指につけて、その部分に塗るという程度が最適です。
レモンに含まれる酸にはピーリング効果があるのがその理由です。
そのピーリング効果によって、部分的に色素沈着を抑制してくれるため、肌のシミに効果があるのです。
この効果はシミを消してくれるものではないのですが、レモンはシミを明るくして目立たなくしてくれるため、一定の効果があります。
できれば、無農薬のレモンを使ってケアしたいですね。
酸化予防
身体が酸化する、いわゆる錆びることも老化を促進してしまう原因の一つです。
身体が酸化してしまうと、肌も当然酸化しますので、シミやしわが増えてしまう可能性があります。
なぜなら、身体の酸化はいろんなところで起こりますので、当然血管も酸化することで老化してしまいます。
血管が老化すると、柔軟性を失ってしまい、固くなってしまうことで、そこを流れる血液もスムーズに流れなくなってしまいます。
そうなると、肌に十分な栄養が届きませんし、老廃物も効果的に除去できないということになります。
肌自体が酸化するということに加えて、身体の他の部分が酸化することによって、このようにさらにダメージを与えてしまうことになります。
そこで、身体が酸化しないように抗酸化作用がある成分を含んだものを食べることが大切なのですが、レモンには強い抗酸化作用があるため、酸化予防にも効果的です。
肌に塗るよりもこちらの効果の方が重要なのではないか、と個人的には思っているのですが、外側からのケアだけではなく、内側からのケアもレモンが行ってくれるわけです。
- ビタミンC
レモンにはビタミンCがたくさん含まれているのは常識だと思います。
このビタミンCには強い抗酸化作用があるために、身体を酸化から防いでくれます。
- レモンポリフェノール
レモンには、ビタミンCだけではなく、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは多くの果物に含まれている抗酸化物質ですが、レモンにも含まれていて、強い抗酸化作用があります。
レモンポリフェノールは、特に皮の部分に多く含まれているので、できればレモンは皮も一緒に食べるとよいですね。
- レモンフラボノイド
レモンには、さらにレモンフラボノイドが含まれていて、この成分も抗酸化作用があります。
抗酸化物質の効果を高めるためには
抗酸化作用を高めるためには、一つの抗酸化物質を摂るのではなく、同時に何種類もの抗酸化物質を摂ることで、効果が相乗的に働き、抗酸化作用が高くなると言われています。
そのため、レモンにはたくさんの抗酸化物質が含まれており、理想的な食べ物ということになりそうですね。
糖化を防ぐ
老化を早めるとされる悪玉物質に、AGE's(終末糖化産物)があります。
これは、体内の血糖値が急速に高くなるとつくられるもので、酸化は身体がさびると表現されることがありますが、この糖化は身体が焦げる、と表現されるものです。
糖化によってできるAGE'sは、体内のタンパク質にくっつき変性させ、動脈硬化や認知症、がんなど、さまざまな病気を引き起こすかもしれない、といわれています。
また糖化によってできたAGE'sは、肌の下にあるコラーゲンを攻撃し、肌の弾力や張力を衰えさせてしまいます。
そのため、糖化はお肌の敵ということができますが、それを防ぐためには、血糖値が急激に上昇することを防止する必要があります。
実はレモンには、血糖値を急上昇することを予防することで、糖化を防ぐ効果もあります。
血糖値は、糖質をたくさん食べた食後に当然急上昇しやすくなるのですが、食前にレモンの果汁を30グラム摂っておくことで、血糖値の上昇がスムーズになったという実験結果が報告されています。
食前にレモン果汁を水で割って、レモン水のようにして飲んでおくことで、糖化を防ぐことができるということになりますね。
食事によるAGE'sの摂取
AGE'sは高血糖によって体内でつくられるだけではなく、身近な食べ物にも潜んでいます。
トーストや焼きおにぎり、おこげなどの褐色の焦げ色がそれです。
料理における焦げた部分は、その素材をさらにおいしくしてくれるものですから、できればそれをなくすのは避けたいですよね。
食品を調理して焦げができるなどによってできるAGEは微量ですので、過剰に意識する必要はないと言われています。
どうしても気になる方は、揚げ物や炒め物よりは、蒸し物や煮物を選んだりするとよいです。
また、揚げ物には先ほどから登場しているレモンをかけるなど、AGE'sを取り込まない工夫するという方法もあります。
とはいえ、食事からのAGE'sについては、あまり気にする必要はないようなので、むしろ気にせずに、楽しく食事をする方がお肌には良いのではないでしょうか?
注意点
他の果物と同様に、レモンも黄色い皮の部分にたくさんの栄養が含まれています。
そのため、できれば皮の部分は捨てないで食べるべきなのですが、多くのレモンには農薬が使われている可能性が高いです。
そのため、無農薬であり防腐剤やワックスが使われていない、ということがわかるものでない場合は、残念ですが皮は捨てたほうが良いでしょう。
まとめ
アンチエイジングによって、肌のシミを消したい、作らないようにしたい、というのは誰もが望むことです。
その希望をレモンが叶える力を持っているかもしれません。
もちろんレモンだけを食べていればよいというわけではありませんが、積極的に食べていないという方が多いように感じますので、今からはレモンを積極的に食べるようにしてはいかがでしょうか?