読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

アルコールは飲みたいけれど良質な睡眠もとりたい!そんな都合の良い方法はある?

睡眠の質を下げるものは?

 

良い睡眠は健康の基本ですし、アンチエイジングや美容のためにも必須ともいえるものです。

 

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ですから、いかに良質の睡眠を確保するかを最初に考えて、そこからスケジュールを決めていく、という方法が最も良い方法だと私は考えています。

 

それが、日々の生活を充実したものにしてくれるのであって、日々の生活を充実させたい、と考えて睡眠時間を減らすという行為は逆効果しか生まないように思います。

 

そして、その睡眠の質を向上させるために、どうしても避けて通れない問題があります。

 

それはアルコールです。

 

アルコールを飲めば、眠りも深くなると考えている方が多いようですが、アルコールは深い睡眠を妨げるものです。

 

数杯のお酒を飲んですぐ寝たときのことを考えてみてください。

 

飲酒の後にいったん深い眠りについた後、目が覚め、眠りかけては起き...を一晩中繰り返すという経験をしたことはないですか?

 

それを引き起こしているのは「リバウンド効果」です。

 

リバウンド効果というのは、アルコールを飲んだ後に寝ると、それは普通の睡眠ではないために、身体がアルコールによる睡眠から目覚めようとするのだそうです。

 

アルコールで寝ているのも、普通の睡眠も私たちにとっては同じものですから、同じようにできればよいのですが、身体はそうは働かないようですね。

 

私たちはホメオスタシス(恒常性)によって、現状を維持しようとする力が働きます。

 

体温や心拍数を常に一定に保っているのはこのおかげなのですが、睡眠もいつもと同じように保とうとするために、アルコールによる睡眠はいつもとは違うものと考え、睡眠のリズムを狂わせるわけです。

 

その結果、わずかな光にも反応したり、小さな車のクラクションにも目が覚めてしまうというような状態になってしまっています。

 

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飲酒の翌朝、二日酔いまではいかないけれど、身体が重いとか怠いという感覚になっている場合は、睡眠がアルコールによって阻害されている可能性が大です。

 

ですから、良い睡眠、そしてアンチエイジングや美容のためには、アルコールは飲まないほうが良いわけです。

 

アルコールを飲まざるを得ない

 

とはいっても、付き合いもあるし、何よりアルコールが好きだという場合は、飲まないというわけにはいかないかもしれません。

 

もちろんその場合は、適量を守っての飲酒にしなければならないのは当然のことです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

さらに、睡眠を妨げないように、上手にアルコールと付き合う必要があります。

 

バランスの良い食事を摂る

 

これは、常日頃から心がけておく必要があることです。

 

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身体の中に、アルコールを分解するための栄養素がしっかりとある、という状態でいることが、飲酒には必要なことです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

それは、二日酔いを避けるという意味でも重要なことです。

 

そして、さらに飲酒しているときにも、バランスの良い食事を摂るということはとても重要なんです。

 

理想的なことを言えば、アルコールを口にする前に、栄養のバランスの取れた食事をしておくことですが、お付き合いやパーティーの時には、まずは乾杯からというのが通常ですよね。

 

ですから、乾杯の後はバランスの取れたおつまみを食べることをメインにして、お腹の中にタンパク質や糖質、脂質などが入っているようにすることが重要です。

 

これによって、アルコールの吸収率が下がり、身体がアルコールの処理のためにオーバーワークになってしまうことを防ぐことができます。

 

しかし、おつまみにフライドポテトや、から揚げなどのようなものばかり食べていると、アルコール分解のための栄養が全く足りない状態になってしまいます。

 

できれば、野菜や果物、大豆製品や焼き魚などを食べるようにすると、アルコールを解毒するための栄養が補給できるためお勧めです。

 

水分補給

 

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アルコールを飲んでいるときには、トイレが近くなると思いますが、これはアルコールの利尿作用によるものですが、この結果私たちの身体は脱水症状になってしまうことになります。

 

ですから、アルコールを飲むときには同時に水を飲むことが大切です。

 

アルコールによる頭痛や、暑くて寝られない状態などの原因の一つが、この脱水症状によるものです。

 

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快適にアルコールを飲むために、アルコールと同じ程度の水を飲むことをお勧めします。

 

アルコールを飲むペース

 

良質の睡眠をとることを考えた場合、お付き合いや飲み会は早めに切り上げて終わりにするということが理想です。

 

しかし、そうはいかないということもあると思います。

 

そんな場合は、アルコールを飲むペースを終盤にかけて落としていく必要があります。

 

アルコールの処理には個人差があるために、一律には言えないのですが、睡眠の4時間前にはアルコールを飲むことを終わりにすれば、ある程度の睡眠の質を保てると言われています。

 

ですから、お付き合いに参加している場合も、終盤にはほとんどアルコールを飲まないような状態になっているとよいですね。

 

しかし、せっかくのお付き合いやパーティーだから楽しみたい、ということもあると思います。

 

そんな場合は、最初に多めのアルコールを飲んで、終盤にかけてはアルコールを減らして最後はソフトドリンクにする、というのが良いでしょう。

 

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もちろん最初に大量のアルコールを一気に飲むなどの行為はしてはいけません。

 

記憶をなくしてしまうほど飲んでしまったり、急性アルコール中毒になってしまうなどの行為は、場を楽しむどころか、周りに迷惑をかけてしまう行為になります。

 

自分の適量を把握して、最初に多めのアルコールを飲んで楽しく過ごしながら、睡眠のためにアルコールを減らすということが重要です。

 

そうすることで、酔いを上手に楽しみながら、お付き合いもできるというわけです。

 

寝る環境を整える

 

アルコールのリバウンド効果によって、私たちは目が覚めやすい状態になることは最初にお話ししました。

 

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その効果によって、ちょっとした光や音に眠りを妨げられてしまうため、十分な眠りが取れないという状態を避ける環境を作る必要があります。

 

飲酒も早めに切り上げて、眠る前にはアルコールがしっかりと抜けている場合は必要ないかもしれませんが、万が一アルコールが抜けていないような場合は、このような環境がとても有効です。

 

遮光効果の高いカーテンを寝室につけることは、アルコールに関係なく睡眠のためにはとても良いことです。

 

そのようなカーテンをつけていない場合は、アイマスクなどで光を遮る工夫が必要ですね。

 

そして、音によって眠りが妨げられないように耳栓をして寝るのも効果的です。

 

この状況からお分かりだと思いますが、朝寝坊覚悟の環境になっていますよね。

 

飲酒した後に睡眠を確保するためには、朝寝坊覚悟の環境を整える必要があるわけです。

 

しかし、多くの方は翌朝もしっかりと定時に起きる必要がある方のはず。

 

ということで、こんな環境を整える必要がないように、アルコールとの付き合い方は考えていく必要がありますね。

 

つまり、早めに切り上げろということです。

 

まとめ

 

アルコールとの付き合い方は、やはりとても難しいものがありますね。

 

どうしても飲みすぎてしまったり、深夜遅くまで飲んでしまったり。

 

人間ですから、そういった誘惑に負けてしまうのも当然といえば当然ですが、それを頻繁に繰り返すとやはり問題です。

 

自分の適量を知り、さらにアルコールを分解する時間をしっかりと理解してアルコールとは付き合う必要がありますね。