読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

冷え性を改善すべき理由とその方法について

冷え性の改善は必要?

woman wearing bobble cap looking upwards selective focus photography

 

冷え性に悩む人、特に女性が冷えに悩んでいる方が多いようです。

 

冷え性というと、それほど深刻に考えない方も多いのかもしれませんが、冷えは万病の元、と言われるように、放置しておくことはあまりよくないことです。

 

なぜ万病の元と呼ばれるのかというと、冷え性を放置しておくことで、生理不順、無月経、月経困難症、月経前症候群PMS)、不妊症、更年期障害、肩こり、過敏性腸症候群、下痢、慢性疲労、などなどの様々な原因となってしまいます。

 

ですから、冷え性はできる限り早く改善することがとても大切になります。

 

冷え性の原因

 

冷え性には様々な原因があって、どれか一つが原因となっていることは少なく、いろんな原因が重なって冷え性になっていることがほとんどです。

 

代表的な冷え性の原因は以下のようになります。

 

  1. 熱を作り出す筋肉量が少ない。
  2. 体温調節を行っている自律神経がストレスなどで乱れている。
  3. 体内に不必要な水分がたまってしまって冷えやすくなっている。
  4. 血液循環が悪くなっている。

 

これを見てみるとわかると思うのですが、やはりどれか一つだけが冷え性の原因となっていることは考えづらく、むしろすべてが当てはまっていることの方が多いのではないでしょうか?

 

もちろん冷え性にはこれ以外にも原因は考えられます。

 

生活習慣が良くないことからくる、動脈硬化になっているような場合も冷え性になる原因となります。

 

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また、冷たい飲み物や食べ物をたくさん食べたり飲んだりすれば、当然身体は冷えます。

 

冷え性を改善するためには、やはり生活習慣を見直すことも必要になってくるのですね。

 

生活習慣を見直すことで、筋肉量を増やしたり、食生活を改めたり、ストレスに上手に対応するなどが冷え性を根本的に改善するにはとても重要になってきます。

 

冷え性を今すぐ改善したい

 

生活習慣を見直すことで冷え性を改善してくことが大前提となるわけですが、しかし、今冷えてつらいから何とかしたい、というケースもあるでしょう。

 

そんな時にお勧めできることをご紹介したいと思います。

 

 生姜

 

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やはり冷え性に効くものとしては、生姜を抜きにしては語れませんね。

 

生姜は昔から薬として使われることもあるほど薬効の高い食材として、多くの家庭で利用されてきたものです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

生姜が身体を温める効果を発揮するのは、ショウガオールという成分を含んでいるからです。

 

このショウガオールという成分は、生姜に含まれているジンゲロールという成分を加熱したときにできる成分です。

 

そのため、身体を温めたいという場合は、生の生姜よりも熱を加えた生姜を摂る必要があります。

 

ちなみに生の生姜のジンゲロールは身体を冷やす作用がありますが、殺菌作用など身体にとても良い効果がありますので、食べてはいけないということではありません。

 

生姜には消化を助ける働きもありますので、消化の機能が比較的低い日本人は代謝が低くなりがちなのですが、それを改善する助けもしてくれます。

 

一番手軽に摂る方法は、やはり生姜湯で飲むことです。

 

すり下ろしてお湯を注げばよいのですが、飲みづらい場合ははちみつなどを少し入れると飲みやすくなります。

 

また、生の生姜を薄くスライスして、天日干しで1日干したものをコトコト煮詰めることで、少し本格的な生姜湯ができます。

 

この生姜湯を蓋ができるタンブラーや水筒で持ち歩いて、少しずつ飲むと冷え性改善に効果が高くなりますね。

 

生姜は漢方薬にも使われるとても重要な食材ですが、ものすごく簡単に手に入りますので毎日の生活に取り入れるのも楽です。

 

ヨモギ

よもぎのイラスト

 

ヨモギも身体を温めてくれる食材として活用することがでいます。

 

ヨモギといえば草餅やヨモギ餅などに使われる程度で、あまりなじみがないかもしれませんが侮ってはいけません。

 

ヨモギは身体を温めて冷えを取り除く作用、そして痛みを取り除く作用があるために、「婦人科の要薬」と呼ばれることもあるほどで、婦人科疾患を改善してくれるとても心強い味方です。

 

ヨモギには、体表面だけでなく体の芯から温まるので冷え性改善だけではなく、肩こりからくる頭痛などにも効果があると言われています。

 

体表面だけではなく、身体の芯から温めてくれるという作用がヨモギにはあるため、この効果を利用した入浴剤も多数ありますね。

 

それほどヨモギの身体を温める効果は高いということです。

 

さらにヨモギは、葉の裏に細かい綿毛があるのが特徴で「モグサ」として鍼治療のお灸に利用されています。

 

加えてヨモギには、血行促進効果、発汗作用、抗酸化作用があるため、アンチエイジングに不可欠である皮膚のターンオーバーを促進してくれる効果もあります。

 

またヨモギは漢方では、艾葉(がいよう)といい、止血薬として用いられてきました。


日本では、民間で古来から切り傷などの出血に用いられてきました。

 

子供のころに葉っぱなどで切ったり、すりむいたりしたときに、ヨモギを使ったことがある人もいるのではないでしょうか?

 

おばあちゃんの知恵袋のような感じで伝わっていますよね。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

こまめに身体を動かす

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冷え性の場合は、運動不足によって筋肉の量が少ない場合に多くみられるものです。

 

その理由は本当にたくさんあるのですが、血行が悪くなるということもその理由の一つです。

 

筋肉の収縮によって、血流が良くなるのですが、筋肉の量が少ないと血液を押し戻すような作用が足りなくなってしまい、結果として血流が悪くなってしまいます。

 

血流が悪くなれば、当然身体の末端にまで血流がスムーズに届かなくなってしまうために、冷え性になってしまうことになります。

 

また、血流が悪いということは、同時に肩こりや頭痛の原因ともなってしまう可能性がありますので、十分な筋肉をつけて、血流を良くすることは冷え性改善だけではなく、様々な身体の不具合を改善することにもつながります。

 

そして、運動する習慣をつけることが重要ではあるのですが、今すぐできることとして、こまめに身体を動かすということを意識することをお勧めします。

 

これはどういうことをすればよいのかというと、まず、同じ姿勢を長時間続けないということが重要です。

 

同じ姿勢を長時間続けることで、どうしても筋肉が同じ状態を続けることになって固まってしまいます。

 

いわゆる「凝り」と呼ばれるような状態です。

 

そうなると、通常は柔軟な筋肉も固くなってしまうと自由に動けなくなってしまって、血管を不必要に圧迫してしまうことにもなりかねません。

 

同じ姿勢を長時間続けることで、冷えが助長されてしまうことがあるわけですね。

 

ですから、できるだけ同じ姿勢を保たないようにすることが重要になります。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

一番よくないのは、何時間も椅子に座って仕事や勉強をしている状態だと言われています。

 

長時間座り続けることは、喫煙と同じくらい健康に良くない、という研究報告もあります。

 

冷え性にも当然良くないことですから、少なくとも1時間に一回は席を立って、歩くなど別の行動をするようにしましょう。

 

まとめ

 

冷え性はつらいものですが、意外と軽視しがちでもありますね。

 

しかし、冷え性は血流が良くないことが大きな原因となっているものです。

 

血流が良くない、ということはアンチエイジングや美容にはもちろんですが、健康促進にも良い影響があるわけがありませんよね。

 

ですから、冷え性だと軽く見ることなく、日ごろの生活を見直しながら、冷え性改善を進めていくことが、アンチエイジングや美容を効果的に行う基本ともなります。