読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

甘酒の美肌効果、美白効果が凄すぎる!

甘酒の肌への効果

 

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甘酒は飲む点滴と言われるほどに栄養価が高い飲み物として有名ですね。

 

栄養価がそれほど高い甘酒ですので、疲労回復などにも効果が期待できますし、寒い日に温かい甘酒は本当にありがたいです。

 

また、甘酒の栄養価の高さは、美容やアンチエイジングにもとても良い効果をもたらしてくれます。

 

そんな甘酒に求める美容効果って何が多いでしょうか?

 

多くの方が一番求めているのは、やはり美肌美白効果ということになりそうです。

 

実際甘酒を飲むと美肌効果が期待できるのですが、それはいったいなぜなのでしょうか?

 

甘酒の美肌効果について見てみたいと思います。

 

甘酒の種類

 

甘酒には大きく2つの種類があります。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

詳しくはこちらを参考にしてみてください。

 

美肌効果がより高いと思われるのは、米麹から作られた甘酒になります。

 

とはいっても、酒粕から作られた甘酒にもたくさんの健康に良い効果がありますので、飲むべきではないということではありません。

 

ビオチン

 

米麹甘酒はビタミンB群が豊富に含まれています。

 

そしてビタミンB群の一種であるビオチンという成分が、甘酒には豊富に含まれていると言われているのですが、そのビオチンは美しい素肌を保ちつつ、髪をしっとりツヤツヤにしてくれる効果があると言われているのです。

 

ビオチンが不足することで起こるトラブルはたくさんあります。

 

皮膚に関しては、肌荒れの原因となってしまったり、皮膚の炎症の原因になるとも言われており、アトピー性皮膚炎にも関わっていると考えられているものです。

 

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さらにビオチンは、美しい髪をキープするためにも必要な成分です。

 

髪も皮膚の一部と考えられますので、ビオチンが不足することで抜け毛が増えてしまったり、白髪が増える可能性が高いと考えられているのです。

 

肌荒れを起こしていたり、髪が健康でなくパサパサしていたり、ボリュームを失ってしまうような原因になってしまうこのビオチンは、まさに美容に不可欠な成分ということができますよね。

 

そしてこのビオチンは、腸内環境が整っていれば体内で作られるものなのですが、食生活が乱れてしまったり、生活のリズムの乱れ、喫煙、過度な飲酒などによって不足することが考えられます。

 

肌や髪の毛の調子が良くないと感じていて、食生活などが乱れていると感じているときは、ビオチンが不足しているかもしれませんよ。

 

そんなときは、甘酒でビオチンを補給する必要があるのかもしれません。

 

コウジ酸

 

甘酒にはコウジ酸が含まれていることから、美白効果も期待できると言われています。

 

このコウジ酸は1907年に日本で発見された天然由来成分です。

 

杜氏(酒造り職人)の手が白く美しいということを何かで聞かれたことはないでしょうか?

 

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杜氏の手がなぜ美しいのかという理由を研究する中で見つかったのがコウジ酸です。

 

そこからさらに研究が進められ、1988年には美白成分として厚生労働省に認められました。

 

このコウジ酸には、シミやそばかすの原因となるメラニンを生成する酵素チロシナーゼ)を抑える働きがあります。

 

 

酵素が抑制されることで、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成が抑えられれば、当然肌の美しさを保つことができるわけですね。

 

また、このコウジ酸には、シワやたるみを引き起こす活性酸素や炎症の発生を抑える作用もあるとされています。

 

活性酸素が過剰にあると、肌も酸化されてしまうことになり、老化が進んでしまうのですが、コウジ酸はそれも抑制してくれるということで、かなり美肌、美白効果が高いということが言えますね。

 

さらにコウジ酸には、アンチエイジングにはありがたい効果である抗糖化作用があると言われています。

 

糖化というのは、簡単に言ってしまえば、体内にある余分な糖質とタンパク質とが結びついてしまうことで、身体が焦げると表現されることがあります。

 

この糖化が進む買い手で作られる物質がAGEsと呼ばれる物質ですが、この物質が肌の老化を進めてしまうと言われています。

 

AGEsは年齢を重ねるにつれ増えやすくなるとも言われており、それが肌の黄ばんだくすみの原因になってしまうことがあります。

 

しかし甘酒に含まれているコウジ酸にはこのAGEsの発生を抑える作用があるため、肌の黄ぐすみを防ぎ、透明感ある白くて美しい肌を作るためにとても良い効果を与えてくれるというわけです

 

フェルラ酸

 

そして、甘酒にはフェルラ酸も含まれています。

 

このフェルラ酸は、フェルラ酸はポリフェノールの一種で、酸化防止や紫外線吸収機能が認められている物質です。

 

そのためフェルラ酸は、医薬品、食品、化粧品などの原料として幅広く使用されています。

 

ポリフェノールの一種ですので、フェルラ酸には抗酸化作用があるのですが、その作用が肌を酸化から守ってくれるため、美肌効果が期待できます。

 

さらに、フェルラ酸は脳神経保護作用があることが、ラットを使った実験で明らかになっており、アルツハイマー病を予防する効果もあるのではないか、という期待がされている成分でもあります。

 

アンチエイジングにはかなり効果がある成分と言えそうですね。

 

そして、この話の流れで行くと、フェルラ酸には美白効果があるのではないか、という予測ができそうですが、その通りです。

 

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先ほど申し上げた通り、フェルラ酸は紫外線の吸収性があります。

 

さらに、メラニンの生成を抑制する効果もあるために美白の効果が期待できます。

 

コウジ酸と同じように、肌のシミやくすみ、そばかすの原因となるメラニン色素を生み出すチロシナーゼという酵素に直接働きかけるために、フェルラ酸はメラニンの生成を抑制してくれます。

 

その結果として、肌の色素沈着を防ぎ、透明感のある肌に導く効果が期待できるというわけですね。

 

適量を飲む

 

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甘酒は美肌美白効果が高いということで、できるだけその効果を早くしたいということで、たくさん飲もうとする方がいらっしゃるかもしれませんが、やはり毎日適量を飲むということが重要です。

 

もちろん、早く結果を出したいという気持ちもわかりますが、たくさん飲んだからと言ってすぐに結果が出るというものではありません。

 

甘酒は、その名前が示している通り、意外と糖質がたくさん含まれている飲み物になります。

 

適量を飲んでいれば、全く問題がないのですが、毎日飲みすぎれば糖質もそれだけたくさん摂ることになりますから、肥満につながる可能性があることになります。

 

適量としては、一日200ミリリットルと言われています。

 

そして、これは一度に飲むのではなく、1日2回程度に分けて飲むのが効果的と言われています。

 

例えば朝に1杯の甘酒、夕方にももう1杯という感じで分けて飲むと、より良い効果が期待できるようです。

 

例えばポリフェノールに関しては、抗酸化作用というありがたい作用があるわけですが、体内に蓄えておくことができない成分ですので、こまめに摂ることが理想と言われています。

 

甘酒に関しても、何度かに分けることでその効果が持続的にできるわけです。

 

まとめ

 

甘酒は飲む点滴と呼ばれているほどに栄養が豊富ですが、美肌や美白効果の高さは注目すべき点ですね。

 

アンチエイジングや美容を心がけている場合は、甘酒は積極的に飲んでいくべき飲み物ということになりそうです。

 

もちろん点滴という言葉が使われているので、風邪や疲れなどで体力がない時に飲むこともかなり効果的ですので、日々の生活に取り入れていくべき飲み物にすべきでしょうね。